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長 明彦; 浅井 雅人*; 小泉 光生; 関根 俊明; 市川 進一; 小島 康明*; 山本 洋*; 河出 清*
Nuclear Physics A, 588, p.185C - 190C, 1995/00
被引用回数:24 パーセンタイル:76.48(Physics, Nuclear)プラセオジムアイソトープの崩壊で生成するセリウムの原子核は、原子核変形の遷移領域にある偶数陽子の原子核として、キセノン及びバリウムの原子核と共に興味が持たれている。高崎研TIARAのAVF型サイクロトロンに設置したISOL(オンラインアイソトープ分離器)を用いて、
MeVの
Arビームと
Moまたは
Mo濃縮ターゲットとの反応で生成させた、質量数127、126、125の不安定なプラセオジムアイソトープについて核分光学的測定を行った。
Pr(半減期7.7秒)の崩壊では、
Ce核の回転バンドを見い出した。新核種である
Prを同定し、半減期を3.3
0.7秒と決定したが、見い出された2本の
線は回転バンドに今のところ帰属できない。
Pr(半減期3.2秒)の崩壊では、偶数核
Ceの6
準位までの基底回転バンドと共に、
バンドのヘッドと考えられる準位を、相互作用するボソン模型の予言に近いエネルギーに見い出した。