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Khuyagbaatar, J.*; Yakushev, A.*; Dllmann, Ch. E.*; Ackermann, D.*; Andersson, L.-L.*; 浅井 雅人; Block, M.*; Boll, R. A.*; Brand, H.*; Cox, D. M.*; et al.
Physical Review C, 102(6), p.064602_1 - 064602_9, 2020/12
被引用回数:63 パーセンタイル:98.67(Physics, Nuclear)原子番号119及び120を持つ超重元素の合成を目指した探索実験を、それぞれTi+Bk及びTi+Cf核融合-粒子蒸発反応を用いて、ガス充填型反跳分離装置TASCAにて実施した。4ヶ月間におよぶビーム照射実験を行ったが、どちらの元素も検出されず、その生成断面積の上限値は65fb及び200fbであった。119, 120番元素が観測されなかった理由について、安定の島領域の超重元素の核分裂障壁の高さを予測する様々な理論計算値を用いて、核融合-粒子蒸発反応の概念を用いて議論した。
有友 嘉浩*; 天野 翔太*; 奥林 瑞貴*; 栁 漠*; 西尾 勝久; 太田 雅久*
Physics of Atomic Nuclei, 83(4), p.545 - 549, 2020/07
被引用回数:0 パーセンタイル:0.00(Physics, Nuclear)For the success of synthesis of the superheavy elements Z 118, it is indispensable to clarify the fusion-fission mechanism, which includes a role of the nuclear structure of colliding nuclei and the deformation in the fusion process. We develop the dynamical model to estimate the probability to produce new superheavy nuclei. To approach Island of Stability and synthesize new elements, we propose a new idea, which takes advantage of the shell structure in fusion and fission process.
加治 大哉*; 森本 幸司*; 若林 泰生*; 武山 美麗*; 浅井 雅人
JPS Conference Proceedings (Internet), 6, p.030106_1 - 030106_4, 2015/06
超重核の-(X線)核分光実験を行うため、ガス充填型反跳イオン分離装置GARISの焦点面に新たにSi-Ge検出器アレイを導入した。このアレイの性能をPb(Ca,2n)No反応およびPb(Ca,xn)No [x=1,2,3]反応を用いて試験した。線との同時計数測定によりNoとNoの崩壊に伴う線を明瞭に観測することに成功した。
加治 大哉*; 森本 幸司*; 若林 泰生*; 武山 美麗*; 山木 さやか*; 田中 謙伍*; 羽場 宏光*; Huang, M.*; 村上 昌史*; 金谷 淳平*; et al.
JPS Conference Proceedings (Internet), 6, p.030107_1 - 030107_4, 2015/06
非対称核融合反応に対する新型ガス充填型反跳イオン分離装置GARIS-IIの性能を、Neビームを用いて調べた。分析電磁石にヘリウムと水素の混合ガスを充填すると、焦点面シリコン検出器で検出されるバックグラウンドとなる散乱粒子の数が極めて少なくなり、かつ非対称核融合反応生成物の輸送効率が増大した。また、新たに標的同定システムを導入し、ビームエネルギーや標的を換えることなく効率的に励起関数測定が行えるようになった。
小浦 寛之
RIKEN Accelerator Progress Report, Vol.38, P. 9, 2005/05
重・超重核領域における崩壊様式について、特に陽子放出部分半減期について計算を行い、他の崩壊様式との競合について議論した。陽子放出部分半減期についてはわれわれが開発した単一陽子ポテンシャル及び質量公式を用い、1次元WKB法により推定した。こうして求めた部分半減期は既知核種の実験値と比べて100倍1/100程度の精度で再現し、崩壊など他の崩壊予測理論と同程度の結果となった。これらの計算した結果を同時に研究を進めている崩壊,崩壊,自発核分裂半減期を考慮した崩壊分岐比計算に取り入れ、超重未知核種に適用した。結果は、中性子魔法数近傍の陽子過剰未知核種領域に陽子放出が優勢な核種が存在し得る可能性を見いだした。一方、付近の陽子過剰未知核種領域に関しては自発核分裂半減期が非常に短く、陽子放出はほとんど見いだせないであろうという結果となった。
浅井 雅人
no journal, ,
超重核の核構造を実験的に明らかにするためには、基底状態や励起準位の構造を核分光学的手法により明らかにすることが最も効果的である。特に崩壊微細構造分光は、線測定のみから分光学的情報が得られるため、非常に高感度な方法として期待される。しかし、超重核の線を高エネルギー分解能で測定することは難しい。加えて、コインシデンスサム効果によって観測される線のエネルギースペクトルが大きく歪む。どのようにこれらの困難を克服するか、その結果崩壊微細構造分光が超重元素の核構造研究にどれ程有益かを示したい。