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幾島 毅; 本間 敏秋*; 石塚 宏*
Nucl.Eng.Des., 71, p.195 - 215, 1982/00
被引用回数:13 パーセンタイル:74.69(Nuclear Science & Technology)多目的高温ガス実験炉の開発に関して、日本原子力研究所において実施された炉心の耐震研究について述べたものであり、内容は(1)耐震研究計画、(2)耐震試験内容と得られた主要な結果、(3)シミュレーション解析から構成されている。耐震試験では、1コラム炉心、1領域炉心、垂直2次元炉心、水平2次元炉心による結果を述べ、炉心の変位特性、衝突特性、炉心支持剛性の変化による変位と衝突特性についても記述している。シミュレーション解析では、変位と衝突特性について試験結果と比較して、解析法の有効性を明らかにしている。
佐野川 好母; 幾島 毅; 大西 信秋; 須藤 高史; 宮園 昭八郎; 伊勢 武治
日本原子力学会誌, 22(12), p.890 - 902, 1980/00
有限要素法計算コードは構造解析のみならず、熱、流体、核計算にも広く使用されている。しかし、これらの計算コードの使用にあたっては、使用限界や解の精度を把握しておく必要がある。本報告は、現在使用されている有限要素法計算コードの妥当性や計算精度を調べるため、地震応答、非弾性解析、熱移動解析のベンチマークテストの結果と検討についてまとめたものである。得られた結果の要約は次の通りである。(1)地震応答解析において、数値積分法や積分時間刻みと解の精度について明らかにした。(2)シェル要素を含む振動解析では、シェル要素の特性によって固有値に差違が生じる。(3)弾塑性解析において、計算コード内の構成方程式の取り扱いの相違によって結果に差違が生じる(4)非定常温度解析では、物性値の温度依存性や発熱量の取り扱いの相違によって結果に差が生じる。
幾島 毅
JAERI-M 8273, 38 Pages, 1979/06
ブロック状燃料高圧ガス炉の炉心の耐震性は十分に確証されていない。それ故、この炉が地震国に建設される場合、十分な耐震研究が必要とされる。本報は、ブロック状炉心の地震応答解析に関するものであり、内容は、炉心耐震構造、解析モデルと計算式、振動特性に及ぼす種々の設計変数の影響、望ましいブロック形状である。解析のために、3つのモデルが考慮された。第1は衡突モデル、第2はスプリング・ダッシュポットモデル、第3は乾摩擦モデルである。計算は3つのモデルについて実施され、これらの結果はほとんど同一の応答値を示した。さらに、応答特性に及ぼす入力周波数、構造物個々の剛性係数や減衰定数の影響について調べた。
幾島 毅; 本間 敏秋*
Journal of Nuclear Science and Technology, 16(8), p.605 - 612, 1979/00
被引用回数:3高温ガス炉炉心は多数の黒鉛ブロックから構成されている。地震時には、10
~10
で衝突が終るブロック群の衝突振動を含む炉心振動を起す。それ故、炉心の時刻歴応答解析には、積分時間間隔が小さくなり、従って積分ステップが多くなる。その結果、炉心の時刻歴応答解析は多くの計算費を必要とする。この費用を少くするため、簡易モデルが考えられた。本文は、黒鉛ブロックから構成された高温ガス炉炉心の地震解析の簡易モデルについて述べたものである。簡易モデルのため、ブロックを積み上げたコラムの代りに、非線形コラム特性を有する1質点モデルを使用した。簡易モデルの計算結果は、実験値と詳細モデルの結果との比較において、良好な一致が得られた。
幾島 毅; 中沢 甫夫*
Nucl.Eng.Des., 55(3), p.331 - 342, 1979/00
被引用回数:16ブロック型高温ガス炉炉心の地震応答解析法を開発した。本解析法は忠実にモデル化を行なっており、次の項目を考慮している。(1)フロックは剛体として取扱う。(2)ダウェルピンは水平変位は拘束するが、ロッキングは許容する。(3)摩擦は、ブロック間と,ダウェルピンと孔との間で考慮する。(4)衝突はばねダッシュポットで置き換える。解析結果は実験結果と比較して良好な一致をみた。本解析法は、ブロック型高温ガス炉炉心の地震解析に有効であることが示された。
幾島 毅
テレビジョン, 29(11), p.931 - 936, 1975/11
シミュレーションの図形利用は、コンピュータの逐次的数量を2次元表示にし、人の視覚へ直接訴え、認識を容易にするため、近年、盛んになって来た。特に、構造物の動的応答;地震などによる挙動解析では、COMやグラフィック・ディスプレイは、全体的な運動パターンを理解するため、有効な道具となっている。本報告は、これらについて全般的な解説と、高温ガス炉炉心の地震挙動の実施について述べたものである。