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大和田 謙
Spectrochimica Acta, Part A, 39(2), p.181 - 187, 1983/00
さきに提案した有効核電荷(ENC)モデルを改良し、これを3原子分子における非調和(高次)の力の定数の計算に応用する。特に、有効分子内ポテンシャル関数に含まれる補正項を結合および非結合原子間距離の逆巾級数に展開する。これによって得られるポテンシャルは3原子分子(例:CO
,CS
,OCS,N
O)の非調和の力の定数の推定に有効であるばかりでなく、より複雑な多原子分子の非調和力場の議論にも応用できることが示される。
大和田 謙
Spectrochimica Acta, Part A, 37(6), p.381 - 384, 1981/00
直接3原子分子(A-C-B)に2次の摂動論を応用して、結合-結合相互作用の力の定数(k
)を次式のように導いた。 k
={2Z
Z
/Ro
(AB)}(1-f
)・ ここにZ
,Z
は核電荷、Ro(AB)は平衡核間距離、f
は核間距離の微小変位に追随する電子雲の緩和による遮蔽係数である。上式を多くの3原子分子を用いて評価した結果、電子非局在分子における結合-結合相互作用の力の定数の推定には極めて有効であるが、電子局在分子に対しては、さらに改良の必要があるとの結論を得た。