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報告書

DH-13号孔における地下水水圧・水質観測装置の購入・設置

細田 宏*; 稲垣 隆二*; 下山 昌宏*; 永野 修一*

JNC TJ7440 2002-002, 414 Pages, 2002/03

DH-13号孔は、核燃料サイクル開発機構が広域地下水流動研究の一環として掘削したボーリング孔である。今回、地下水流動解析結果の検証データを取得することを目的として、深度1,000m対応のMPシステム資材の購入・設置を行った。採水および間隙水圧を測定するモニタリングゾーンは、事前の孔内試験等から15区間の水圧測定が可能なように測点を設けた。DH-13号孔はHQ($$phi$$96mm)で掘削され、孔底付近では約摂氏2度 傾斜していたが、計画通り設置は完了し、MOSDAXプローブを使用して15区間の間隙水圧の測定、採水を可能にした。また、採水用に設置したポンピングポートのバルブ開閉試験も良好であった。このうち、7深度にプローブを設置して長期観測を可能に、所定の深度において採水を行い、採水した地下水の水質分析を実施した。

報告書

MIU-2号孔における地下水水圧・水質観測装置の引上げ作業

細田 宏*; 下山 昌宏*; 永野 修一*; 竹村 聖吾*

JNC TJ7440 2001-035, 56 Pages, 2002/02

JNC-TJ7440-2001-035.pdf:1.49MB

本報告書は,MIU-2号孔において既設の地下水水圧・水質観測装置(Multiple Piezometer SYSTEM:Westbay Instruments inc.(カナダ)以下、MPシステム)を引き抜いた際の作業を取りまとめたものである。MP38システムやMP55システム単独での深度1000m級の試錐孔からの動システムの引上げ作業はこれまで実績があるものの、MP38システムとMP55システムの組み合わせとしての引上げは、国内外でも発の試みであった。引上げ作業において、試錐孔内仮ケーシング尻でのMPシステムの抑留のため、一時引上げが不能となったものの、引上げ時に実施したパッカーやポンピングポート位置の詳細な確認作業や、ケーシング内の水の逆流によるパッカー再膨張防止のためのMPケーシング内の水質管理およびカップリング部の破断防止のための重量管理等を行った結果、およそ37日間でMPシステムを無事引上げることに成功した。これらの作業は、今後の同様の作業において、貴重な参考となるものである。

報告書

平成13年度 明世地区表層水理研究測量調査

下山 昌宏*

JNC TJ7440 2001-030, 37 Pages, 2001/12

JNC-TJ7440-2001-030.pdf:1.22MB

本業務は広域地下水流動研究の表層水理研究の一環として,平成12年度に設置したKBM(6箇所)の標高を、既存の水準点から水準測量を行い、既存井戸諸元のうち井戸標高の値を正確に取得することを目的としたものである。

報告書

明世地区表層水理研究試錐調査

稲垣 隆二*; 下山 昌宏*; 中村 哲久*; 竹村 聖吾*; 永野 修一*

JNC TJ7440 2001-011, 243 Pages, 2001/03

JNC-TJ7440-2001-011.pdf:67.42MB

本業務は、広域地下水流動研究の表層水理研究の一環として超深地層研究所計画用地の北側に位置する領域において試錐調査等を行い、地質情報・水理情報を取得するものである。本調査の結果、以下の事が分かった。1.明世地区の瑞浪層群の明世累層、生俵累層および瀬戸層群の基底面は同じような標高に認められるのに対し、花崗岩の上面(瑞浪層群基底面)標高は起伏が大きいことが認められた。2.明世地区の北$$sim$$北西部は明世累層・土岐夾炭累層が欠如し、生俵累層の下部もしくは表層付近から土岐花崗岩が認められた。3.明世地区の土岐花崗岩は瀬戸層群および瑞浪層群との間に水理的連続性が顕著でないことが確認できた。4.明世地区の土岐花崗岩の透水係数は約10-4$$sim$$10-5cm/s(約10-6$$sim$$10-7m/s)と比較的高いものの、レッカ水には顕著な動き(流れ)が認められないことが確認できた。5.生俵累層の基底礫岩が明世地区の主要な帯水層の1つであることが確認できた。

報告書

MIU-2号孔におけるMPシステムの設置

曽根 好徳*; 細田 宏*; 下山 昌宏*; 永野 修一*

JNC TJ7440 2000-008, 415 Pages, 2000/03

JNC-TJ7440-2000-008.pdf:21.55MB

MIU-2号孔は、核燃料サイクル開発機構が東濃地域(正馬様用地)において行っている広域地下水流動研究の一環として掘削された。今回、東濃地域において、以下の目的で深度1000m対応のMPシステムを設置及び計測資材を購入した。1)MIU-4号孔掘削及びMIU-3号孔を利用した調査による地下水水圧・水質への影響を把握する。2)立坑掘削による地下水水圧・水質への影響を把握するための初期値を取得する。3)月吉断層下部の湧水区間を閉鎖する。採水及び間隙水圧を測定するモニタリングゾーンは、事前の孔内試験等から設定した26としたが、最終的には25深度にパッカーを固定し、25深度の水圧測定が可能なように測点を設定した。MIU-2号孔はHQ98mmで掘削され、孔底付近では1度傾斜していたが、計画通り設置は完了し、MOSDAXプローブを使用して30深度の間隙水圧の測定、採水が可能であった。また、孔内水入れ替えのために設置したポンピングポートバルブの開閉試験も良好であった。さらに、10深度にプローブを設置して長期観測を可能にし、水質分析を実施した。

報告書

岩石薄片の顕微鏡観察

三輪 敦志*; 高橋 奈緒*

JNC TJ7440 2000-014, 40 Pages, 2000/02

JNC-TJ7440-2000-014.pdf:17.73MB

本調査は,土岐周辺に分布する土岐花崗岩の地表露頭の岩石薄片試料について,偏光顕微鏡による薄片観察およびモード測定を実施し,既存情報とあわせて考察を行い,土岐花崗岩の岩相分布を把握することを目的として実施した。偏光顕微鏡観察結果およびモード測定の結果から,花崗岩の多くは,石英・カリ長石・斜長石をほぼ等量含むアダメロ岩を示し,含まれる有色鉱物の組み合わせにより,黒雲母のみ,黒雲母+白雲母,黒雲母+角閃石に分類される。これらを考慮すると土岐花崗岩は大きく分けて 1)黒雲母アダメロ岩,2)含白雲母黒雲母アダメロ岩,3)角閃石黒雲母花崗閃緑岩の3つのグループに分類される。石原・鈴木(1969)では野外での岩相変化(主に粒径と角閃石の含有)から土岐花崗岩を分類している。しかし,有色鉱物に白雲母を含む試料の記載がほとんどない。今回の調査によると,白雲母を含む試料は,土岐花崗岩体の西部に多く分布する特徴がわかった。また,有色鉱物に角閃石を含む試料は,従来,土岐花崗岩体北西縁部のみに分布するとされていたが,今回の調査では,岩体の東側にも分布する事が新たにわかった。

報告書

幌延地区地下水調査(平成9年度)報告書

not registered

PNC TJ1393 98-003, , 1998/03

PNC-TJ1393-98-003.pdf:18.87MB

本調査は、北海道天塩郡幌延町開進地区において、水文環境の現況を把握するため、地下水位及び土壌水分の継続観測及び降水・表流水・地下水の水質調査を実施し、調査結果を気象データと関連させて単年度の調査結果について検討・解析を行ったものである。また、観測開始以来の観測データを総合的に取りまとめ、調査地区の地下水涵養の特徴についても検討を行った。調査結果より以下のことが判明した。地下水位は、降雨及び融雪によって変動し、尾根部では変化がゆるやかであるが、沢部では降雨及び融雪に対して明瞭に応答する。不飽和帯の土壌水分は、一年間のほとんどの期間、上層から下層に向かって移動しており、降雨によって涵養されているが、夏期の長期無降雨時には、地表面付近の乾燥のために地下水面から表層に向かう土壌水の移動が起きることがある。冬期にも、わずかな融雪のために、土壌水が表層から下層に向かって移動し、地下水位が変動している。当地区の降水、表流水及び地下水は、冬期の季節風の影響を反映した水質を示しており、このことは水素同位体比及び酸素同位体比の分析結果からも裏付けられた。

報告書

幌延地区地下水調査(平成9年度)報告書概要

not registered

PNC TJ1393 98-002, 38 Pages, 1998/03

PNC-TJ1393-98-002.pdf:1.72MB

本調査は、北海道天塩郡幌延町開進地区において、水文環境の現況を把握するため、地下水位及び土壌水分の継続観測及び降水・表流水・地下水の水質調査を実施し、調査結果を気象データと関連させて単年度の調査結果について検討・解析を行ったものである。また、観測開始以来の観測データを総合的に取りまとめ、調査地区の地下水涵養の特徴についても検討を行った。調査結果より以下のことが判明した。地下水位は、降雨及び融雪によって変動し、尾根部では変化がゆるやかであるが、沢部では降雨及び融雪に対して明瞭に応答する。不飽和帯の土壌水分は、一年間のほとんどの期間、上層から下層に向かって移動しており、降雨によって涵養されているが、夏期の長期無降雨時には、地表面付近の乾燥のために地下水面から表層に向かう土壌水の移動が起きることがある。冬期にも、わずかな融雪のために、土壌水が表層から下層に向かって移動し、地下水位が変動している。当地区の降水、表流水及び地下水は、冬期の季節風の影響を反映した水質を示しており、このことは水質同位体比及び酸素同位体比の分析結果からも裏付けられた。

報告書

幌延地区地下水調査(平成8年度)報告書概要

not registered

PNC TJ1393 98-012, 41 Pages, 1997/03

PNC-TJ1393-98-012.pdf:3.72MB

本調査は、北海道天塩郡幌延町開進地区において、水文環境の現況を把握するため、地下水位及び土壌水分の継続観測及び降水・表流水・地下水の水質調査を継続実施するとともに、今年度はさらに深層ボーリング孔においても水質調査を実施し、調査結果を気象データと関連させて単年度の調査結果について検討・解析を行ったものである。また、観測開始以来の観測データを総合的に取りまとめ、調査地区の地下水涵養の特徴についても検討を行った。調査結果より以下のことが判明した。地下水位は、降雨及び融雪によって変動し、尾根部では変化がゆるやかであるが、沢部では降雨及び融雪に対して明瞭に応答する。不飽和帯の土壌水分は、一年間のほとんどの期間、上層から下層に向かって移動しており、降雨によって涵養されているが、夏期の長期無降雨時には、地表面付近の乾燥のために地下水面から表層に向かう土壌水の移動が起きることがある。冬期にも、わずかな融雪のために、土壌水が表層から下層に向かって移動し、地下水位が変動している。当地区の降水、表流水及び地下水は、冬期の季節風の影響を反映した水質を示しており、このことは水素同位体比及び酸素同位体比の分析結果からも裏付けられた。今年度行った水質分析結果によると、深層ボーリング孔の深度1000m以深の水質は海水と極めて類似していた。また、深度800m付近と深度1000m以深のdパラメーターは、現在の降雨よりも低い値を示し、ともに現在の降水の影響を受けていないことがわかった。水質検層の結果からは、深度1250m以深から水質の異なる地下水が湧出している可能性があることがわかった。

報告書

幌延地区地下水調査(平成8年度)報告書

not registered

PNC TJ1393 98-011, 546 Pages, 1997/03

PNC-TJ1393-98-011.pdf:22.07MB

本調査は、北海道天塩郡幌延町開進地区において、水文環境の現況を把握するため、地下水位及び土壌水分の継続観測及び降水・表流水・地下水の水質調査を継続実施するとともに、今年度はさらに深層ボーリング孔においても水質調査を実施し、調査結果を気象データと関連させて単年度の調査結果について検討・解析を行ったものである。また、観測開始以来の観測データを総合的に取りまとめ、調査地区の地下水涵養の特徴についても検討を行った。調査結果より以下のことが判明した。地下水位は、降雨及び融雪によって変動し、尾根部では変化がゆるやかであるが、沢部では降雨及び融雪に対して明瞭に応答する。不飽和帯の土壌水分は、一年間のほとんどの期間、上層から下層に向かって移動しており、降雨によって涵養されているが、夏期の長期無降雨時には、地表面付近の乾燥のために地下水面から表層に向かう土壌水の移動が起きることがある。冬期にも、わずかな融雪のために、土壌水が表層から下層に向かって移動し、地下水位が変動している。当地区の降水、表流水及び地下水は、冬期の季節風の影響を反映した水質を示しており、このことは水素同位体比及び酸素同位体比の分析結果からも裏付けられた。今年度行った水質分析結果によると、深層ボーリング孔の深度1000m以深の水質は海水と極めて類似していた。また、深度800m付近と深度1000m以深のdパラメーターは、現在の降雨よりも低い値を示し、ともに現在の降水の影響を受けていないことがわかった。水質検層の結果からは、深度1250m以深から水質の異なる地下水が湧出している可能性があることがわかった。

報告書

坑道掘削直後の弾性波トモグラフィー調査

石田 章司*; 山内 政也*

PNC TJ7393 96-001, 88 Pages, 1996/03

PNC-TJ7393-96-001.pdf:19.98MB

東濃鉱山北延NATM坑道においては、機械掘削影響試験が実施されている。弾性波トモグラフィー調査も試験の一環であり、坑道掘削による岩盤の掘削影響領域を、弾性波速度分布を指標として把握しようとするものである。調査地では、すでに坑道掘削前に弾性波トモグラフィー調査が行われており、本調査の目的は、その事前調査の結果と比較するための試料を得ることである。そこで、掘削直後の坑道周辺の岩盤を対象として、弾性波トモグラフィー調査を実施し、坑道周辺の弾性波速度分布を求めた。なお、受振点・起振点配置は事前調査と同一とした。測定の結果、おおむね良好な波形記録を得ることができた。さらに、解析の結果、解析領域の全体的な速度分布を求めることができたほか、掘削した坑道の近傍では、一部で、その周囲に比べて速度の小さい領域が検出された。得られた速度値は、おおむね2.0$$sim$$2.6KM/SEC 平均値は2.33km/secであった。また、解析結果の走時残差も十分小さな値となり、信頼性の高いものであるといえる。

報告書

幌延地区地下水調査(平成7年度)報告書概要

not registered

PNC TJ1393 98-014, 39 Pages, 1996/03

PNC-TJ1393-98-014.pdf:3.6MB

本調査は、北海道天塩郡幌延町開進地区において、水文環境の現況を把握するため、地下水位及び土壌水分を継続観測するとともに、降水・表流水・地下水の水質調査を実施し、調査結果を気象データと関連させて単年度の調査結果について検討・解析を行ったものである。また、観測開始以来の観測データを総合的に取りまとめ、調査地区の地下水涵養の特徴についても検討を行ったものである。調査結果より以下のことが判明した。地下水位は、降雨及び融雪によって変動する。尾根部では変化がゆるやかであるが、沢部では降雨及び融雪に対して明瞭に応答する。不飽和帯の土壌水分は、一年間のほとんどの期間、上層から下層に向かって移動しており、降雨によって涵養されているが、夏期の長期無降雨時には、地表面付近の乾燥のために地下水面から表層に向かう土壌水の移動が起こることがある。冬期にも、わずかな融雪のために、土壌水が表層から下層に向かって移動し、地下水位が変動している。当地区の降水、表流水及び地下水は、冬期の季節風の影響を反映した水質を示しており、このことは水素同位体比及び酸素同位体比の分析結果からも裏付けられた。

報告書

幌延地区地下水調査(平成7年度)報告書

not registered

PNC TJ1393 98-013, 442 Pages, 1996/03

PNC-TJ1393-98-013.pdf:15.01MB

本調査は、北海道天塩郡幌延町開進地区において、水文環境の現況を把握するため、地下水位及び土壌水分を継続観測するとともに、降水・表流水・地下水の水質調査を実施し、調査結果を気象データと関連させて単年度の調査結果について検討・解析を行ったものである。また、観測開始以来の観測データを総合的に取りまとめ、調査地区の地下水涵養の特徴についても検討を行ったものである。調査結果より以下のことが判明した。地下水位は、降雨及び融雪によって変動する。尾根部では変化がゆるやかであるが、沢部では降雨及び融雪に対して明瞭に応答する。不飽和帯の土壌水分は、一年間のほとんどの期間、上層から下層に向かって移動しており、降雨によって涵養されているが、夏期の長期無降雨時には、地表面付近の乾燥のために地下水面から表層に向かう土壌水の移動が起きることがある。冬期にも、わずかな融雪のために、土壌水が表層から下層に向かって移動し、地下水位が変動している。当地区の降水、表流水及び地下水は、冬期の季節風の影響を反映した水質を示しており、このことは水素同位体比及び酸素同位体比の分析結果からも裏付けられた。

報告書

深度1,000m対応MPシステムの購入・設置

武内 俊昭*; 木村 正樹*

JNC TJ7420 2000-004, 191 Pages, 1995/06

JNC-TJ7420-2000-004.pdf:11.13MB

DH3孔は動力炉・核燃料開発事業団が東濃地域において行っている地域地下水流動研究の一環として掘削された。今回、東濃地域における、地下水の水理学、地球化学的特性を把握する目的で、深度1000m対応のMPシステムを設置および、計測資材を購入した。採水および間隙水圧を測定するモニタリングゾーンは、事前の孔内試験等から設定した11区間としたが、最終的には29深度にパッカーを固定し、30深度の水圧測定が可能な用に側点を設定した。DH3号孔はHQ98mmで掘削され、孔底付近では58度傾斜していたが、計画どおり設置は完了し、MOSDAXプローブを使用して30深度の間隙水圧の測定、採水が可能であった。また、孔内水入れ替えのために設置したポンピングポートバルブ11箇所の開閉実験も良好であった。

報告書

幌延地区地下水調査(平成6年度)報告書

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PNC TJ1393 98-022, 444 Pages, 1995/03

PNC-TJ1393-98-022.pdf:40.58MB

本調査は、北海道天塩郡幌延町開進地区において、水文環境の現況を把握するため、地下水位及び土壌水分を継続観測するとともに、降水・表流水・地下水の水質調査を実施し、調査結果を気象データと関連させて単年度の調査結果について検討・解析を行ったものである。また、観測開始以来の観測データを総合的に取りまとめ、調査地区の地下水涵養の特徴についても検討を行ったものである。調査結果より以下のことが判明した。地下水位は、降雨及び融雪によって変動する。尾根部では変化がゆるやかであるが、沢部では降雨及び融雪に対して明瞭に応答する。不飽和帯の土壌水分は、一年間のほとんどの期間、上層から下層に向かって移動しており、降雨によって涵養されているが、夏期の長期無降雨時には、地表面付近の乾燥のために地下水面から表層に向かう土壌水の移動が起きることがある。冬期にも、わずかな融雪のために、土壌水が表層から下層に向かって移動し、地下水位が変動している。当地区の降水、表流水及び地下水は、冬期の季節風の影響を反映した水質を示しており、このことは水素同位体比及び酸素同位体比の分析結果からも裏付けられた。

報告書

幌延地区地下水調査(平成6年度)報告書概要

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PNC TJ1393 98-015, 47 Pages, 1995/03

PNC-TJ1393-98-015.pdf:3.83MB

本調査は、北海道天塩郡幌延町開進地区において、水文環境の現況を把握するため、地下水位及び土壌水分を継続観測するとともに、降水・表流水・地下水の水質調査を実施し、調査結果を気象データと関連させて単年度の調査結果について検討・解析を行ったものである。また、観測開始以来の観測データを総合的に取りまとめ、調査地区の地下水涵養の特徴についても検討を行ったものである。調査結果より以下のことが判明した。地下水位は、降雨及び融雪によって変動する。尾根部では変化がゆるやかであるが、沢部では降雨及び融雪に対して明瞭に応答する。不飽和帯の土壌水分は、一年間のほとんどの期間、上層から下層に向かって移動しており、降雨によって涵養されているが、夏期の長期無降雨時には、地表面付近の乾燥のために地下水面から表層に向かう土壌水の移動が起きることがある。冬期にも、わずかな融雪のために、土壌水が表層から下層に向かって移動し、地下水位が変動している。当地区の降水、表流水及び地下水は、冬期の季節風の影響を反映した水質を示しており、このことは水素同位体比及び酸素同位体比の分析結果からも裏付けられた。

報告書

幌延地区地下水調査報告書

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PNC TJ1393 98-021, 381 Pages, 1994/03

PNC-TJ1393-98-021.pdf:14.46MB

本調査は、北海道天塩郡幌延町開進地区において、水文環境の現況を把握するため、地下水位及び土壌水分を継続観測するとともに、降水・表流水・地下水の水質調査を実施し、調査結果を気象データと関連させて単年度の調査結果について検討・解析を行ったものである。また、観測開始以来の観測データを総合的に取りまとめ調査地区の地下水涵養の特徴についても検討を行ったものである。調査結果より以下のことが判明した。 地下水位は、降雨及び融雪によって変動する。尾根部では変化がゆるやかであるが、沢部では降雨及び融雪に対して明瞭に応答する。不飽和帯の土壌水分は、一年間のほとんどの期間、上層から下層に向かって移動しており、降雨によって涵養されているが、夏期の長期無降雨時には、地表面付近の乾燥のために地下水面から表層に向かう土壌水の移動が起きることがある。冬期にも、わずかな融雪のために、土壌水が表層から下層に向かって移動し、地下水位が変動している。当地区の降水、表流水及び地下水は、冬期の季節風の影響を反映した水質を示しており、このことは水素同位体比及び酸素同位体比の分析結果からも裏付けられた。また、水素・酸素同位体比の分析結果から、表流水及び地下水は主として積雪から涵養されていると推定された。

報告書

幌延地区地下水調査報告書概要

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PNC TJ1393 98-009, 39 Pages, 1994/03

PNC-TJ1393-98-009.pdf:3.52MB

本調査は、北海道天塩郡幌延町開進地区において、水文環境の現況を把握するため、地下水位及び土壌水分を継続観測するとともに、降水・表流水・地下水の水質調査を実施し、調査結果を気象データと関連させて単年度の調査結果について検討・解析を行ったものである。また、観測開始以来の観測データを総合的に取りまとめ調査地区の地下水涵養の特徴についても検討を行ったものである。調査結果より以下のことが判明した。 地下水位は、降雨及び融雪によって変動する。尾根部では変化がゆるやかであるが、沢部では降雨及び融雪に対して明瞭に応答する。不飽和帯の土壌水分は、一年間のほとんどの期間、上層から下層に向かって移動しており、降雨によって涵養されているが、夏期の長期無降雨時には、地表面付近の乾燥のために地下水面から表層に向かう土壌水の移動が起きることがある。冬期にも、わずかな融雪のために、土壌水が表層から下層に向かって移動し、地下水位が変動している。当地区の降水、表流水及び地下水は、冬期の季節風の影響を反映した水質を示しており、このことは水素同位体比及び酸素同位体比の分析結果からも裏付けられた。また、水素・酸素同位体比の分析結果から、表流水及び地下水は主として積雪から涵養されていると推定された。

報告書

幌延地区地下水調査報告書

not registered

PNC TJ1393 98-020, 497 Pages, 1993/07

PNC-TJ1393-98-020.pdf:20.62MB

本調査は、北海道天塩郡幌延町開進地区において、水文環境の現況を把握するため、地下水位及び土壌水分を観測するとともに、降水・表流水・地下水の水質調査を実施し、調査結果を降水量等の気象データと関連させて検討・解析を行ったものである。その結果は、以下のとおりである。地下水位は、降雨及び融雪によって変動する。尾根部では変化がゆるやかであるが、沢部では降雨及び融雪に対して明瞭に応答する。不飽和帯の土壌水分は、一年間のほとんどの期間、上層から下層に向かって移動しており、降雨によって涵養されているが、夏期の長期無降雨時には、地表面付近の乾燥のために地下水面から表層に向かう土壌水の移動が起きることがある。冬期にも、わずかな融雪のために、土壌水が表層から下層に向かって移動し、地下水位が変動している。当地区の降水、表流水及び地下水は、冬期の季節風の影響を反映した水質を示しており、このことは水素同位体比及び酸素同位体比の分析結果からも裏付けられた。

報告書

幌延地区地下水調査報告書概要

not registered

PNC TJ1393 98-010, 34 Pages, 1993/07

PNC-TJ1393-98-010.pdf:3.27MB

本調査は、北海道天塩郡幌延町開進地区において、水文環境の現況を把握するため、地下水位及び土壌水分を観測するとともに、降水・表流水・地下水の水質調査を実施し、調査結果を降水量等の気象データと関連させて検討・解析を行ったものである。その結果は、以下のとおりである。地下水位は、降雨及び融雪によって変動する。尾根部では変化がゆるやかであるが、沢部では降雨及び融雪に対して明瞭に応答する。不飽和帯の土壌水分は、一年間のほとんどの期間、上層から下層に向かって移動しており、降雨によって涵養されているが、夏期の長期無降雨時には、地表面付近の乾燥のために地下水面から表層に向かう土壌水の移動が起きることがある。冬期にも、わずかな融雪のために、土壌水が表層から下層に向かって移動し、地下水位が変動している。当地区の降水、表流水及び地下水は、冬期の季節風の影響を反映した水質を示しており、このことは水素同位体比及び酸素同位体比の分析結果からも裏付けられた。

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