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瀬谷 道夫; 原田 秀郎; 北谷 文人; 小泉 光生; 土屋 晴文; 羽島 良一; 早川 岳人; 静間 俊行; Angell, C.; Bolind, A.
Proceedings of 35th ESARDA Annual Meeting (Internet), 9 Pages, 2013/05
原子力機構がその基礎的な技術の実証を行っている、福島第一原子力発電所の溶融燃料中核物質計量管理のための有望な2つのNDA技術について、このセッションのイントロとして発表する。その一つは、粒子状デブリを対象とする中性子共鳴濃度分析法で、これは中性子飛行時間分析を使用する中性子共鳴透過分析法と中性子共鳴捕獲分析法をベースとする方法である。原子力機構とJRC-IRMMは2012年5月からこの方法に関する共同研究を実施している。この論文では、中性子共鳴濃度分析法について粗く紹介するが、このセッションの他の論文ではそれについて詳しく紹介する。もう一つは、レーザー・コンプトン散乱線(LCS-)を用いて切出し形状、小石状の溶融燃料デブリ中の核物質を分析する方法である。ここでは、LCS-による核共鳴蛍光反応を利用する方法の溶融燃料デブリへの適用について粗く紹介する。このセッションの最後の2編では、エネルギー回収型リニアック(ERL)とレーザー蓄積装置をベースとする大強度の単色エネルギー線発生実証と測定法について詳しく紹介する。
籏野 嘉彦; 勝村 庸介; Mozumder, A.*
Charged Particle and Photon Interactions with Matter; Recent Advances, Applications, and Interfaces, 1045 Pages, 2010/12
この本は「荷電粒子及びフォトンと物質との相互作用; 最近の進歩,応用及びインターフェイス」について最近の研究成果をまとめている。この本の編集・執筆は、これと類似の題目の「荷電粒子及びフォトンと物質との相互作用; 化学,物理化学,生物学及びこれらの応用」A.Mozumder,籏野嘉彦編、Marcel Dekker, New York(2004)に対して広く国際的に多くのコミュニティーから高い評価を受けたことに、その背景がある。この前編は、キュリー,レントゲン以降100年間の放射線・物質相互作用基礎研究の成果を次世紀へ向けてまとめる目的で開催されたIAEAの10年間プロジェクトがもとになって編集・執筆された。これに対する高い評価と要望とは、このような後ろ向きのまとめでなく、前向きに、現在の進歩の状況及び将来展望、最近盛んになりつつある応用とインターフェイスの構築について編集・執筆して欲しいというものである。このようにして、この本では相互作用の初期過程及び基礎過程について最近の研究の進歩と将来展望をまとめるとともに物質,環境,バイオ,宇宙,原子力などの広範な科学・技術への応用とインターフェイスについてまとめている。
角 美香; 阿部 勝男; 影山 十三男; Mason, P.*
no journal, ,
国内でPuを取り扱うほとんどの施設において、精確な計量分析結果を得るため、IDMS法が用いられている。LSDスパイクと呼ばれる標準試料が、施設、国、査察機関によって、取り扱いが困難な場所や測定状況下にあるさまざまな核物質を、精確に測定・計量するために開発された。LSDスパイクのPu原料となるPu標準物質の長期的な供給が難しくなりつつあることから、原子力機構(JAEA)は国内のMOXをPuの原料とする可能性を評価することとした。JAEA-PFDCは、US DOE-NBLと協力し、LSDスパイクの原料に使用可能なPu標準物質調製を開始した。2008年に調製されたMOX-Puのバッチから、2種類のLSDスパイクが調製され、確認分析のため参加分析所に配布された。2012年にも次のMOX-Pu標準が調製され、値付けが間もなく終了する。このMOX-Puについても確認のための共同分析が計画され、JAEAで結果を取りまとめている。詳細な精製手法、LSDスパイクの共同分析結果および2012年に調製されたMOX-Puの共同分析結果の途中評価について報告する。