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佐々木 祐二; 佐伯 盛久*; 吉塚 和治*
Solvent Extraction Research and Development, Japan, 26(1), p.21 - 34, 2019/06
被引用回数:6 パーセンタイル:27.02(Chemistry, Multidisciplinary)酸素, 窒素, 硫黄を含む3つの三座配位子と3つのマスキング剤を開発して、その特徴を比較した。TODGA, MIDOA(メチルイミノジアセトアミド), TDGA(チオジアセトアミド)とそれら化合物のアルキル基の短い水溶性の化合物である。TODGAは硬い金属に高い反応性を、MIDOAとTDGAは柔らかい金属に高い反応性を示した。分光学的研究によりドナー原子の役割や金属錯体のモル比などを示した。また、熱発生量と抽出能力との間の逆相関性を明らかにした。
佐々木 祐二; 森田 圭介; 佐伯 盛久*; 久松 秀悟; 吉塚 和治*
Hydrometallurgy, 169, p.576 - 584, 2017/05
被引用回数:13 パーセンタイル:56.77(Metallurgy & Metallurgical Engineering)新規な抽出剤であるテトラオクチルチオジグリコールアミド(TDGA)を使った抽出を検討した。TDGAは従来のテトラオクチルジグリコールアミド(TODGA)やメチルイミノジアセトアミド(MIDOA)と構造が類似し、イオウ配位原子を持つ。これまでの結果から、TDGAは銀,パラジウム,金、そして水銀をよく抽出することが分かった。そして、この抽出結果をTODGAやMIDOAと比較し、イオウ,酸素,窒素配位原子の性能の違いを比べた。機器分析(NMR, IR)の結果から、金属との錯形成にはS, N双方の配位原子が関わっていることを確認した。
佐々木 祐二; 吉光 諒*; 西浜 章平*; 新堀 雄麻*; 城石 英伸*
Separation Science and Technology, 52(7), p.1186 - 1192, 2017/03
被引用回数:2 パーセンタイル:9.23(Chemistry, Multidisciplinary)新抽出剤であるビウレット(C8)が開発され、ハード金属やソフト金属に関しての溶媒抽出試験が実施された。この化合物は骨格中央に窒素原子を組み込んだ、マロンアミド型の抽出剤である。本結果より、ソフト金属、ハード金属ともに抽出されることを確認した。ビウレット(C8)による抽出情報はMIDOAやTODGA、マロンアミドのそれと比較され、U, Puの分配比はマロンアミドと同程度であった。また、ソフト金属やオキソアニオンについてはTODGA、マロンアミドより高いことを確認した。
佐々木 祐二; 鈴木 智也; 森田 圭介; 吉塚 和治*
Hydrometallurgy, 159, p.107 - 109, 2016/01
被引用回数:5 パーセンタイル:27.67(Metallurgy & Metallurgical Engineering)新しいソフト配位原子を含む三座配位系の抽出剤を開発し、試験した。テトラオクチルチオジグリコールアミド(S-DGA)抽出剤はテトラオクチルジグリコールアミドの酸素原子をイオウに置き換えた化合物である。S-DGAは酸溶液中の銀をドデカン溶媒に比較的高い分配比で抽出可能である。そこで我々はS-DGAを用いて硝酸, 硫酸, 過塩素酸中の銀の抽出挙動を調べ、結果を示した。
佐々木 祐二; 吉光 諒*; 西浜 章平*; 新堀 雄麻*; 城石 英伸*
no journal, ,
新しい化合物、ビウレット(C8)を開発し、性能評価を行った。ビウレットはマロンアミドに近い構造をしているが、中央の炭素原子を窒素で置き換えたものである。一般に化学肥料の不純物として含まれるとされる。我々はこの化合物の末端の窒素原子に長いアルキル基(オクチル基)を修飾し、CHON化合物系の抽出剤として利用することを検討した。この化合物はビウレット反応を示すことが言われており、アミド酸素より、窒素による反応を示すことが一般的である。このため、ハードな金属に加えてソフト金属についての抽出性能を調べた。
佐々木 祐二; 吉塚 和治*
no journal, ,
Csを溶媒抽出で回収するにはクラウン化合物を溶解する希釈剤を新たに調査する必要がある。ここでは、幾つかの希釈剤を用いてクラウン化合物の溶解性などの溶媒物性や得られた抽出溶媒を用いCs抽出について調べた。その結果、誘電率の高い溶媒を用いたほうがCs分配比は高い傾向にある。さらに誘電率の高い溶媒である2-ノナノンを使った結果は酸濃度によって分配比が増減することを示した。