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下茂 道人*; 山本 肇*; 城 まゆみ*; 山上 順民*; 文村 賢一*; 熊本 創*; 五十嵐 孝文*
JNC TJ7440 2005-083, 991 Pages, 2003/01
東濃地科学センターにおける超深地層研究所計画では,これまで,深度約1,000mの試錐孔を用いた各種試験が実施され,それらの調査結果をもとに深部地下の水理・地質構造の評価ならびにモデル化が進められている。しかし,試錐調査結果は平面的には点のデータであることから,構築された水理地質構造モデルの妥当性を検証するためには,周辺地盤の三次元的な場における水理的連続性の情報が不可欠である。 本年度は,広い領域での水理的連続性および透水性に関する情報を取得することを目的とし,超深地層研究所計画用地内(以下,試験サイト)に削孔された深度約1000mのMIU-2号孔において,長期(10日間2週間程度)の揚水試験を行った。 本試験結果により,試験サイト内の各試錐孔で検出されている透水性割れ目の孔間での連続性が確認されたとともに,すでに構築された水理地質構造モデルの妥当性の検証ならびに改良のための貴重なデータを取得することができた。
姉崎 進*
JNC TJ7400 2005-077, 142 Pages, 2000/08
沿岸部および地下深部の地下水流動特性を評価する上で重要な項目として、塩水と淡水の密度差や濃度差によって生じる塩淡境界が挙げられる。また、塩淡境界の性状(境界面の性状や塩分濃度分布)を把握することは、地下水の水質を評価する上でも重要である。本研究は、塩淡境界による地下水流動への影響の評価と、調査解析手法の構築を目的とし、以下の項目について調査・検討を行った。(1)地下水流動解析の実施、(2)現場調査の実施
姉崎 進*
JNC TJ7400 2005-076, 222 Pages, 1999/05
沿岸部および地下深部の地下水流動特性を評価する上で重要な項目として、塩水と淡水の密度差や濃度差によって生じる塩淡境界が挙げられる。また、塩淡境界の性状(境界面の形状や塩分濃度分布)を把握することは、地下水の水質を評価する上でも重要である。本研究は、塩淡境界による地下水流動への影響の評価と、調査解析手法の構築を目的として、調査(フローメーター検層、地球化学検層)・検討(解析手法の塩淡境界の性状把握への適用性の確認および、課題の抽出)を行った。
下茂 道人*; 山本 肇*; 山本 卓也*
JNC TJ7400 2005-012, 73 Pages, 1998/03
本年度は、平成7年度以降に得られた亀裂・透水試験データを追加し、モデルのさらなる改良を行うとともに、不連続体モデルと等価連続体モデルの比較や亀裂分布パラメータの差異が解析結果に与える影響など、等価不均質連続体モデルの適用性に関わる詳細な検討を行った。