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報告書

岩石及び鉱物と地下水との反応に関する研究(緑泥石化に関する実験的研究)-先行基礎工学分野に関する報告書-

鶴留 浩二; 澁江 靖弘*; 時澤 孝之; 山本 正博*

JNC TY6400 2000-013, 102 Pages, 2000/02

JNC-TY6400-2000-013.pdf:2.45MB

本研究は、地熱地帯に適用されている緑泥石地質温度計について、その妥当性を実験的研究を通して検証することを目的としたものである。実験によって玄武岩と熱水との反応で生じる緑泥石化あるいは粘土鉱物化について検証するとともに、これらの化学組成と熱水の温度との関係を検証するための室内実験を平成9年度から平成10年度にかけて行った(尚、本研究は平成10年度で完了した)。熱水の温度を摂氏200度、摂氏250度、摂氏300度、摂氏350度、摂氏400度、さらに地層科学への応用の可能性も考慮にいれて摂氏100度、摂氏150度に設定して実験を行った。これらの実験で得られた結果は次のようにまとめられる。(1)固相粉末のX線回折分析では、いずれの実験においてもエチレングリコール処理後のピークの移動からスメクタイトが生成していることが確認できた。しかし、緑泥石あるいは緑泥石/スメクタイト混合層の生成は確認できなかった。(2)角柱の薄片の顕微鏡写真から見ると、熱水変質が進行したために、玄武岩の組織の乱れや微細な粘土化が確認された。(3)反応させた海水の組成と実験後の水溶液の組成を比較すると、陽イオンの重量比に変化が認められた。これまで玄武岩と海水との反応に関する低温から高温(摂氏500度)での実験では、緑泥石が生成しない。その代わり、緑泥石/スメクタイト混合層鉱物の生成の可能性が考えられた。しかし、今回の実験では当初目的としていた緑泥石あるいは緑泥石/スクメタイト混合層鉱物の生成は確認できなかったが、今後、さらに高温・高圧条件下での研究や検証が望まれる。

報告書

流体包有物の分析に基づく熱水特性解析に関する研究

兵庫教育大学*

PNC TJ6646 96-001, 37 Pages, 1996/05

PNC-TJ6646-96-001.pdf:0.97MB

カナダのサスカチュワン盆地の南東の端に位置するクリスティーレーク鉱床から得られた試錐試料について、流体包有物の分析を行った。大部分の流体包有物は気相包有物であり、計21個の流体包有物について均質化温度を測定した。均質化温度は147度Cから306度Cであり、200度C前後の値が多く、平均値は213度Cである。気相包有物の中で凝固点降下度が測定できた2試料から塩濃度を求めると2.7NaCleq.wt%と0.5NaCleq.wt%になる。クリスティーレーク鉱床では蒸気が卓越する200度C程度の熱水が循環していた可能性がある。流体包有物の研究手法について、均質化温度と塩濃度の測定値の処理に力点をおいて解説した。

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