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報告書

BATAN; 多目的研究炉RSG-GASの燃料破損検出システムの改修

春山 満夫; 蔀 肇; 中村 清

JAERI-Tech 2003-025, 29 Pages, 2003/03

JAERI-Tech-2003-025.pdf:2.16MB

原研とインドネシア原子力庁(BATAN)との取決め「付属書III炉物理及び技術の分野における協力」に基づく技術協力の一環として、燃料破損検出システム(FFDS)の改修が多目的研究炉RSG-G.A.Siwabessy(RSG-GAS)においてジョイントワークにより実施された。システムは遅発中性子検出法を採用している。改修に対する設計上の要求は、(1)現用システムのユニット及び手持ちの予備品を出来るだけ長く使うこと、及び、(2)メンテナンスの困難なユニットをメンテナンスの容易なものまたは市場で入手容易なものと置き換えること、である。改修したシステムは、従来のものより約2倍高い遅発中性子感度とともに多重監視を可能とすることによって、より高い信頼性を実現した。本報告では、改修したシステムの仕様,設置,調整方法及び特性並びに高出力炉運転におけるFFDSとしての運用方法を述べる。

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