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福島 奨; 阿部 治郎
JAERI-M 8892, 20 Pages, 1980/06
レーザーフラッシュ法による熱拡散率の測定精度は、試料面の平行度に大きく依存する。このためU-Pu炭化物ペレットからの試料作成法を考慮した。この方法では優れた平行面の試料を容易に作成できる。焼結増進のために0.1wt%Niを添加した(U,Pu)Cについて、温度範囲450~160Cでレーザーフラッシュ法によって測定した熱拡散率から熱伝導度を求めた。その結果得られた熱伝導度は、500~1600Cで温度とともにほぼ直線的に増大し、450Cで0.144w/cmC、600Cで0.158w/cmC、1100Cで0.185w/cmC、1600Cで0.212w/cmCであった。この結果は、最近の(U、Pu)Cの熱伝導度の文献推奨値と10%以内で一致した。
福島 奨
JAERI-M 8718, 21 Pages, 1980/03
U-Pu混合炭化物系燃料物質の粉末は空気中においてきわめて不安定である。これらの粉末を空気雰囲気中で変質なくデイフラクトメータによってX線回析するための試料作成法を新たに考案した。本法では不活性ガス雰囲気グローブボックス中で粉末試料を少量のエポキシ系樹脂と混合し、これをX線試料板にモールドする。本法で作成した試料は次のような優れた性能を有している。(1)試料の量が少くてよい(0.2g以下)。(2)空気雰囲気中グローブボックス内のX線回析においてもU-Pu混合炭化物粉末は変質しない。(3)Puが飛散しないのでグローブボックス内のPu汚染が小さい。(4)X線回析の測定精度が高い。