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朝野 英一*; 谷口 直樹; 川上 進; 油井 三和
JNC TY8400 2004-008, 30 Pages, 2004/04
オーバーパック溶接部の品質を確保し、オーバーパックの長期信頼性を向上させるうえで溶接部耐食性の確認が必要である。本研究では原環センター(RWMC)とサイクル機構(JNC)により、溶接部耐食性評価手法について検討を行った。RWMCではオーバーパックの溶接技術と検査技術の開発を行っており、オーバーパックに適用可能な溶接技術についての情報を提供した。TIG溶接および電子ビーム溶接(EBW)がオーバーパックに適用可能な溶接方法として見通しが得られており、適切な溶接条件を確認するための試験の現状が示された。JNCではオーバーパックの腐食挙動と腐食寿命に関する研究が行われており、処分環境における溶接材の腐食挙動に関する現状の情報が提供された。JNCにおける浸漬試験の結果、代表的な処分環境条件である還元性雰囲気において、EBWにより溶接された炭素鋼は母材と同等の腐食速度となったことが示された。RWMCとJNCからの情報に基づいて溶接部耐食性に関する研究課題を抽出するとともに腐食試験概念を検討した。