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森 清治*; 関 泰
Journal of Nuclear Science and Technology, 24(1), p.1 - 11, 1987/01
被引用回数:6 パーセンタイル:55.61(Nuclear Science & Technology)核融合実験炉に存在すると想定される数mmから数cmの幅のギャップにおける放射線ストリーミング効果に関する解析を実施した。まずモンテカルロ計算等との比較により適当な補正を行なえば、166角度分点(前方131分点)の2次元SN計算により、遮蔽設計上ほぼ十分な精度で解析できることを確認した。次にギャップ幅、遮蔽厚さ、ストリーミング低減のための段差形状等についてのパラメトリックな計算を行ない、遮蔽設計に有用なデータを取得した。最後にFER遮蔽体系での設計計算を行ない、設計基準値との比較検討を行なった。
小林 岩夫; 鶴田 晴通; 松浦 祥次郎
Journal of Nuclear Science and Technology, 12(10), p.650 - 657, 1975/10
被引用回数:0原子炉の燃料設定において重要なことの一つは、出力ピーキングを低下させることである。BWRにおいては燃料集合体のコーナーにおいて最も高い出力を生ずる。これは集合体を囲んで水ギャップ領域があり熱中性子束がそこで非常に高くなるためである。ここでは軽水臨界実験装置TCAを用いて、JPDR型燃料集合体の局所出力ピーキングをガンマスキャンニング法によって求めた結果が示されている。又同時に2次元拡散計算によって求めた結果も比較検討されている。出力ピーキングを低下させるために用いられたUO燃料の濃縮度は1.9、2.1、2.3wt.%で、これらが2.6wt.%UO
燃料と置きかえられた。計算結果はポイゾンカーテンあり炉心について10~13%、ポイゾンカーテンなし炉心について14~15%実験値を小さめに評価した。
原山 泰雄; 泉 文男; 藤田 操
Journal of Nuclear Science and Technology, 11(8), p.352 - 355, 1974/08
被引用回数:0ペレットの熱変形の影響によって生じる被覆管表面の熱流束の局部的変化を電子計算機による数値解析で求めた。その結果、ペレットの端面近くに約1.01~1.02のピーキングを生じることが分った。