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永瀬 文久; 更田 豊志
Journal of Nuclear Science and Technology, 43(9), p.1114 - 1119, 2006/09
被引用回数:27 パーセンタイル:85.58(Nuclear Science & Technology)高燃焼度燃料のLOCA時破断限界を評価するために、燃焼度39及び44GWd/t照射済PWR燃料から採取したジルカロイ-4被覆管を対象に急冷時耐破断特性評価試験を実施した。急冷時の破断限界は被覆管の初期水素濃度の増加によって低下するものの、照射済被覆管と同等の水素を吸収させた未照射被覆管の間で明らかな違いは見られなかった。また、試験対象被覆管の破断限界がLOCA指針の基準値以上であることが明らかになった。
永瀬 文久; 更田 豊志
Proceedings of 2005 Water Reactor Fuel Performance Meeting (CD-ROM), p.668 - 677, 2005/10
原研では高燃焼度燃料のLOCA時挙動を調べる体系的な研究計画を進めている。同計画の一環として再冠水時に燃料棒が急冷される際の破断限界を明らかにするため、燃焼度3944GWd/tの照射済PWR燃料から採取したジルカロイ-4被覆管を対象に急冷時耐破断特性試験を実施した。破断限界は被覆管が吸収している初期水素量の増加によって低下するものの、照射済燃料被覆管と水素を吸収させた未照射被覆管との間で明らかな違いは見られなかった。また、あらかじめ酸化・水素吸収させ、急冷を経た被覆管に対するリング引張及び圧縮試験を通じて急冷による延性の低下について調べ、欧米で規制に用いられている延性ゼロ基準は、急冷時破断特性試験に比べてより保守的な結果を与えることなどを示した。