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横川 三津夫
JAERI-M 92-038, 69 Pages, 1992/03
本報告書では、ナビエ-ストークス方程式とエネルギー方程式を用いて数値シミュレーションを行うことによって、電子ビームによる金属溶融過程の非定常特性を明らかにした。また、固液境界面の時間発展を融解熱モデルを用いて予測した。この融解熱モデルは2相ステファン問題を用いて詳細に検討した。一方、格子数やクーラン数を変化させて、非線形項に対する1次風上差分法と高次精度差分法の適用可能限界について議論した。高次精度差分法を用いた数値シミュレーションによる溶融層形状は実験結果と一致することが分った。さらに、溶融層内の流れをモデル化したマランゴニ対流のレイノルズ数依存性について検討した。この結果、溶融層の周辺部に生じる2つの渦は、溶融層を形成する上で重要な要因となっていることが分かった。
高野 誠; 沢 和弘
Journal of Nuclear Science and Technology, 23(2), p.176 - 178, 1986/00
被引用回数:2 パーセンタイル:41.90(Nuclear Science & Technology)煉炭タイプ燃料ブロックとは、黒鉛と被覆燃料粒子を混合焼結した六角柱状のもので多数の冷却穴を有するものである。本報では煉炭タイプ燃料ブロックの伝熱流動特性を、燃料最高温度、圧力損失およびレイノルズ数により評価を行った。評価は、ある仮定された炉心設計パラメータに対し、煉炭タイプ燃料ブロックの形状に関するパラメータサーベイの形式で行った。検討の結果、煉炭タイプ燃料ブロックは非常に良好な伝熱流動特性を有し、ブロック型燃料を使用する高温ガス炉用の燃料として将来有望であることがわかった。
北原 種道; 横尾 宏; 海江田 圭右; 豊島 昇; 福島 征夫; 熊谷 勝昭; 山田 忠則; 小菅 征夫
Journal of Nuclear Science and Technology, 13(3), p.111 - 118, 1976/03
被引用回数:7固体状FPの沈着挙動に関する実験的研究を、インパイルヘリウムループを用いて、ガス温度500
C、レイノルズ数1,300~13,000の流動ガスを対象に行った。ステンレス鋼管を流動ガスに曝し、沈着したFPの流れ方向の分布を
線スペクトル測定法により求めた。沈着分布の形を基に沈着核種を3つのグループに分類できる。
5Zr-Np,
7Zr,
9Mo,
03Ru,
32Teを第1グループ、
Sr,

Ba-La,

Ceを第2グループ、

I,

Iを第3グループとした。

Csは第2および第3グループの特徴を示した。指数関数的分布を示す第1グループ核種に対して沈着係数を得た。沈着係数に及ぼす流量(レイノルズ数)の影響を検討した結果、レイノルズ数13,000以下の流れに対して、金属FPの沈着速度は境界層における物質移行によって決定され、表面での吸着にはほとんど影響されないことが分かった。