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Lebech, B.*; 松岡 有希*; 加倉井 和久; 本河 光博*
Progress of Theoretical Physics Supplement, (159), p.222 - 227, 2005/10
B=2.8T及びB=4.7TでCu系にはめずらしいメタ磁性転移を示すYCuOの10Tまでの場中中性子回折実験を行った。BBBでb軸方向へ格子の3倍周期を持つ磁気秩序が観測された。また反強磁性転移温度の磁場依存性も明らかにした。
Ye, F.*; 松田 雅昌; 片野 進; 吉澤 英樹*; Belanger, D. P.*; Seppl, E. T.*; Fernandez-Baca, J. A.*; Alava, M. J.*
Journal of Magnetism and Magnetic Materials, 272-276, p.1298 - 1299, 2004/05
被引用回数:8 パーセンタイル:40.46(Materials Science, Multidisciplinary)強磁場下の中性子散乱実験を行い、その散乱曲線からイジングスピン系のランダム磁場効果として、磁気クラスターによるフラクタル構造の証拠を得た。計算機シミュレーションを別途行った結果、実験との良い対応が得られた。
藤田 全基*; 松田 雅昌; 片野 進; 山田 和芳*
Physica B; Condensed Matter, 345(1-4), p.19 - 22, 2004/03
被引用回数:1 パーセンタイル:6.84(Physics, Condensed Matter)電子ドープ系高温超伝導体の静的反強磁性相関の磁場依存性を中性子散乱によって調べた。試料は零磁場下では約25Kで超伝導を示し、わずかに反強磁性秩序を示す。5テスラまでの磁場中でこの反強磁性が大きく増大するが、5テスラを越えると磁場とともに徐々に減少する。得られた実験結果をこれまでの高温超伝導体における磁場効果と比較して議論する。磁場下での反強磁性の誘起は、銅酸化物超伝導体における共通のふるまいであることが明らかになった。
蒲沢 和也*; 片野 進; 角田 頼彦*
Physica B; Condensed Matter, B345(1-4), p.96 - 98, 2004/03
被引用回数:5 パーセンタイル:29.16(Physics, Condensed Matter)フェライトZnFeOの四面体構造のスピンフラストレーションに起因する磁気散漫散乱に対する磁場効果を中性子散乱によって調べた。7テスラまでの磁場下で、強磁性相関に基づく(400)ブラッグ点周りの球対称な散漫散乱は急激に減少し消失した。一方、この系の反強磁性的相関に由来する(300)に沿って走る特徴的な散漫散乱は大きな変化を示さなかった。奇妙なことに、この系の強磁性相関は磁場によって強まるのではなく、逆に弱められることが明らかになった。
左右田 稔*; 安井 幸夫*; 伊藤 雅典*; 飯久保 智*; 佐藤 正俊*; 加倉井 和久
Journal of the Physical Society of Japan, 73(2), p.464 - 468, 2004/02
被引用回数:41 パーセンタイル:80.99(Physics, Multidisciplinary)酸素欠損ペロヴスカイト系NdBaCoOにおける中性子回折実験によりT=360Kの反強磁性秩序及び初めてT=250Kの電荷秩序が明らかにされた。またこの物質におけるCoOピラミッドのCoイオンのスピン状態が両相において高スピン状態であることが示唆される結果が得られた。