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三明 康郎
JPS Conference Proceedings (Internet), 33, p.011114_1 - 011114_8, 2021/03
RHICやLHCにおいて クォークグルオンプラズマ(QGP)が高エネルギー原子核原子核衝突実験によって生成が確認され、その物性研究、特に相転移の性質探索へ研究の流れが変わってきている。多くの理論模型によるとQGP相転移はRHICやLHCにおける低バリオン密度状態ではクロスオーバーから、高バリオン密度状態では1次相転移になると考えられ、その臨界点がどこにあるかを調べるのが大きな課題となっている。その実現に向けて必要とされるのは次世代中間エネルギー重イオン加速器である。ドイツ, ロシア, 中国で新規建設が計画されているが、既設のJ-PARC加速に重イオン入射器を付加することによって、大強度重イオン加速が可能となる(J-PARC-HI)。J-PARCにおける重イオン加速の計画と実験計画について議論する。