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Rai, D.*; 北村 暁; Altmaier, M.*; Rosso, K. M.*; 佐々木 隆之*; 小林 大志*
Journal of Solution Chemistry, 47(5), p.855 - 891, 2018/05
被引用回数:11 パーセンタイル:10.90(Chemistry, Physical)ジルコニウムについて、単核および複核の加水分解種の生成定数および非晶質二酸化ジルコニウム(ZrO(am))の溶解度積を導出した実験データをレビューした。このレビューを通して、加水分解種(Zr(OH), Zr(OH)(aq), Zr(OH), Zr(OH)およびCaZr(OH))の生成定数やZrO(am)の溶解度積を新規に決定もしくは改訂した。
星 三千男; 山本 克宗; 米澤 仲四郎; 後藤 覚司; 佐川 千明
Radioisotopes, 35(12), p.619 - 624, 1986/12
ジエチルジチオカルバミン酸塩を用いて、アルカリ性溶液中のZn,Ni,Feの抽出挙動を調べた。II価で存在するZn,Ni,Feは四塩化炭素中に抽出されるが、III価のFeは抽出されない。Zn(II),Ni(II)およびFe(II)の挙動はこれらイオンの加水分解反応を考慮した抽出平衡に基づき説明できる。ZnClの見かけ上の生成定数は510と計算されるので、一定の条件下ではZnの抽出に対する炭酸塩の影響は無視できる。
横山 淳; 鈴木 和弥; 藤沢 銀治; 石川 二郎; 岩崎 又衛
Radiochimica Acta, 40, p.107 - 111, 1986/00
塩基触媒によるHTO-CHCl間トリチウム交換反応およびCHClの加水分解反応の動力学的研究を、水およびクロロホルムの二相が存在する条件下で行った。その結果、反応は水相中で進行することがわかった。また加水分解反応およびCTClの脱トリチウム反応の速度定数を25~41.5Cの温度範囲で求め、分献値との比較を行った。さらに、トリチウム交換反応の平衡定数を求め、調和振動子近似による換算分配関数比を用いて計算した理論値との比較を行った。