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入澤 啓太; 並木 仁宏*; 谷口 拓海; Garcia-Lodeiro, I.*; 木下 肇*
Cement and Concrete Research, 156, p.106758_1 - 106758_8, 2022/06
被引用回数:8 パーセンタイル:56.17(Construction & Building Technology)多くのSrで汚染された放射性廃棄物のセメント化は挑戦的であり、ポリリン酸ナトリウムで修飾されたカルシウムアルミネートセメント(CAP)の活用が期待できる。本研究は、20Cの閉鎖系と90Cの開放系で作製したカルシウムアルミネートセメント(CAC)とCAP中のSrとClの固化と安定化に関して調査した。浸漬試験の結果、SrイオンはCACよりもCAPで非常に効果的に安定化できることを示した。一方、Clイオンの安定化は、20Cの閉鎖系のCACが最も効果的であった。CAC中に形成されるフリーデル氏塩がClイオンの固定に寄与していることが考えられる。CAPによるClイオンの安定化はCACよりも効果的ではなかったが、熱処理によって改善する傾向がみられた。これはCAP中のClイオンは結晶性の低いアパタイト構造中に組み込まれていることを示唆している可能性がある。
佐藤 忠; 小川 徹
J. Thermal Anal., 52, p.363 - 371, 1998/00
被引用回数:6 パーセンタイル:32.46(Thermodynamics)DTA及び常温におけるX線回折により、NdCl-NaCl系の状態図について検討した。共晶反応に加えて包晶反応の存在を確認し、包晶化合物が既に報告されているNaNdClであることを再確認した。
村田 幹生; 池沢 芳夫; 吉田 芳和
保健物理, 12, p.162 - 173, 1977/00
防護マスク捕集材(カニスタ)が、実際にマスクに装着して使用されたときの性能を予測するために、各種の労働条件に対応する模擬呼吸流下での捕集性能(効率、抵抗)を測定した。合わせて、従来から行われている定常流による性能測定も行った。効率の測定にはサブミクロン(MMD0.47m)のNaclエアロゾルを用いた。試験カニスタは市販(国産、輸入)されている18種類である。本試験の結果から(1)サブミクロン・エアロゾル雰囲気下で着用されるカニスタの捕集性能を呼吸量との関係で評価した。(2)定常流と呼吸流下で得られた性能の差異を明らかにするとともに、定常流試験によって呼吸流下での性能を推定する簡易評価法について提案した。(3)数種類の検定法によって表示されている各種カニスタの性能を、単一のNaclエアロゾルで相互比較し、表示性能の適用上の問題点について検討した。
池沢 芳夫; 村田 幹生; 吉田 芳和
セイフティダイジェスト, 22(6), p.215 - 216, 1976/06
NaCl粒子による防護マスクの総括漏洩率試験法を現場へ適用する場合の測定評価上の問題として、(1)捕集濾材の性能と漏洩率の最小検出限界との関係、(2)呼気弁の漏洩率の評価法、(3)吸着剤の性能、(4)粒子の呼吸器管内での沈着率に対する漏洩率の補正、(5)試験所要時間などについて検討した。
池沢 芳夫; 村田 幹生; 吉田 芳和
保健物理, 11(1), p.45 - 50, 1976/01
防護マスクの性能は、マスク面体と顔面との気密性に起因する漏洩率に主に支配される。NaCl粒子による漏洩率試験法の実用性を調べるため、3種類の半面マスクと2種類の全面マスクを約40名の被験者に着用させ、漏洩率の測定を行なった。NaCl粒子雰囲気のフード内で、防護マスクを着用した被験者の呼気中のNaCl濃度を炎光分光光度計で測定した。その結果、この試験法は、主としてフィットネスに起因する漏洩率を比較的迅速かつ簡便に測定評価できる方法であることがわかった。試験の結果、全面マスクの漏洩率は着用者の着用経験によって大きく変化した。しかし、マスクの着用具合を調整しても、大きな漏洩率を示した者が若干存在した。
武谷 清昭; 市川 逵生
Journal of Nuclear Science and Technology, 6(2), p.55 - 62, 1969/00
抄録なし
木谷 進; Shoei Ouchi*
Journal of Colloid and Interface Science, 23(2), p.200 - 202, 1967/00
被引用回数:8抄録なし