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Rai, D.*; 北村 暁
Journal of Chemical Thermodynamics, 114, p.135 - 143, 2017/11
被引用回数:15 パーセンタイル:21.96(Thermodynamics)イソサッカリン酸はセルロースの分解生成物であり、低レベル放射性廃棄物処分場で発生する。このイソサッカリン酸は、処分場に存在するアクチニド元素など多くの元素と強い錯体を作ることが知られている。われわれは、イソサッカリン酸の解離およびラクトン化定数や、Ca, Fe(III), Th, U(IV), U(VI), Np(IV), Pu(IV)およびAm(III)との錯生成定数をレビューした。また、イソサッカリン酸共存下における地層処分場でのアクチニド元素の移行挙動を予測するための錯生成定数について総括し、利用可能なデータが不十分な場合の熱力学データの信頼性を確保するための追加の研究について概説した。
(am) in the aqueous K
- HCO
- CO
- OH
- H
O systemRai, D.*; 北村 暁; Rosso, K.*
Radiochimica Acta, 105(8), p.637 - 647, 2017/08
被引用回数:4 パーセンタイル:30.32(Chemistry, Inorganic & Nuclear)非晶質二酸化ハフニウム(HfO
(am))の溶解度を、炭酸水素カリウム(KHCO
)濃度0.001
0.1mol.kg
の範囲で測定した。HfO
(am)の溶解度は、KHCO
濃度の増加とともに劇的に増大し、ハフニウム(IV)が炭酸イオンと強く錯生成することを示した。ハフニウムの炭酸錯体の熱力学的平衡定数を、PitzerおよびSITの両活量補正モデルで導出した。KHCO
濃度の増加に伴う劇的なハフニウム濃度の増大は、Hf(OH)
(CO
)
およびHf(CO
)
の生成を考慮することで最もよく説明することができた。これらの生成反応である[Hf
+ 2CO
+ 2OH
Hf(OH)
(CO
)
]および[Hf
+ 5CO
Hf(CO
)
]の平衡定数の対数値は、それぞれ44.53
0.46および41.53
0.46であった。
長尾 誠也
放射性廃棄物研究, 1(2), p.231 - 242, 1995/05
本論文では、地層中におけるTRU元素の溶存状態、地質媒体への収着性及び移行性を支配する要因の1つと考えられている地下水に存在する高分子の有機物である腐植物質を取り上げ、これまでに報告された地下水中の腐植物質の特徴(元素組成、官能基含量、分子量分布等)及びTRU元素と腐植物質間に形成される錯体の錯生成定数について調べた結果を紹介した。