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論文

Production of $$^{186 rm m}$$Re by proton bombardment of enriched $$^{186}$$W

飯村 秀紀; 堀口 隆良*; 石田 佳久*; 伊藤 光雄; 小泉 光生; 宮部 昌文; 大場 正規

Journal of the Physical Society of Japan, 77(2), p.025004_1 - 025004_2, 2008/02

 被引用回数:1 パーセンタイル:11.68(Physics, Multidisciplinary)

$$^{186 rm m}$$Re(半減期2$$times$$10$$^{5}$$年)は、天体中での中性子捕獲反応で生成される割合が元素合成の年代測定に影響することから注目されている核種である。中性子捕獲断面積を理論計算するには原子核のスピンを知る必要があるが、$$^{186 rm m}$$Reのスピンは未だ確立していない。そこで、スピンを含めてこの核種の核構造を明らかにするために、$$^{186 rm m}$$Reのレーザー分光を計画し、その第一歩として($$p,n$$)反応による$$^{186 rm m}$$Reの生成量を測定した。実験は、タンデム加速器の陽子ビームで$$^{186}$$Wターゲットを照射して行った。照射試料を化学分離し、$$gamma$$線を測定することにより$$^{186 rm m}$$Reの生成量を初めて決定した。その結果、$$^{186}$$W($$p,n$$)$$^{186 rm m}$$Re反応の生成量は、$$^{184}$$W(p,n)$$^{184 rm m}$$Re反応の生成量とほぼ等しいことがわかった。このことから、$$^{186 rm m}$$Reのスピンは既に知られている$$^{184 rm m}$$Reのスピン($$I$$=8)と等しいと推定できる。

口頭

コリニア・レーザー分光による核モーメントの研究

飯村 秀紀

no journal, , 

放射性La同位体の原子スペクトルの超微細構造を、コリニア・レーザー分光の手法を用いて高精度で測定した。超微細構造定数から、これらの原子核の基底状態の電磁モーメントを決定した。得られたモーメントをニルソン模型と比較してみたところ、$$^{131}$$Laでは四重極モーメントが実験値と大きく異なることがわかった。Woods-Saxonポテンシャルを用いたポテンシャルエネルギーの計算によれば、質量数が130近傍のLa同位体は原子核の形状が極めて非軸対称であると理論的に予測されている。ニルソン模型では軸対称変形が仮定されているので、この模型と実験値との不一致は原子核の非軸対称変形に起因している可能性がある。また、$$^{139}$$Laと$$^{138}$$Laで観測された超微細構造異常についても議論する。

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