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今園 孝志; 広野 等子*; 木村 洋昭*; 斎藤 祐児; 石野 雅彦; 村松 康司*; 小池 雅人; 佐野 一雄*
Review of Scientific Instruments, 76(12), p.126106_1 - 126106_4, 2005/12
被引用回数:14 パーセンタイル:54.45(Instruments & Instrumentation)回転検光子法により合成雲母(フッ素金雲母)結晶を用いた反射型偏光子の偏光能の評価を行い、水平偏光モードにおけるAPPLE-2型可変偏光アンジュレータ光源BL23SUビームライン(SPring-8)の直線偏光度を評価した。その結果、入射エネルギー880eV,入射角45
近傍での合成雲母のs偏光及びp偏光反射率はそれぞれ2.6%及び0.013%であった。回転検光子法に基づく解析の結果、合成雲母の偏光能は少なくとも0.997
0.002、入射光の直線偏光度(880eV)は0.993
0.004であることがわかった。
今園 孝志; 石野 雅彦; 小池 雅人; 木村 洋昭*; 広野 等子*; 佐野 一雄*
Review of Scientific Instruments, 76(2), p.023104_1 - 023104_4, 2005/02
被引用回数:13 パーセンタイル:52.32(Instruments & Instrumentation)1keV領域で機能する偏光子を開発するために、天然雲母の偏光特性に関して動力学理論に基づく理論的検討を行い、入射角45
、入射エネルギー0.9keVで同結晶がs偏光反射率
=3%の反射型偏光子として機能する可能性があることがわかった(p偏光反射率
)。このことを実験的に検証するために、直線偏光したアンジュレータ放射光(SPring-8 BL27SU)を用いて天然雲母(002)対称ブラッグ反射の偏光別反射率測定を行った。その結果、878eVでピーク反射率は
=1.8%,
=0.022%であった。また、偏光子の偏光性能を表し、
と
の反射強度の比として定義される消光比が
となる入射角で
=1%であった。この結果は、天然雲母が軟X線領域で実用的な偏光子として機能することを示した。