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原賀 智子; 亀尾 裕; 星 亜紀子; 米澤 仲四郎*; 中島 幹雄
JAERI-Tech 2005-050, 35 Pages, 2005/09
日本原子力研究所から発生する低レベル放射性雑固体廃棄物をプラズマ溶融して製作される溶融固化体の簡易・迅速な放射能評価法として、線放出核種の非破壊測定法を検討した。Ge検出器のみを使用する通常の
線スペクトロメトリーで問題となる共存核種のコンプトン散乱に起因するバックグラウンド計数を低減させ、目的核種を選択的に測定するため、Ge検出器とBGO検出器を用いる、(1)逆同時
線スペクトロメトリー,(2)同時
線スペクトロメトリーを検討した。廃棄物中に多く含まれる
Coの存在下で、単一の
線を放出する
Csの測定に対しては逆同時
線スペクトロメトリーを、複数のカスケード
線を放出する
Euの測定に対しては同時
線スペクトロメトリーを適用した結果、
Csの検出限界値は約1/6に低減され、
Euの検出限界値は1/1.5に低減された。本法は放射能評価の迅速化に有効であることがわかった。