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佐藤 達彦; 仁井田 浩二*; Shurshakov, V. A.*; Yarmanova, E. N.*; Nikolaev, I. V.*; 岩瀬 宏*; Sihver, L.*; Mancusi, D.*; 遠藤 章; 松田 規宏; et al.
Cosmic Research, 49(4), p.319 - 324, 2011/08
被引用回数:11 パーセンタイル:60.36(Engineering, Aerospace)重イオン輸送計算コードは、宇宙船の遮へい効果を評価するために不可欠なツールである。そこで、われわれは、200GeVまでの粒子・重イオンの3次元空間における挙動を模擬できるシミュレーションコードPHITSを開発している。このPHITSを用いて、国際宇宙ステーション・ロシアサービスモジュール内における放射線環境を評価した。その結果、宇宙飛行士の寝室外壁に設置した水タオルは、線量を効果的に減衰することが明らかとなった。発表では、この評価結果も含め、PHITSの宇宙開発への適用例を紹介する。
保田 浩志*; 高田 真志*; 佐藤 達彦; 中村 尚司*
no journal, ,
国際宇宙ステーション(ISS)内では、船壁等で2次的に発生した中性子によりISS内の滞在者は相当の被ばくを受ける。しかし、荷電粒子の測定機器が数多く準備・実用化されている一方、中性子による被ばくをモニタリングするための装置はほとんど整備されていない。そこで、われわれは、宇宙船内において、荷電粒子と中性子を弁別測定可能なフォスウィッチ型検出器を開発している。本発表では、開発中の検出器を用いて行った航空機内における宇宙放射線測定結果について述べる。
佐藤 達彦; 保田 浩志*; 高田 真志*; 中村 尚司*
no journal, ,
近年、航空機乗務員の宇宙放射線による被ばくが問題となっている。航空機乗務員の被ばく線量は、航路の高度・地磁気強度・太陽活動周期・航空機の大きさに複雑に依存するため、すべての航路上における線量を実験により評価することは現実的でない。したがって、それら条件の違いによる線量の変化を正確に再現できる計算手法の確立が不可欠である。しかし、これまで、低高度から高々度までの幅広い高度範囲における線量を精度よく評価できるモデルはなかった。そこで、われわれは、高度20km以下の任意の地点における中性子線量を導出可能なモデルを開発した。本発表では、開発した計算モデルの概要について述べるとともに、その予測値を実測値と比較した結果について述べる。