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平田 洋一*; 吉田 幸美*
JNC TJ7440 2005-085, 25 Pages, 2003/03
地表から地下深部までの地質特性を把握する方法の一つとして,地下水の長期モニタリング装置の必要性が検討されている。長期にわたる間隙水圧観測を実施するため,安定性・耐久性に優れた光信号を用いる地下水圧観測システムの開発を行った。本業務では,上記観測システムの試作として,試錘孔内の2区間で地下水の水圧と温度を測定可能な観測装置を製作した。光ファイバーを利用した水圧測定技術としては,世界でも初の試みとなった。本装置の孔内設置部は,パッカーユニット,水圧・温度測定ユニット,光ファイバー接続ユニットで構成される。地上設置部は,データ観測・収録装置である。本装置の概要を以下に示す。・測定方式:FBG(Fiber Bragg Grating)・測定項目:間隙水圧,温度・測定範囲:水圧010kgf/cm2 (0-1MPa)・測定精度:0.5%FS・適用孔径:86100mm本業務の最後に,本装置を試錘孔へ設置した。本業務終了後も,本装置による水圧観測を続行して長期安定性を確認しつつ,適宜改良を実施していく予定である。
平田 洋一*; 田永 友則*
JNC TJ7420 98-004, 320 Pages, 1998/09
本件は,AN-1号孔およびAN-3号孔を用いて,「水みち」と呼ばれる地下水の流出入のみられる割れ目の分布や透水性を把握することを目的として実施したフローメーター検層である。フローメーター検層を実施した深度は,AN-1号孔はGL-40500m,AN-3号孔はGL-40400mである。検層の結果,「水みち」と考えられる箇所はAN-1号孔では5ヵ所,AN-3号孔では9ヵ所確認された。確認された「水みち」の透水係数は概ね110-2㎝/sec110-4㎝/secのオーダーであった。
not registered
PNC TJ1439 98-001, 69 Pages, 1998/03
釜石鉱山250mレベル坑道において、深部岩盤の掘削影響試験の一環として試験坑道周辺の水理学的影響領域を定量的に把握することを目的として、水理学的緩み領域計測装置を用いた透水試験を実施した。その結果、以下に示す知見を得た。1)調査用試錐孔の掘削された2つの断面では、間隙水圧の分布状況が異なった傾向を示した。2)今回の試験では、水平および鉛直下向きの試錐孔で試験を実施したが、試錐孔の掘削方向により、透水係数の分布に違いがみられた。3)鉛直下向きの試錐孔では、坑道底盤に最も近い測定区間で高い透水係数が得られたが、水平孔における試験では、坑壁からの距離によらずほぼ同程度の透水係数であった。4)掘削工法の違いによる透水性への影響の違いは、水平孔では認められなかったが、鉛直下向き孔ではスムースブラスティング区間に掘削された試錐孔の坑壁付近の透水係数が、普通発破区間の試錐孔のそれよりも大きくなった。
松岡 永憲*
PNC TJ1439 97-001, 39 Pages, 1997/03
釜石鉱山250mレベル坑道において坑道掘削影響試験の一部として、掘削坑道周辺の間隙水圧測定が実施されている。坑道掘削作業がこの間隙水圧測定システムに影響を与える可能性があるため、掘削作業前、作業中、作業後の3回、システムのメンテナンスを実施した。同時に問題がある間隙水圧計7台を交換した。交換前の間隙水圧計7台には、継続して初期ひずみの増加がみられた。メンテナンス作業中には、坑道掘削がシステム全体に影響を与えるような異常は認められなかった。
平田 洋一*; 鹿野 浩司*; 日高 和裕*
JNC TJ7440 2005-064, 94 Pages, 1989/06
本報告書は,東濃鉱山周辺の水理機構を把握するために,SN-4号孔において実施した,地下水流向流速検層,PNC式JFT法による透水試験,間隙水圧試験の調査結果をまとめたものである