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今井 卓*; 田口 健治*; 柏 達也*; 北澤 敏秀*; 加藤 良幸; 瀬川 智臣; 鈴木 政浩
電気学会論文誌,A, 133(5), p.271 - 272, 2013/05
日本における核燃料サイクルの一環として、使用済み核燃料から得られるウラン及びプルトニウムの混合硝酸溶液である再処理溶液からマイクロ波加熱によりMOX燃料(UO+PuO)が製造されている。本研究では、MOX燃料を製造するために硝酸Pu/U混合溶液を均一加熱することを目的として、マイクロ波オーブンキャビティにおけるキャビティ底部と脱硝容器の間のスペーサーの効果について調べた。TBR(Top-to-bottom ratio)値(溶液上面と底面における吸収電力比)を評価することにより、溶液の均一加熱に対してスペーサー装荷の有効性を示す結果が得られた。
今井 卓*; 中島 裕貴*; 田口 健治*; 柏 達也*; 北澤 敏秀*; 鈴木 政浩; 瀬川 智臣; 藤井 寛一
Proceedings of 2011 International Symposium on Antennas and Propagation (ISAP 2011) (USB Flash Drive), 4 Pages, 2011/10
核燃料サイクルの一環として、使用済核燃料から生成されるPu/U硝酸溶液のマイクロ波加熱により、MOX燃料が製造されている。本論文では、円筒型オーブンキャビティ内の固体のPu/U混合硝酸媒体の電力吸収特性及び円偏波入力による効果の解析を行った。数値シミュレーションにより、円偏波の入射が円筒型キャビティ内に設置された媒体の吸収電力の均一性を改善することが明らかとなった。
今井 卓*; 田口 健治*; 柏 達也*; 川口 浩一; 瀬川 智臣
no journal, ,
核燃料サイクルの一環として、日本では、使用済み核燃料から回収される再処理溶液(硝酸プルトニウム・硝酸ウラニル混合溶液)に対し、マイクロ波加熱脱硝法による混合酸化物(MOX)への転換を行っている。この再処理溶液は加熱及び脱硝反応による液相から固相への相状態変化に伴い、複素比誘電率が大きく変化し、マイクロ波加熱特性へ影響を及ぼす。そのため、より効率的なマイクロ波加熱を実現するためには各相状態における加熱特性を把握することが重要となる。再処理溶液脱硝過程における固相状態に対して、FDTD法及び熱解析法を用いた電磁界解析及び熱解析を行い、温度分布特性について調べた。その結果、被加熱媒質の吸収電力は媒質の上側表面及び外周部に集中し、上側表面の中心部及び外周部から加熱され、徐々に下面へ熱が広がる様子が示された。
瀬川 智臣; 谷川 聖史; 加藤 良幸; 川口 浩一; 石井 克典; 鈴木 政浩; 北澤 敏秀*; 田口 健治*; 柏 達也*
no journal, ,
マイクロ波加熱脱硝技術の高度化を目的として、円偏波に制御したマイクロ波加熱装置を用い、模擬物質の硝酸コバルト水溶液の脱硝特性について解析・評価を実施した。数値シミュレーションにより、円偏波制御マイクロ波照射において、周方向の吸収電力分布が均一になることを確認した。また、硝酸コバルト水溶液のマイクロ波加熱脱硝試験により、径方向についても均一に脱硝が進行することを確認した。これらの結果から、円偏波制御マイクロ波加熱装置により、良好な加熱・脱硝特性が得られることが明らかとなった。
瀬川 智臣; 谷川 聖史; 加藤 良幸; 川口 浩一; 石井 克典; 鈴木 政浩; 北澤 敏秀*; 柏 達也*
no journal, ,
使用済燃料の再処理工程で製造される酸化ウラニウム・酸化プルトニウム混合原料粉末の取扱性や焼結性の向上を目的とし、原子力機構ではマイクロ波加熱脱硝の均一化に資する直線偏波や円偏波のマイクロ波特性を考慮した装置開発を進めている。本研究では、差分時間領域法(FDTD法)による電磁場シミュレーション解析を実施し、試験結果の評価を行った。ハイブリッド電磁界解析法に基づく空洞共振器法により測定した物性データを基に解析モデルを作成し、メッシュ間隔を空間中は1.0mm、被加熱物中は0.5mmに設定して電磁場解析を実施した。解析の結果、液相状態においては硝酸コバルト水溶液が高損失性であることから、上面および底面の表面でマイクロ波が減衰する一方、固相状態においては、酸化コバルトの低誘電率および低損失性により、内部でマイクロ波エネルギーが吸収されることが明らかになった。円偏波を用いることにより、硝酸コバルト水溶液の吸収電力分布が周方向に均一化し、さらに試験結果を再現可能であることを確認した。
黒澤 雅也*; 吉田 裕*; 杉野 義都*; 丹野 敬嗣; 矢野 康英
no journal, ,
転位密度評価技術開発として、11Crマルテンサイト鋼(PNC-FMS)の熱時効材についてX線回折を実施し、Lorentz関数を用いた解析を実施した。フィッティング時の係数決定に改良Warren-Averbach式を用いた近似の適用することで、得られた転位密度が熱時効影響の指標となるLarson-Millerパラメータと共に低下する挙動を再現することができた。