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西山 裕孝; 深谷 清; 鈴木 雅秀; 古平 恒夫; 奥 達雄*
Effects of Radiation on Materials; 15th International Symposium (ASTM STP 1125), p.1287 - 1303, 1992/00
HTTR圧力容器用材料として使用が予定されている21/4Cr-1Mo鋼について、中性子照射脆化及び中性子照射脆化と熱時効脆化の相互作用を弾塑性破壊力学パラメータを用いて評価した。21/4Cr-1Mo鋼の圧延材の母材、溶接部及び緞造材の母材を、照射温度400C~300C照射量1~310m/m(E1MeV)となるように中性子照射した。破壊靱性試験はASTM-E-813に従って、R曲線法(複数試験片法)を採用するとともに、単一試験片法として電位差法を併用してき裂発生時の破壊靱性値(J)、延性き裂伝播抵抗(ティアリングモジュラス)を評価し次の知見を得た。(1)中性子照射による圧延材の母材、溶接部のJ-Rカーブの変化は、照射前の靱性レベルの違いにもかかわらず、ほぼ同じレベルに低下する。(2)400C照射材の破壊靱性の低下は、照射により加速された熱時効脆化によるものと推測された。
栗原 良一; 植田 脩三
日本機械学会論文集,A, 53(495), p.2090 - 2096, 1987/00
軽水炉配管を対象として、周方向表面き裂を有する配管に外荷重曲げモーメントが作用した場合に、き裂断面が破壊するときの曲げモーメント値を求める各種の予測式が提案されている。しかし、これらの予測式は短く深い表面き裂を有する配管に対しては非安全側の計算結果を与える。そこで、本論分では試験結果を基にして、表面き裂貫通時の漏洩曲げモーメントを求める半経験的な予測式を提案した。この予測式は最適なパラメータを選ぶことにより、短く深い表面き裂を有する配管でも安全側の計算結果を与える。本論分ではさらに、初期表面き裂深さの影響を考慮したき裂貫通直後のTearing Modulus,Tapplの算出法を提案している。Tapplの計算結果は試験結果と矛盾しないことが分かり、初期表面き裂長さが同じでも、き裂深さが異なれば、Tapplの値は大きく変わることが判明した。