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論文

Highly water-permeable WO$$_{3}$$-containing porous hydrogel via freeze-crosslinking for efficiency and salt-robust dye Decolorization

杉田 剛; 上田 祐生; 中部 倫太郎; 森 勝伸*; 南川 卓也; 関根 由莉奈

Journal of Photochemistry and Photobiology A; Chemistry, 473, p.116773_1 - 116773_9, 2026/04

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.00(Chemistry, Physical)

高効率かつ広範な耐塩性を備えた光触媒材料の開発は、持続可能な廃水処理における主要な課題である。本研究では、凍結架橋法によりWO$$_{3}$$を封入したハイドロゲル(WFG)を開発した。この材料は共存塩の存在下でも高い活性を維持した。共焦点レーザー走査顕微鏡により、200$$mu$$m未満の相互接続されたチャネルが確認され、良好な透水性を保証した。また、コントラストマッチング小角中性子散乱により、封入されたWO$$_{3}$$の二次粒子サイズ(約300nm)が水懸濁液中の粒子サイズと一致することが示された。可視光照射下において、WFGはインジゴカルミン(INC)を懸濁状態のWO$$_{3}$$よりも1.5倍、WO$$_{3}$$被覆ガラス板よりも3.7倍速く脱色した。共存塩類(NaNO$$_{3}$$、NaCl、Na$$_{2}$$SO$$_{4}$$、NaH$$_{2}$$PO$$_{4}$$)は脱色効率に影響を与え、NaNO$$_{3}$$とNa$$_{2}$$SO$$_{4}$$は反応を促進する一方、Cl$$^{-}$$とH$$_{2}$$PO$$_{4}$$$$^{-}$$は反応を抑制した。これはイオン強度と陰イオン種が接触効率と電荷移動に影響を与えることを示唆している。

論文

Fabrication and characterization of C-doped anatase TiO$$_{2}$$ photocatalysts

Choi, Y.; 梅林 励; 吉川 正人

Journal of Materials Science, 39(5), p.1837 - 1839, 2004/03

 被引用回数:239 パーセンタイル:97.80(Materials Science, Multidisciplinary)

炭素ドープアナターゼ二酸化チタン(TiO$$_{2}$$)光触媒は粉末TiCを高温酸化(処理条件:623K, 50-100時間)することによって作製された。XRDとXPS分析によって、炭素はTiO$$_{2}$$格子中の酸素と置換されていることがわかった。DRS測定によって、炭素ドープアナターゼTiO$$_{2}$$の光吸収は純粋なアナターゼTiO$$_{2}$$に比べて低エネルギー側へシフトしていることが示された。炭素ドープ試料上に吸着したメチレンブルー色素の分解が420-500nmの可視領域下で観察された。この結果はTiO$$_{2}$$中の酸素が炭素と置換することによって可視光下で色素の分解を促進したと結論付けた。

論文

Spectroscopic measurement system for ITER divertor plasma; Divertor impurity monitor

杉江 達夫; Costley, A. E.*; Malaquias, A.*; Medvedev, A.*; Walker, C.*

Proceedings of 30th EPS Conference on Controlled Fusion and Plasma Physics (CD-ROM), 4 Pages, 2003/07

本システムは、ダイバータ部での不純物粒子の同定と、粒子流入束の二次元測定等を主な目的としており、プラズマ制御に欠かせない計測システムの一つである。200nmから1000nmの広い波長領域の光を分光計測する。このシステムは、目的の違う異なった三種類の分光器で構成される。(1)不純物の種類をモニターする分光器,(2)粒子束の空間分布を高速測定する分光器、それと(3)イオン温度及び粒子の運動エネルギーを測定する高分散分光器である。二次元測定はダイバータカセット内部にモリブデン製ミラーを設置し、互いに交差する視野と水平ポート及び上部ポートからの視野を使って実現させる。一方、計測用ミラー,観測窓等の計測機器要素が、現存の核融合実験装置に比べて2桁以上高い放射線(中性子,$$gamma$$線等)や高エネルギー粒子にさらされ、反射率や透過率などの性能が劣化することが懸念されている。これらの計測機器要素に対する放射線及び粒子照射効果は、ITER工学R&Dの中で精力的に研究され、多くの基礎データが得られ、耐放射線性機器も開発された。本システムの設計は、それらの結果を十分に反映させて進められている。

論文

Improved confinement of neon plasma inside a high-$$T_{c}$$ superconducting tube

山内 俊彦; 松沢 秀典*; 三神 幸治*; 石川 淳一*

Japanese Journal of Applied Physics, Part 1, 41(9), p.5799 - 5800, 2002/09

 被引用回数:3 パーセンタイル:15.24(Physics, Applied)

本論文は高温超伝導体と荷電粒子(プラズマ)との相互作用に関する実験結果について述べたものである。FEL電子ビームの高温超伝導体ウイグラーやビームガイド用とともに、本研究で行われている荷電粒子と超伝導体相互作用研究と類似した視点で研究を進めており、期待される研究である。

論文

Chraracterization of iron hydroxides in a weathered rock surface by visible microspectroscopy

永野 哲志; 磯部 博志*; 中嶋 悟*; 芦崎 翠*

Applied Spectroscopy, 56(5), p.651 - 657, 2002/05

 被引用回数:11 パーセンタイル:51.92(Instruments & Instrumentation)

本報は、風化花崗岩中に微量に存在する鉄酸化物を顕微可視分光法で分析した結果を報告したものである。顕微可視分光計は数十$$mu$$mの微細領域の可視光スペクトルを測定する装置であり、微視的に不均質な花崗岩に適用すれば構成鉱物毎の情報を得ることができる。従来からの拡散反射法により風化花崗岩中には結晶質の針鉄鉱が存在することが示されていたが、本分析法により結晶質相に加え非晶質水酸化鉄も存在していることを明らかにした。また、風化環境下における非晶質水酸化鉄及び針鉄鉱の生成速度を議論するとともに、風化環境下において熱力学的に不安定であり本来速やかに結晶化するはずの非晶質水酸化鉄が、有害元素を取り込んだ場合には長期に亘り安定に存在する可能性を指摘した。

報告書

JT-60Uダイバータプラズマの可視スペクトル

仲野 友英; 久保 博孝; 杉江 達夫; 東島 智; 鈴木 慎悟*; 逆井 章; 伊丹 潔

JAERI-Research 99-003, 16 Pages, 1999/01

JAERI-Research-99-003.pdf:0.58MB

臨界プラズマ試験装置JT-60Uのダイバータプラズマにおける不純物挙動を調べるために、可視領域(300~780nm)のスペクトルを観測した。観測の結果、DI,HeI-II,BII,CII-IV,OI-IIIからのスペクトル線とCD及びC$$_{2}$$分子のスペクトルバンドが同定された。軽元素不純物のスペクトル線は、主量子数の変化を伴わない遷移($$Delta$$n=0)によるものが多く観測され、主量子数の変化を伴う遷移($$Delta$$n$$neq$$0)では方位量子数が大きい準位間の遷移が観測された。C$$_{2}$$分子のスペクトルバンドはSwan bandと同定された。

論文

Divertor impurity monitor for the international thermonuclear experimental reactor

杉江 達夫; 小川 宏明; 勝沼 淳*; 丸尾 光正*; 海老沢 克之*; 安東 俊郎; 北 好夫*; 河西 敏; 西谷 健夫

Review of Scientific Instruments, 70(1), p.351 - 354, 1999/01

 被引用回数:13 パーセンタイル:64.14(Instruments & Instrumentation)

本システムは、ダイバータ部での不純物粒子の同定と粒子流入束の二次元測定をおもな目的としており、プラズマ制御に欠かせない計測システムの一つである。200nmから1000nmの広い波長領域の光を分光計測する。ここでは、おもにシステムの概念設計、光学設計、及び機械設計の結果について述べる。システムは、目的の異なった三種類の分光器で構成される。(1)不純物の種類をモニターする分光器、(2)粒子束の空間分布を高速測定する分光器、それと(3)イオン温度及び粒子の運動エネルギーを測定する高分散分光器である。二次元測定はダイバータカセット内部にモリブデン製ミラーを設置し、互いに交差する視野で行う。また、光線追跡による解析を駆使して光学系の最適化を行い、ダイバータ全域において約10mmの空間分解能を可能とした。その他、ダイバータでの発光スペクトル線の強度を推定し、測定限界の評価等を行った。

論文

On the NDT and E for the diagnosis of defects using infrared thermography

稲垣 照美*; 石井 敏満; 岩本 利克*

NDT & E International, 32(5), p.247 - 257, 1999/00

赤外線サーモグラフィは、各種材料等を加熱した場合に、その表面に生じる温度分布を遠隔かつ非接触で計測し、その温度分布から内部の欠陥や異常箇所を非破壊的に識別する手法として広く利用されている。しかしながら欠陥に付随する伝熱機構の理論的考察を行い、欠陥検出に関する定量的評価はほとんど行われていない。本研究では、深さや幅の異なる内部欠陥を有する各種試験片を非定常加熱し、試験片表面の温度分布の変化から各種欠陥を識別するモデル実験を行うとともに、非定常二次元熱伝導の数値解析を行い、内部欠陥の検出メカニズムや検出限界について考察した。その結果、熱拡散率の小さい材料の欠陥の映像は明確に識別できた。また、解析結果と実験結果は良好に対応した。さらに、解析結果をもとに、試験片を裏面より加熱した場合に、欠陥の幅や深さに依存して生じる欠陥上部とその周辺表面の温度差を定量的に評価できた。

報告書

Design of divertor impurity monitoring system for ITER, 2

杉江 達夫; 小川 宏明; 勝沼 淳*; 丸尾 光正*; 北 好夫*; 海老沢 克之*; 安東 俊郎; 河西 敏

JAERI-Tech 98-047, 195 Pages, 1998/11

JAERI-Tech-98-047.pdf:4.83MB

このシステムは、ダイバータ部での不純物粒子の同定と、粒子流入束の二次元測定等を主な目的とし、200nmから1000nmの広い波長領域の光を分光計測する。ダイバータ領域の二次元測定は、ダイバータカセット内部にモリブデン製ミラーを設置し、互いに交差する視野で行う。また、ダイバータカセット間の隙間を利用した視野により、ダイバータ領域の上部半分をX-点まで測定する。今回は、主に光学系の詳細設計、及び機械設計を行った。光学設計では、光線追跡による解析を駆使して、ダイバータ部から分光器までの光学系の最適化を行い、約10mmの空間分解能を可能とした。その他、測定限界、ニュートロンと$$gamma$$線照射が観測窓に及ぼす影響、感度較正方法、光軸調整方法、機器のリモートハンドリングの方法、及びデータ処理方法についても検討した。

報告書

Development of multi-channel optical-fiber feed through for ITER

杉江 達夫; 鳥谷 智晶*; 河西 敏

JAERI-Tech 98-036, 31 Pages, 1998/08

JAERI-Tech-98-036.pdf:2.5MB

ITERにおける第2真空境界(クライオスタット容器壁)を通して、可視及び赤外域の光を貫通させるための多チャンネル光ファイバー導入端子、及びコネクターを開発した。導入端子部の製作にあたっては、個々のチャンネルの接続精度を向上させるために、光ファイバー(コア径200$$mu$$m)を精度良く中心に埋め込んだ石英ロッド(径2.5mm)を一体成型により製作し、そのロッドを高温ハンダで真空フランジに固定した。その結果、53チャンネルの導入端子個々の接続損失がすべて3dB以下になり、チャンネル間の一様性も60%以上となった。また、耐圧力、耐衝撃に関して、それぞれ5気圧、15Gまでの試験に合格し、使用温度については室温から200度までの試験に合格した。導入端子部の真空リークは、検出限界(5$$times$$10$$^{-12}$$pa・m$$^{3}$$/s)以下であった。

論文

Divertor impurity monitor for ITER

杉江 達夫; 小川 宏明; 勝沼 淳*; 丸尾 光正*; 海老沢 克之*; 安東 俊郎; 北 好夫*; 河西 敏

Proc. of Int. Workshop on Diagnostics for Experimental Fusion Reactors, p.327 - 336, 1998/00

本モニターシステムは、ダイバータ部での不純物粒子の同定、粒子流入束の二次元測定等を主な目的としておりプラズマ制御に欠かせない計測システムとして、スタートアップセットの中に入っている。システムは、目的に合わせた三つの最適な分光器(不純物の種類をモニターする分光器、流入粒子束の空間分布を高速測定する分光器、イオン温度及び粒子の運動エネルギーを測定する高分散分光器)で構成される。二次元測定はダイバータカセット内部にモリブデン製ミラーを設置し、互いに交差する視野で行う。また、光線追跡による解析を駆使して光学系の最適化を行い、10~15mmの空間分解能を可能とした。その他、測定限界の評価、光ファイバー及び窓の使用限界の検討、第1ミラーの劣化防止対策の検討等を行った。

論文

High resolution visible spectrometer for divertor study in JT-60U

久保 博孝; 杉江 達夫; 竹永 秀信; 東島 智; 逆井 章

Fusion Engineering and Design, 34-35, p.277 - 280, 1997/00

 被引用回数:6 パーセンタイル:46.93(Nuclear Science & Technology)

ダイバータにおける重水素原子および不純物イオンの運動エネルギー、イオン温度を測定し、プラズマ特性、重水素原子および不純物の挙動を明らかにするために、JT-60Uでは、ダイバータ・プラズマ中の水素原子および不純物イオンが発するスペクトル線のドップラー広がりを観測する高分解能可視分光器を開発した。本分光器は、高分解能を得るためにエシェル回折格子を用い、非点収差を小さくするためにリトロー型を採用した。波長分解能は6pmであり、ダイバータ領域の空間分布10点が同時に観測可能である。

報告書

Design of divertor impurity monitoring system for ITER

杉江 達夫; 小川 宏明; 勝沼 淳*; 丸尾 光正*; 安東 俊郎; 河西 敏

JAERI-Tech 96-055, 82 Pages, 1996/12

JAERI-Tech-96-055.pdf:2.07MB

本システムは、ダイバータ部での不純物粒子の同定、粒子流入束の二次元測定等を行うことを主な目的としており、プラズマ制御に欠かせない計測システムとして、スタートアップセットの中に入っている。今回は、システムの概念設計、光学設計、及び初期的な機械設計を行った。目的に合わせた三つの最適な分光系(不純物の種類をモニターする分光系、粒子束の空間分布を高速測定する分光系、粒子の運動エネルギーを測定する高分散分光系)でシステムを構成した。二次元測定はダイバータカセット内部に金属ミラーを設置し、互いに交差する視野で行う。また、光線追跡による解析を駆使して光学系の最適化を行った結果、ダイバータ部で要求されている3mmの空間分解能は難しいことが判明した。その他、測定限界の評価、光ファイバーの使用限界の検討等を行った。

論文

Possible complexation of uranium with dissolved humic substances in pore water of marine sediments

長尾 誠也*; 中嶋 悟

Science of the Total Environment, 117-118, p.439 - 447, 1992/00

放射性廃棄物の地層処分において、土壌や堆積物中の腐植物質とアクチノイドの相互作用を把握することは重要であるが、そのためにはまず、その相互作用の機構を明らかにする必要がある。そこで、海底堆積物中でのウランと腐植物質の関係を調べてみた。酸化還元環境等の異なる3測点の海底堆積物間隙水中のウラン濃度、間隙水の紫外・可視スペクトル及び蛍光スペクトルの測定から、酸化的海底堆積物においては、ウラン濃度は間隙水中に溶存する腐食物質、その中でも特にフルボ酸の含有量と良い相関があることがわかった。従って、ウランは溶存腐植物質と錯体を形成している可能性が高い。この事は、又、海水から海底下へのウランの有効な除去機構を明らかにするものあり、如何なる廃棄物処分方式においても核種の最終シンク場所として海底土が期待されていることを裏付けるものである。

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