Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
栗原 良一; 植田 脩三
Nucl. Eng. Des., 106, p.265 - 273, 1988/00
被引用回数:20 パーセンタイル:84.83(Nuclear Science & Technology)軽水炉配管を対象として、周方向表面き裂を有する配管に外荷重曲げモーメントが作用した場合、き裂断面が破壊するときの曲げモーメント値を求める各種の予測式が提案されている。しかし、これらの予測式は、短く深い表面き裂を有する配管に対しては非安全則の計算結果を与える。そこで、本論文では、試験結果を基にして、表面き裂貫通時の漏洩曲げモーメントを求める半経験的な予測式を提案した。この予測式は、最適なパラメータを選ぶことにより、短く深い表面き裂を有する配管でも安全則の計算結果を与える。
植田 脩三; 栗原 良一; 加藤 潔; 鬼沢 邦雄; 関谷 秀郎*; 宮園 昭八郎
日本機械学会論文集,A, 53(495), p.2097 - 2100, 1987/00
軽水型原子力発電プラントにおいて現在、想定されている瞬時破断の考え方を緩和するため軽水炉配管が周方向欠陥を有する場合の不安定破壊条件を明らかにすることが必要になっている。原研では、配管信頼性実証試験の一環として、高温高圧水を負荷した状態での未貫通欠陥つき配管の曲げ荷重下の破壊試験を行っている。6インチ口径、11.0mm板厚の配管試験体について種々の欠陥条件で試験を行った結果、次の結言が得られた。 (1)欠陥角度が小さいところでは、実断面応力基準による予測方法は安全側とは言えない。 (2)KanninenらのLBB予測曲線は安全側の評価を与える。
柴田 勝之; 安田 祐司; 鬼沢 邦雄; 宮園 昭八郎
Structural Mechanics in Reactor Technology,Vol.G, p.461 - 466, 1987/00
軽水炉圧力バウレダリ配管にLBB(Leak Before Break)の考え方を適用していくには、欠陥の成長評価ならびに冷却材漏洩流量評価とともに配管の破壊条件を明らかにしておく必要がある。 そのため原研では、配管信頼性実証試験の一環として炭素鋼配管およびステンレス鋼配管を対象とした不安定破壊試験を進めてきた。本報では、これまでに実施した試験結果を基に配管の破壊挙動および破壊評価法を検討する。 試験は、6インチおよび12インチ口径SUS304ならびにSTS42配管を用いて4点曲げ試験装置により行った。 この結果を用いて、実断面応力基準、J値抵抗曲線、き裂開口面積等を検討した。