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報告書

永久凍土が地質環境に与える影響調査

和田 一成*

JNC TJ7420 2005-092, 99 Pages, 2002/02

JNC-TJ7420-2005-092.pdf:2.88MB

氷期に主に北日本で発達が予想される永久凍土は,不透水性層となることから,地下水流動などに大きな影響を与えることが想定される。本調査では,この影響の範囲と程度を予測するため,氷期の日本列島を例として永久凍土の形成深度をコンピューターシミュレーションで解析した。

報告書

活断層調査坑道における初期応力測定

武部 晃充*; 東原 雅実*; 高見 明*

JNC TJ7420 2005-067, 132 Pages, 2001/03

JNC-TJ7420-2005-067.pdf:33.3MB

地質環境の長期的な変化を予測するために,活断層の深部構造と断層破砕帯の性質及び断層近傍の応力状態の調査を進めている。その一環として,神岡鉱山の活断層調査坑道において,活断層周辺岩盤の初期応力を水圧破砕法により測定を試みた。

報告書

リボーリングによる乾式破砕法の室内検証試験

武部 晃充*; 東原 雅実*; 高見 明*

JNC TJ7420 2005-060, 211 Pages, 2001/03

JNC-TJ7420-2005-060.PDF:34.25MB

陸域フロンティア研究では,活断層周辺応力場解明の基礎データを取得することを目的とし,乾式破砕応力測定法の開発を実施している。本件は,先に乾式破砕法によるコンクリート供試体や鋼管を使用した室内試験により,乾式破砕法の合理性が明らかになった。今回は,特に地山状態が劣悪で,裸孔の状態では,孔が維持できないケースに適用するリボーリングによる乾式破砕法についてその適用性を検証したものである。

報告書

跡津川断層系における地震探査

竹村 友之*; 武部 晃充*

JNC TJ7420 2005-052, 97 Pages, 2001/03

JNC-TJ7420-2005-052.pdf:64.24MB

本調査では,跡津川断層系の茂住-祐延断層の地下構造に関する基礎データを取得する目的で,同断層付近の地表近くで火薬を爆破して人工地震を起こし,地表および同断層を貫く活断層調査坑道内で爆破による地震動の観測を行った。

報告書

乾式破砕応力測定法の室内試験

新宮 和喜*; 中嶋 敏秀*; 山下 貢*

JNC TJ7420 2005-066, 99 Pages, 2000/03

JNC-TJ7420-2005-066.PDF:2.47MB

岐阜県と富山県の県境付近に位置する神岡鉱山茂住坑には,断層を横断する活断層調査坑道があり,総合的な活断層の調査研究が行われている。本報告書は,断層周辺の応力場を測定する乾式破砕応力測定法の確立のために,室内にて鋼管載荷試験と数値シミュレーションを実施した。

報告書

跡津川断層系の活動性に関する調査

迫垣内 薫*; 武部 晃充*

JNC TJ7420 2005-040, 62 Pages, 2000/03

JNC-TJ7420-2005-040.pdf:17.96MB

跡津川断層系は飛騨山地北部に約60kmにわたり追跡され、数本の活断層からなる断層系を構成している。この跡津川断層系では、"陸域地下構造フロンティア研究"の一環として活断層研究が行われている。この研究のもと茂住祐延断層では活断層の形成メカニズム解明のため調査坑道が掘削され、総合的な調査・観測が行われている。本研究に関連して、跡津川断層系の活動性の解明を目的として、跡津川断層東部の真川露頭上部でトレンチ調査を実施した。トレンチは跡津川断層主断層の南東約20m地点から南東に主断層走向に直交して、深さ約2m、長さ約20mにわたって掘削された。堆積物中から採取した炭質物の年代測定結果から、トレンチ地点では最近約2.2万年間に6回以上のイベントがあったことが推定される。

報告書

乾式破砕応力測定法の室内検証試験

新宮 和喜*; 中嶋 敏秀*; 山下 貢*

JNC TJ7420 2005-063, 242 Pages, 1999/03

JNC-TJ7420-2005-063.PDF:19.78MB

岐阜県と富山県の県境付近に位置する神岡鉱山茂住坑には,断層を横断する活断層調査坑道があり,総合的な活断層の調査研究が行われている。断層周辺の応力場を測定する乾式破砕応力測定法の確立のために,室内載荷試験と数値シミュレーションを実施した。

報告書

茂住祐延断層の活動性に関する調査; 茂住祐延断層簡易トレンチ調査

竹村 友之*; 迫垣内 薫*; 武部 晃充*; 井上 基*; 新見 健*; 木下 博久*

JNC TJ7420 2005-051, 93 Pages, 1999/03

JNC-TJ7420-2005-051.pdf:23.99MB

跡津川断層系は飛騨山地北部に約60kmにわたり追跡され、数本の活断層からなる断層系を構成している。この跡津川断層系では、"陸域地下構造フロンティア研究"の一環として活断層研究が行われている。この研究のもと茂住祐延断層では活断層の形成メカニズム解明のため調査坑道が掘削され、総合的な調査・観測が行われている。本研究に関連して、茂住祐延断層の活動性の解明を目的として茂住峠の東約200mの林道沿いでジオスライサーを用いた断層発掘調査を実施した。

報告書

活断層調査坑道における水理調査

竹村 友之*; 迫垣内 薫*; 高橋 英一郎*; 武部 晃充*; 中嶋 敏秀*; 山下 貢*; 山之内 浩文*

JNC TJ7420 2005-041, 129 Pages, 1999/03

JNC-TJ7420-2005-041.pdf:65.88MB

岐阜県北端の神岡鉱山茂住孔には,跡津川断層系の茂住祐延断層を横断する活断層調査坑道があり,本坑道を利用して活断層に関する様々な研究が行われている。本調査では,活断層調査坑道における茂住祐延断層周辺の水理特性を把握することを目的とし,試錐コア調査・透水試験・湧水の分析を実施した。

報告書

活断層調査坑道における断層周辺の地下水調査

新宮 和喜*; 中嶋 敏秀*; 山下 貢*

JNC TJ7420 2005-038, 39 Pages, 1998/03

JNC-TJ7420-2005-038.pdf:3.05MB

岐阜県北端の神岡鉱山茂住孔には,跡津川断層系の茂住祐延断層を横断する活断層調査坑道があり,本坑道を利用して活断層に関する様々な研究が行われている。本調査では,活断層およびその周辺の水理地質構造解明のための基礎データを取得することを目的として,平成9年12月1日から平成10年3月13日の約3ヶ月半の間,活断層調査坑道ならびに長棟坑道で,既存試錐孔を用いて間隙水圧の連続観測を実施した。

報告書

「活断層帯での地殻活動研究」に関わる現地地質調査及び応力測定試験

竹村 友之*; 新宮 和喜*; 迫垣内 薫*; 西川 有司*; 岡田 洋一*; 中嶋 敏秀*; 山下 貢*

JNC TJ7420 2005-035, 152 Pages, 1998/03

JNC-TJ7420-2005-035.pdf:27.16MB

富山県と岐阜県の県境付近に位置する跡津川断層系では,地震発生機構の研究や新たな地震観測手法の開発を目的にした,総合的な活断層の調査研究が行われている。本件のうち,現地地質調査では,跡津川断層系の茂住祐延断層の3次元構造を明らかにすることを目的にして,地表及び坑内の地質調査を実施した。また応力測定試験では,断層周辺の応力場を測定する乾式破砕応力測定法の確立のために,セメントモルタル供試体と鋼管による室内載荷試験と数値解析を実施した。

報告書

地殻活動場周辺における水理調査

竹村 友之*; 新宮 和喜*; 高橋 英一郎*; 岡田 洋一*; 武部 晃充*; 中嶋 敏秀*; 井上 敏夫*

JNC TJ7420 2005-033, 128 Pages, 1998/03

JNC-TJ7420-2005-033.pdf:51.98MB

岐阜県北端の神岡鉱山茂住孔には,跡津川断層系の茂住祐延断層を横断する活断層調査坑道があり,本坑道を利用して活断層に関する様々な研究が行われている。本調査では,活断層調査坑道における,茂住祐延断層の破砕帯周辺の水理特性を把握することを目的とし,試錐コアの調査やルジオン試験及び簡易透水試験を実施した。

報告書

深部地下水調査(DH-5号孔)

山田 毅*; 新宮 和喜*; 高橋 英一郎*; 中嶋 敏秀*; 山下 貢*; 山本 延彦*; 鈴木 高志*

PNC TJ7187 97-002, 586 Pages, 1997/11

PNC-TJ7187-97-002.pdf:47.21MB

岐阜県土岐市の動力炉・各燃料開発事業団東濃地科学センター土岐分室敷地内において、孔長500mのDH-5号孔が深部地下水調査を目的として掘削された。本報告書は、地表から下部深部までの地質構造、地質環境の有する水理学的・地球化学的特性を把握するため、このDH-5号孔の深部地下水調査結果をまとめたものである。主な調査項目は以下の通りである。1)岩芯の採取・記載2)物理検層(一般検層項目、フローメータ検層、レーダー法シングルホール測定)3)ボアホールテレビ観察4)透水試験(透水試験、揚水試験)5)原位置における物理化学パラメータ測定6)地下水の採水7)地下水の化学分析以上の調査を行った結果、以下のことが明らかになった。・調査区間全体の地質は花崗閃緑岩であり、深度約410mに断層がある。深度約310mよりも深い位置では断層に近づくにつれ風化や変質が激しくなっている。・断層よりも上部では、深度約150m付近に破砕部があり、この付近を境に上下の岩盤で岩相が異なる。・深度約150mから断層までの間には、亀裂沿いに酸化した部分がある。これは地下水の流動を示唆するものであり、フローメータ検層、温度検層で水の流入が確認された。また、この酸化帯付近では透水係数が高く、卓越する亀裂の方向性も破砕部の上部と異なる。・深度323.8$$sim$$330.8mの地下水特性は、物理化学パラメータの測定から還元性で弱アルカリ性である。また、地下水の年代は同位体分析による数十年程度と判定され、水質はCa(HCO3)2型を判断された。

報告書

活断層帯における試錐孔調査(検層)

新宮 和喜*; 堀之口 賢治*; 中嶋 敏秀*

PNC TJ7187 97-001, 170 Pages, 1997/03

PNC-TJ7187-97-001.pdf:7.45MB

陸域地下構造フロンティア研究では、活断層の形成メカニズム(地震の発生メカニズム)を解明することを目的として、活断層(跡津川断層系)を横断する調査坑道を掘削している。本坑道および本坑道近傍では、活断層の力学特性、水理特性等を把握するための試錐孔が掘削されている。本資料は、これらの試錐孔のうち、調査ボーリングB孔、応力No.1孔および応力No.2孔で実施した孔内調査(検層等)の結果を取りまとめたものである。実施した調査は、以下の通りである。1.岩芯調査(調査ボーリングB孔、応力No.1孔、応力No.2孔)2.物理検層1)音波検層(調査ボーリングB孔、応力No.1孔)2)PS検層(調査ボーリングB孔、応力No.1孔)3)自然放射能検層(調査ボーリングB孔、応力No.1孔)4)電気検層(調査ボーリングB孔、応力No.1孔)5)温度検層(調査ボーリングB孔、応力No.1孔)6)キャリパー検層(調査ボーリングB孔、応力No.1孔)7)孔曲検層(調査ボーリングB孔)3.ボアホールスキャナー観測(調査ボーリングB孔、応力No.1孔、応力No.2孔)岩芯調査の結果、調査ボーリングB孔は主に砂岩、礫岩、頁岩層から構成されており、応力No.1孔および応力No.2孔は砂岩、頁岩から構成されている。ボアホールスキャナー観測および物理検層は、地層および岩盤の性状を定量的に表している。以上の調査結果は、活断層の力学特性、水理特性を把握するための一資料として供される。しかし、これらの特性を把握するためには、今回の資料だけでは不十分であり、今後様々な場所で多種多様な調査を行うことを提案する。

報告書

地殻応力測定装置の概念設計及び基礎試験

not registered

PNC TJ1187 96-002, 443 Pages, 1996/08

PNC-TJ1187-96-002.pdf:12.93MB

本調査は、地震発生に大きな影響を与えると考えられる水平地殻応力の蓄積状況を明らかにするため、地下深部において地殻応力値を繰り返し測定できる装置を開発し、地下深部の地殻応力分布と活断層との関係を把握することを目的としている。本装置は、潜在亀裂等の影響を極力排除して応力計測を行うもので、ボーリング孔内において半円の摩擦シェルを計測機の載荷部に対面してセットし、孔壁を載荷することにより、その継ぎ目部において主応力方向とは関係ない任意の一方向に人工亀裂を発生させるものである。本調査では、応力測定法の概要調査をし、装置の基本的条件を設定した。さらに、上記の装置(乾式多面破砕計測装置S-500)を用いて国内および米国で室内試験を実施し、装置の有用性および問題点を調べた。その後、現地計測を実施し、実地盤での有効性および問題点を調べた。その結果、以下のことが判明した。・室内実験では任意の3方向に亀裂を発生させることができた。また、現地計測でも任意の1方向には亀裂を発生させることができた。これらのことは、S-500が実用的であることを示唆している。・本調査で使用した摩擦シェルでは摩擦効果がまだ充分でないことが判明した。・応力-変形曲線から得られる亀裂再開口時の載荷圧力と実際の地山応力との関係が不明確である。以上のことより、S-500は地山応力計測に実用的であると考えられるが、前途のような幾つかの問題点が判明した。そこで、これらの問題点を克服するために今後改善を加え、多種多様な室内試験や現地計測を行う必要があると思われる。また、精度の向上のために場合によっては、他の方法との組み合わせによる方法を模索することも必要であると考えられる。

報告書

深部地下水調査(DH-5号孔)追加採水分析

濱 博也*; 山田 毅*; 井出 光良*; 高橋 英一郎*; 山本 勝也*; 中嶋 敏秀*; 渡部 武雄*

JNC TJ7440 2005-074, 270 Pages, 1995/05

JNC-TJ7440-2005-074.PDF:17.59MB
JNC-TJ7440-2005-074(errata).pdf:0.08MB

1997年、岐阜県土岐市泉町定林寺の動力炉・核燃料開発事業団(現、核燃料サイクル開発機構)東濃地科学センター土岐分室敷地内において、孔長502.3mのDH-5号孔が深部地下水調査を目的として、土岐花崗岩中に掘削された。本報告書は、地表から地下深部までの地質構造、地質環境の有する水理学的・地球化学的特性を把握するため、このDH-5号孔の深度323.8$$sim$$330.8mの深層地下水を対象とした調査結果をまとめたものである。調査項目は以下のとおりである。(1)地下水の採水、(2)原位置における物理化学パラメータ測定、(3)連続地上採水中の主要化学成分分析、(4)地下水の化学分析以上の調査を行った結果、以下のことが明らかとなった。・物理化学パラメータ測定によると、地下水は、アルカリ性で、低還元性かつイオン溶解物の少ない低緩衝性である。また、硫化物イオンはほとんど含まれていない。・同位体分析によると、地下水は、太平洋側の天水を起源とし、数十年程度の比較的新しい年代のものであると推測される。・トリリニヤーダイヤグラムによる水質区分では、アルカリ土類重炭酸塩型に、水質化学相では、陽イオン相がCa$$^{2+}$$-Na$$^{+}$$、陰イオン相がHCO$$_{3}$$-Cl-SO$$_{4}$$$$^{2-}$$に分類される。・微生物分析では、地下水中に亜硝酸酸化菌・亜硝酸還元菌・硝酸還元菌が検出された。

報告書

断層活動が地質環境に与える影響調査(3)

新宮 和喜*; 佐藤 英太郎*; 阿達 一宏*; 工藤 昌克*; 石塚 善章*; 堀之口 賢治*; 中嶋 敏秀*

JNC TJ7400 2005-007, 214 Pages, 1995/03

JNC-TJ7400-2005-007.pdf:16.96MB

本調査は,地層科学の一環として,断層活動が周辺の地質環境に与える影響を調査し,地質環境の長期安定性の評価に資することを目的としている。本年度行った調査は,既存の空中写真を使って地形解析調査を行った。次に,平成4年度に実施した茂住祐延断層近傍に開削された長棟地域構造坑道内の試錐孔において,孔内試験を実施した。まず,長棟No.1孔において,S-200による応力測定を実施し,応力の経時変化を追跡した。次に長棟No.3孔において,比較的岩質の良い箇所を選択し,そこでS-200による応力計測を実施した。

報告書

断層活動が地質環境に与える影響調査(2)

新宮 和喜*; 堀之口 賢治*; 中嶋 敏秀*; 古守 久美*

JNC TJ7400 2005-005, 250 Pages, 1994/03

JNC-TJ7400-2005-005.pdf:23.33MB

本調査は,断層周辺の応力状態を調査することにより断層活動が地質環境に与える力学的な影響の範囲と程度が,地表のみならず地下深部でどのように変化しているかを調査し,地層科学研究の重要な課題である地質環境の長期安定性を明らかにするための基礎資料を提供することを目的としている。本年度行った調査は,前年度に実施した茂住祐延断層近傍に開削された長棟地域構造坑道内の試錐孔の同一計測地点で2面破砕法により応力測定を行い,応力の経時変化を追跡し,更に,その近傍で傾斜試錐を掘削し,その試錐孔で調査を実施した。

報告書

断層活動が地質環境に与える影響調査

新宮 和喜*; 阿達 一宏*; 堀之口 賢治*; 富田 輝男*

JNC TJ7400 2005-006, 358 Pages, 1993/03

JNC-TJ7400-2005-006.pdf:20.98MB

本調査は,断層周辺の応力状態を調査することにより断層活動が地質環境に与える力学的な影響の範囲と程度が,地表のみならず地下深部でどのように変化しているかを調査し,地層科学研究の重要な課題である地質環境の長期安定性を明らかにすることを目的としている。本調査は,茂住祐延断層近傍に開削された長棟地域構造坑道内の試錐孔で調査を実施した。

報告書

電磁探査法データ解析統合プログラムの作成(「電磁法データ解析結果」あり)

not registered

PNC TJ7187 91-002, 170 Pages, 1992/01

PNC-TJ7187-91-002.pdf:4.15MB

電磁探査法は、鉱山・地熱・石油などの資源調査や、工学的な目的での地下構造調査などに広く用いられて多くの成果を挙げている。とくに近年では、エレクトロニクスやマイクロコンピュータ関連技術の進歩によって、測定技術が飛躍的に進歩しており、MT法、CSAMT法、TDEM法その他の多くの手法が提唱されている。しかしながら、日本に電磁探査法が導入されてからまだ日も浅く、これら各種の手法のモデル計算や解析処理計算をするソフトウェアが一般化していないのが現状である。本開発は、水平多層構造に対するフォアワードモデリングおよびインバージョンプログラムを、東芝J-3100SGX用に製作したもので、手法としてはMT法、CSAMT法、各種の送受信器配置のTDEM法に対応している。開発されたソフトウェアは、基本的にはUSGSのアンダーソンらによって製作されたメインフレームコンピュータ用のものをMS-DOS上で実行できるようにしたものである。メモリの制限のために、大幅な変更が必要であったが、オリジナルの持つ多くのオプションは、極力残すように努め、いろいろな計算条件に適用できるようにした。さらに、グラフィックライブラリともリンクして、使いやすさにも考慮を払った。その結果、非常に実用性の高いソフトウェアが開発され、今後の活用が期待される。

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