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原田 秀郎*; 関根 俊明; 初川 雄一; 重田 典子; 小林 勝利; 大槻 勤*; 加藤 敏郎*
Journal of Nuclear Science and Technology, 31(3), p.173 - 179, 1994/03
被引用回数:25 パーセンタイル:87.20(Nuclear Science & Technology)放射性廃棄物核種の消滅処理研究に必要な基礎的データとしてSr(n,)Sr反応の熱中性子断面積を測定した。約2MBqのSrターゲットを原子炉中性子で10分間照射した。中性子束モニターとしCo/Al合金とAu/Al合金を使用し、中性子束とWestcottの熱外中性子指標を決定した。照射済みターゲットのSrはイオン交換法により他の核種から分離し、Sr放射能はGe検出器で測定した。ターゲットには、照射前に一定量のSrが混合してあり、Srからの線を測定することにより、化学的精製後のSr原子数を決定した。この結果、Sr(n,)Sr反応の実効断面積を得た。更に、この反応の共鳴積分をCd比法で測定した。共鳴積分の上限値として0.16bが得られたので、熱中性子断面積(2200m/s中性子の断面積)を0.0153bと結論した。