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論文

福島の環境回復に向けた取り組み,1; 環境回復に関する取り組みの進展

宮原 要; 大原 利眞*

日本原子力学会誌, 59(5), p.282 - 286, 2017/05

福島の環境回復に向けた取り組みに関わる連載講座の第1回として、日本原子力研究開発機構と国立環境研究所における環境回復に関する取り組みの概要を紹介する。

論文

An Overview of progress in environmental research on radioactive materials derived from the Fukushima Nuclear accident

大原 利眞*; 宮原 要

Global Environmental Research (Internet), 20(1&2), p.3 - 13, 2017/03

福島第一原子力発電所事故による環境汚染の回復に向けた研究の現状として、日本原子力研究開発機構と国立環境研究所を主とする取組みの概要を紹介する。

論文

Study on application of kriging to evaluation of radioactivity concentration for ensuring compliance with the criterion of site release

石神 努; 島田 太郎

Journal of Nuclear Science and Technology, 52(9), p.1186 - 1204, 2015/09

 パーセンタイル:100(Nuclear Science & Technology)

我が国における原子力施設の廃止措置では、サイト解放検認手法は解決すべき重要な技術的課題である。クリギングでは放射能濃度の空間的相関を考慮できることに鑑みて、サイト解放検認にクリギングを適用する方法を提案する。放射能濃度推定結果には不確かさが含まれており、それによりサイト解放判断には過誤の確率が存在する。この不確かさを計算する方法を述べるとともに、必要とされる最少の測定点数を求める。提案した手法および従来の統計手法を2つの事例に適用した。その結果、提案した手法は平均放射能濃度を適切に推定すること、また、この手法では、空間的相関が存在する場合に従来の統計手法に比べて必要とされる測定点数が少なくなり、効率的な測定を行えることが分かった。

報告書

HTTR出力上昇試験における燃料及び核分裂生成物挙動の検討,2; 30MWまでの結果

植田 祥平; 江森 恒一; 飛田 勉*; 高橋 昌史*; 黒羽 操; 石井 太郎*; 沢 和弘

JAERI-Research 2003-025, 59 Pages, 2003/11

JAERI-Research-2003-025.pdf:2.53MB

高温工学試験研究炉(HTTR)の出力上昇試験を実施した。HTTRの燃料性能を評価するため、原子炉保護設備の1次冷却材放射能計装,燃料破損検出装置(FFD),1次冷却材サンプリング設備により1次冷却材中の放射能濃度を測定した。その結果、1次冷却材中放射能濃度は10$$^{3}$$Bq/cm$$^{3}$$以下であり、Kr及びXe核種の濃度は0.1Bq/cm$$^{3}$$以下であった。$$^{88}$$Kr放出率(R/B)値は、原子炉出力60%以下において約2$$times$$10$$^{-9}$$、定格30MW出力時において約7$$times$$10$$^{-9}$$であった。事前解析による$$^{88}$$Kr放出率の予測値は、測定値とよく一致し、希ガスの放出機構が、燃料コンパクトマトリックス部の汚染ウランの核分裂により生成し、反跳から拡散へと変化することが示された。

論文

Development of regionally extended/worldwide version of system for prediction of environmental emergency dose information: WSPEEDI, II; Long-range transport model and its application to dispersion of cesium-137 from Chernobyl

石川 裕彦; 茅野 政道

Journal of Nuclear Science and Technology, 28(7), p.642 - 655, 1991/07

広域評価用SPEEDI(緊急時環境線量情報予測システム)開発の一環として、局地評価用に開発した移流拡散モデルを、総観規模の長距離拡散計算用に改良した。このモデルでは、大気中の放射能濃度、地表面沈着量、大気中放射能及び地表表面沈着からの外部被曝線量、呼吸による内部被曝線量を計算する。このモデルを用いて、チェルノブイル事故時のヨーロッパ地域への$$^{137}$$Csの拡散を計算した。定性的な比較では、デンマークとトルコを除けば計算結果は測定結果と良く一致した。定量的な比較では、比較した濃度値の約50%が一桁以内、40%がファクター5以内の誤差範囲に納まる程度の一致をみた。この一致度は、SPEEDIを局地複雑地形上の拡散に適用した場合と同程度である。

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