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木下 了磨; 佐々木 祐二; 金子 政志; 松宮 正彦*; 新奥 孝太*; 城石 英伸*
Hydrometallurgy, 222, p.106159_1 - 106159_12, 2023/10
被引用回数:2 パーセンタイル:25.24(Metallurgy & Metallurgical Engineering)原子力機構が開発した金属イオンの抽出剤NTAアミド(C6)の適用性を、一般産業分野における利用も視野にいれて各種の金属について調べた。塩化物イオンと高い反応性を持つ20種の金属イオンの溶媒抽出を行い、抽出しやすさや反応性を確認した。これらの金属は塩酸溶液でアニオン種として溶存するが、NTAアミドは第3級アミンを持ち塩酸溶液でプロトネーションを起こしカチオン性となるため、イオン対抽出反応が起こる。金属イオンの分配比は硝酸系より塩酸系で高く、金属イオン:NTAアミドのモル比が1:1で有機相に抽出される。12族の3種の元素(Zn, Cd, Hg)を取り上げ、DFT計算でイオン対抽出のモデリングを行い、分配比を算出し、実測値と同じ傾向であることを確かめた。
佐々木 祐二; 松宮 正彦*; 金子 政志; 熊谷 友多
no journal, ,
アミン窒素を含む抽出剤のプロトン化を利用して、水溶液中でアニオン種となる金属イオンの溶媒抽出が可能である。しかし、そのイオン対抽出法を用いる系統的な研究は少なく、抽出挙動に関して不明な点が多い。そこで、いくつか対象となりえる金属イオンを用いて、異なる水相や有機相の条件で実験を試みた。本イオン対抽出法により、Pd, Zr, Hf, Nb, Taの分配比は100を超え、また抽出困難とされるRu, Rh, Nb, Ta等の金属イオンの抽出を可能とした。