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植田 脩三
JAERI-M 87-027, 179 Pages, 1987/03
第1章では、パイプホイップやブロ-ダウン推力に関する従来の研究成果と本研究の目的を明らかにする。第2章では、配管破断試験装置の設置目的や仕様について明らかにする。第3章では、ブロ-ダウン推力の測定結果とその解析方法について検討した結果について示す。第4章では、試験配管とU型レストレントを用いてBWR・LOCA条件下でパイプホイップ試験を行ない、クリアランス、オ-バ-ハング長さ、試験配管の口径などのパラメ-タが配管やレストレントの挙動に及ぼす影響について明らかにする。第5章では、汎用有限要素法ADINAを用いてパイプホイップ解析を行ない、最大レストレント力などが推定できる事を示す。また、エネルギ-バランス法を用いた簡易解析によりレストレントの設置限界が定められる事を示す。第6章では、全体結論と実機プラントへの応用の一例を示す。
植田 脩三; 栗原 良一; 宮崎 則幸; 磯崎 敏邦
Int.J.Press.Vessels Piping, 18, p.161 - 176, 1985/00
被引用回数:3 パーセンタイル:77.88(Engineering, Multidisciplinary)本論文はBWR・LOCA条件下で行った4インチ口径パイプホイップ試験に関する解析結果について述べたものである。パイプ-レストレント系の動的構造解析は汎用有限要素法計算コードADINAを用いて行った。試験配管はビーム要素でモデル化した。4本のレストレントは1本のトラス要素でモデル化した。実験結果と比較して得た結論は次の通りである。(1)衝突時間、最大レストレント反力については実験結果と一致した。(2)パイプひずみの最大値はレストレントのオーバハング長さが短い時ほぼ予測できる。(3)パイプ変位は実験と解析とで良い一致は得られなかった。パイプ先端の変位は解析値の方が小さくなる。
植田 脩三; 磯崎 敏邦; 宮崎 則幸; 栗原 良一; 斎藤 和男*; 宮園 昭八郎
JAERI-M 9496, 61 Pages, 1981/05
本報告は4inch口径配管が瞬時破断をしたと仮定した時に生じる配管のパイプホイップ運動とそれを抑止するレストレントの挙動に関する実験結果をまとめたものである。試験圧力、温度は、BWR型原子炉の運転条件を選んだ。本報告に述べる3回の実験はレストレント設置位置を一定とし配管とのクリアランスを30、50、100mmと3種類変えておこなわれた。試験体に貼付したひずみゲージによる電気測定、残留変形測定、高速度カメラによる観測結果からパイプホイップ運動のメカニズムが推定できレストレントの有効性が確認された。試験配管の残留歪分布からレストレント近傍にヒンジが形成されていることがわかった。配管とレストレントの吸収エネルギーを評価した結果配管の方が大きなエネルギーを吸収することがわかった。