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論文

Chopper mode of Drabkin energy filters for pulsed neutron sources

山崎 大; 曽山 和彦; 海老澤 徹*; 武田 全康; 丸山 龍治*; 田崎 誠司*

Physica B; Condensed Matter, 356(1-4), p.174 - 177, 2005/02

 被引用回数:1 パーセンタイル:5.74(Physics, Condensed Matter)

Drabkin型エネルギー・フィルターをパルス中性子用高速中性子チョッパーとして使用する方法を提案する。Drabkin型フィルターは共鳴波長$$lambda^*$$の中性子のみスピンを反転させ、さらにスピン反転した成分のみ取り出すことにより中性子の単色化を行う。この共鳴波長を高速で変化させると、中性子パルスの波長と共鳴波長が一致する瞬間のみ中性子を取り出すことができる。これは全波長パルス整形モードよりもさらにパルス幅を狭く整形することが可能である。実験の結果、Drabkin型フィルターを定常で駆動したときのビーム取り出し時間1.08msに対し、チョッパーモードでは0.21msまで短縮することができた。今後、より高分解能のDrabkinフィルターを用いることでも取り出し時間をずっと短縮することができると予想される。

論文

Drabkin型中性子エネルギー・フィルターによるパルス整形

山崎 大

波紋, 14(2), p.130 - 133, 2004/04

筆者らは、J-PARCにおける中性子パルス整形のために、Drabkin型エネルギーフィルターの開発を進めている。本論文では、開発の現状とシミュレーション結果について解説する。現時点では波長分解能1.7%と17.3%の試作器を開発しており、その定常モード,チョッパー・モードでの特性試験では期待通りの性能が得られている。シミュレーションでは、全波長パルス整形モードで結合型モデレータからのパルスを、強度や波長バンド幅を大きく損ねることなく、非結合型モデレータ並みに高分解能化できることがわかった。また、チョッパー・モードでは取り出せる波長バンド幅は限られるものの、さらに高分解能化が可能であることがわかっている。

論文

Development of drabkin energy filters for J-PARC project

山崎 大; 曽山 和彦; 海老澤 徹*; 田村 格良; 田崎 誠司*

Proceedings of ICANS-XVI, Volume 1, p.407 - 415, 2003/06

Drabkin型エネルギー・フィルターは、空間的中性子スピン共鳴を利用して、望みの波長を持つ中性子を取り出すものである。これをパルス中性子に適用すれば、パルスの波長バンド幅やピーク高さを犠牲にすることなく、そのバースト幅を狭め、テールをカットすることができる。本講演では、Drabkin型エネルギー・フィルターを用いたJ-PARCパルス中性子のパルス整形についてシミュレーションを行った結果について報告する。計算では段階的な磁場勾配を導入し、J-PARCで予想されるパルスの性質に対応させて磁場の時間変化をさせるようにした。この結果、結合型モデレータから得られるパルスのテールが9割程度以上除去できること,パルス幅を非結合型モデレータ並みにすることが可能なことが示された。また、フィルター内部における磁場の周期幅の揺らぎが与える影響について考察し、100周期の磁場に対して1%以下の揺らぎであればほぼ影響はないことを示した。

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