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池田 隆司
Journal of Chemical Physics, 141(4), p.044501_1 - 044501_8, 2014/07
被引用回数:11 パーセンタイル:46.8(Chemistry, Physical)通常水分子の変角振動によるとされている1600cm付近に現れるピークが超臨界水の偏光ラマンおよび偏光解消ラマンスペクトルでは消失することが実験により観測されている。一方赤外吸収スペクトルには対応するピークが明瞭に現れることが観測されている。本研究では第一原理分子動力学と分極理論を組み合わせることにより赤外吸収スペクトルとラマンスペクトルの解析法を構築した。我々の計算法により水の赤外・ラマンスペクトルの上記の奇妙な振る舞いが再現されることを示した。通常の水で1600cm
に観測されるラマンスペクトルのピークの起源を議論した。