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三箇 智二*
JNC TJ5400 2004-005, 130 Pages, 2005/03
幌延深地層研究計画における地質環境の長期安定性に関する研究として,地殻変動量調査の1つとして注目されているSAR(合成開口レーダ)を利用した差分干渉SARによる技術を天塩平野に適用し,地殻変動量の抽出とその問題点について検討した。
三箇 智二*
JNC TJ5410 2005-006, 159 Pages, 2005/02
幌延深地層研究計画における地質環境の長期安定性に関する研究が実施されている。本件は,その一環として,幌延町を含む地域の断裂系を把握するため以下の調査を実施した。(1)リニアメント判読および地表踏査(2)大曲断層周辺に分布する段丘堆積物を対象としたRIPL法による噴火履歴調査 解析の結果,判読および自動認識したリニアメントは類似した方位・密度特性を示し,声問・稚内層ではほぼ類似した亀裂特性を示した。ただし,リニアメント密度は後者が前者の2倍程度を示している。試錐孔の亀裂データと比較すると,層理面に斜行する亀裂群がリニアメントと類似した方位・密度・傾斜特性を示すことから,リニアメントはこれら亀裂群を反映したものと考えられる。また,大曲断層近傍のリニアメント特性および試錐孔の亀裂特性の変化を検討すると,断層上盤での亀裂密度は高く,下盤で低い。断層から西側400m程度を境界としてリニアメント方位に大きな変化があり,この付近までが断層の影響範囲と推定される。 噴火履歴調査では7地点で解析を実施した。調査により,海成段丘アトラスの「MIS5c」はMIS7に,「MIS5e」はMIS9に対比されることが明らかとなり,これまで考えられていた隆起速度は約1/3程度までに低下することが明らかとなった。
三箇 智二*
JNC TJ7420 2005-096, 262 Pages, 2004/03
地形変化シミュレーション手法を作成し,階上地域および東濃地域において12万年のシミュレーションを試行した。
三箇 智二*
JNC TJ7420 2005-091, 159 Pages, 2004/03
本調査は、震源断層抽出技術の開発の一環で、これまで空中写真判読などを用いて目視で行われてきたリニアメント抽出作業について、リニアメントの抽出条件を数値として表し、DEMデータを用いた数値解析によりリニアメントを自動抽出する技術の開発を目的として行った。
三箇 智二*
JNC TJ7420 2005-053, 176 Pages, 2004/03
地形変化シミュレーションの事例研究フィールドである東濃地域について,構造弱線の3次元的な形状を精密な数値地図を用いて解析した。
三箇 智二*
JNC TJ5420 2004-001, 160 Pages, 2004/03
幌延深地層研究センターでは、地質環境の長期安定性に関する研究を実施している。本件はその一環として、幌延町を含む地域の断裂系を把握するためにリニアメント調査を実施した。
三箇 智二*
JNC TJ7420 2005-084, 321 Pages, 2003/03
地形変化シミュレーション手法の検討を行うため,階上地域および東濃地域において12万年のシミュレーションを試行した。
菅原 正明*; 丸山 亮*; 神原 洋*
JNC TJ7420 2005-047, 79 Pages, 2003/03
断層運動による地下水流動への影響を調査する手法の開発に資するため,断層中に胚胎するとされる豊羽鉱脈鉱床の形状について情報を収集し,整理・解析した。豊羽鉱床を代表する4系統の鉱脈群(但馬-播磨,出雲-信濃,宗谷,空知)について,複数レベルの鉱脈平面図及び断面図をスキャンすることにより鉱脈の3次元的な分布特徴を画像データとして記録し,豊羽鉱床の代表的鉱脈の形態的特徴を鉱脈図,地質鉱床断面図及び鉱床スケッチを基に主要レベルごとに抽出した。鉱脈の形状は,浅部から深部に向かって,膨縮に富んだサイモイドカーブ脈比較的一定の脈幅を有する緩いサイモイドカーブ脈比較的一定の脈幅を有する直線性に富んだ脈の順に変化する傾向が認められる。これは封圧の増加に対応して形成された剪断性割れ目の形状特性と考えられる。豊羽鉱山で求められた鉱脈のトレース長分布は,大津ほか(2001)で示された不確実性の幅の中にほぼ入っていることから,亀裂トレース長累積頻度分布は,規模,地域,岩種を問わず,ほぼ同一直線上にのると考えられる。
石橋 利久*
JNC TJ7420 2005-131, 268 Pages, 2003/02
超深地層研究所計画実施領域(正馬様用地)においては、地下構造調査における弾性波探査の適用評価の一環として、1999年にバイブレータ震源を使用した反射法探査およびVSP探査が、また、2000年には重錘落下型地震を使用した反射法探査が実施されている。本調査は、これらの反射法弾性波探査の結果を解釈する上での基礎データを取得することを目的としており、01MS-06号孔で得られたVSP探査、物理検層およびボアホールテレビ計測の各データと弾性波探査による反射断面記録との対応関係について詳細な検討を行った。01MS-06号孔では、主に浅部堆積岩区間を対象とするマルチオフセットVSP探査が昨年度に実施されているが、今年度の調査では、堆積岩の下の花崗岩区間について各種の基礎データを取得した。
三箇 智二*
JNC TJ7420 2005-082, 271 Pages, 2002/03
シミュレーションの理論的基礎として,地形形成物資の侵食・運搬を拡散方程式で表した。これに従い,隆起,海水準変動,構造運動等の条件を明確化した上で,シミュレーションプログラムを設計した。
三箇 智二*
JNC TJ7420 2005-081, 80 Pages, 2002/03
東濃地域の水理環境を復元する基礎モデルとして,どこにどの様な地形特徴があるかを客観的に把握し,地形発達を解析する基礎となる高精度のデジタル地形モデル(DEM)を作成した。
栗原 正治*; 山口 昌司*; 名取 二郎*; 濱野 幸治*; 丸山 亮*; 森林 成生*
JNC TJ7440 2002-009, 1156 Pages, 2001/11
岐阜県瑞浪市明世町月吉の核燃料サイクル開発機構東濃地科学センター 正馬様用地内で実施される「超深地層研究所計画」の一環として、同用地内の地質環境特性を把握するため、掘削長790.10mの傾斜井MIU-4号孔(方位: N25度E、傾斜角: 30度)を掘削し、各種の調査を実施した。調査は掘削深度685mabh(meter along borehole)までが「正馬様用地における試錐調査(MIU-4号孔)」、掘削深度685mabh以下は「月吉断層を対象にした水理特性調査」と、二つの調査に分けて実施された。本報告書では、「月吉断層を対象にした水理特性調査」の結果を第I部に、「正馬様用地に置ける試錐調査(MIU-4号孔)」を含むMIU-4号孔全体の調査結果を第II部にそれぞれ記述している。MIU-4号孔で実施した主な調査項目は次の通りである。 (1)掘削水分析、(2)岩芯の採取・記載、(3)岩芯室内試験、 (4)物理検層(一般検層およびフローメータ検層)、(5)ボアホールテレビ計測、(6)水理試験および地下水採取・分析 これらの調査の結果から以下のことが明らかになった。・MIU-4号孔に認められる岩相は、大きく93.050mabh以深に産する土岐花崗岩類と、それを不整合に覆う瑞浪層群に分けられる。瑞浪層群は、下位の土岐夾炭類層とそれを不整合で被う明世累層に分けられる。非整合面は、50.036mabhである。土岐花崗岩は、大きく中粒粗粒黒雲母花崗岩と細粒優白質黒雲母花崗岩に二分される。月吉断層は668.500688.500mabh間に発達する。月吉断層を境にして土岐花崗岩の岩相が、細粒優白質黒雲母花崗岩から中粒粗粒黒雲母花崗岩に変化していることから、この断層を境にして大きな変位があるものと考えられる。また、断層の上盤587.590mabhから月吉断層にかけて、断層活動に伴って形成されたと考えられる割れ目帯が発達する。・フローメータ検層の結果によると、深度1222mabh間、深度133143mabh間、深度313322mabh間、深度607664mabh間で比較的大きな孔内流速の変化が認められた。・12ヵ所で実施した水理試験の結果によると、孔内の透水性は深度区画314.95316.95mabhで最も高く、その透水係数は10 10m/secであった。
栗原 正治*; 山口 昌司*; 名取 二郎*; 濱野 幸治*; 丸山 亮*; 森林 成生*
JNC TJ7440 2002-008, 696 Pages, 2001/08
岐阜県瑞浪市明世町月吉の核燃料サイクル開発機構東濃地科学センター正馬様用地内で実施される「超深地層研究所計画」の一環として、同用地内の地質環境特性を把握するため、掘削長685mの傾斜井MIU-4号孔(方位: N25度E、傾斜角: 30度)を掘削した。本報告書は、同孔で実施した各種の調査結果をまとめたものである。実施した主な調査項目は次の通りである。(1)掘削水分析、(2)岩芯の採取・記載、(3)岩芯室内試験、(4)物理検層(一般検層およびフローメータ検層)、(5)ボアホールテレビ計測、(6)水理試験および地下水採取・分析。これらの調査の結果から以下のことが明らかになった。MIU-4号孔に認められる岩相は、大きく93.050mabh以深に産する土岐花崗岩類と、それを不整合に覆う瑞浪層群に分けられる。瑞浪層群は、下位の土岐夾炭類層とそれを非整合で被う明世累層に分けられる。非整合面は、50.036mabhである。土岐花崗岩は、大きく中粒粗粒黒雲母花崗岩と細粒優白質黒雲母花崗岩に二分される。月吉断層は668.500685.000mabh(孔底)間に発達する。月吉断層を境にして土岐花崗岩の岩相が、細粒優白質黒雲母花崗岩から中粒粗粒黒雲母花崗岩に変化していることから、この断層を境にして大きな変位があるものと考えられる。また、断層の上盤587.590mabhから月吉断層にかけて、断層活動に伴って形成されたと考えられる割れ目帯が発達する。 ・フローメータ検層の結果によると、深度12.1022.40mabh間、深度133.70140.30mabh間、深度313.80322.00mabh間、深度629.70mabh付近、深度644.60647.11mabh間で顕著な孔内流束の変化が認められた。 ・7ヵ所で実施した水理試験の結果によると、孔内の透水性は深度区間314.95316.95mabhで最も高く、その透水性は10 10m/secであった。その他の区間の透水係数は10 10m/secの範囲にある。地下水の採取は4深度で行われた。分析の結果、採取された地下水はpHが高く、Na-HCO型の地下水に分類された。
大地 正高*
JNC TJ7420 2005-102, 168 Pages, 2001/03
本報告書は日鉱探開株式会社が核燃料サイクル開発機構との契約により実施した文献調査の成果をとりまとめたもので, 最近30年間の永久凍土と地下水の関係についての研究成果を収集し, ロシア以外の地域の文献を中心にレヴューしたものである。
三箇 智二*
JNC TJ7420 2005-083, 186 Pages, 2001/03
10万年オーダーで隆起と侵食による地形変化を解析するシミュレーションモデルの構築を目的として,基礎方程式の検討,数値地図50mメッシュを用いた日本列島の地形計測を行った。また,三陸海岸北部における高精度DEMの作成および空中写真の正射投影変換を行った。
神原 洋*; 一ノ瀬 孜*
JNC TJ7420 2005-045, 135 Pages, 2001/03
断層破砕帯周辺の過去の水みちの三次元的な分布および割れ目と水みちの地応力の関係に関する情報を収集する目的で,熱水性鉱脈型鉱床の代表である豊羽鉱床を対象にして,文献調査および現地調査を実施した。さらに,文献調査で収集した地質・鉱床に関する基礎データ(坑道の天盤のスケッチ,試錐柱状図,地質鉱床図等)を補足して,調査結果を整理し,豊羽鉱床における裂罅およびその周辺岩盤の割れ目の分布の特徴と,周辺岩盤の水理地質的特徴について整理した。鉱化作用は断層系の中の特殊な構造的部分に集中しており,鉱脈の組織は断続的な沈殿の歴史を記録している。そのため,浅熱水性鉱脈は断裂・裂罅の水みちの化石と認識できるので,地下深部における熱水循環に関するナチュラルアナログとしての価値が高いと考えられる。豊羽鉱床では,鉱化作用を伴う熱水活動が2百万年にわたって,現在まで継続していたことが最近のK-Ar年代測定で示されている。鉱脈の内部組織から,裂罅形成・開口鉱石の沈殿・膠結が繰り返し起こったことが理解できる。すなわち,脈は裂罅開口・充填・破壊といった複雑な応力場の段階的な歴史の産物である。
大柳 雅塞*; 廣岡 知*; 岩崎 任伯*
JNC TJ7420 99-020, 45 Pages, 2000/03
本調査は、地質構造モデル作成手法の確立のため、同モデル作成に必要な堆積岩の堆積構造、基盤花崗岩体上面の起伏および同岩体内部の変質、破砕帯の分布などの地下構造に関するデータを取得することを目的とする。なお、正馬様洞用地においては、平成10年度に南北方向の測線において反射法弾性波探査が実施され、同用地の南北方向の地下構造が把握されている。今回は、東西方向の地下地質構造を把握するために、東西方向に測線を設定して反射法弾性波探査を実施した。本報告書は、これらの結果をとりまとめたものである。実施した調査項目は、ドロップヒッター振源(重錘落下型)を用いたP波反射法探査である。本調査の結果、以下のことが明らかにされた。・反射法探査断面で明世累層基底礫岩層に対応する反射イベントは、ほとんど水平で、標高190m前後に位置する。・基盤上面に対応すると推定される強反射イベントは、およそ標高150mから190mの深度にあり、測線両端で浅く、測点No.70付近で最も深くなる凹状を呈している。・強反射イベント以深においては、西半では東傾斜、東半では西傾斜する断片的なイベントが標高50m付近から標高-200m付近間に把握された。これらのイベントは割れ目密度が大きく速度変化の激しい個所に概ね対応する。
日鉱探開*; 藤原 治
JNC TJ7440 99-030, 0 Pages, 1999/03
None
大柳 雅塞*; 廣岡 知*; 杉浦 則清*
JNC TJ7420 99-005, 89 Pages, 1999/03
本調査は、核燃料サイクル開発機構の岐阜県瑞浪市明世町月吉の正馬様洞用地内において、地下構造探査における弾性波探査の適用性評価の一環として、バイブレータを振源とする反射法探査およびVSP探査を実施し、当用地内の堆積岩の堆積構造、基盤花崗岩体上面の起伏および同岩体内部の変質、破砕帯の分布などの地質構造を把握することを目的とする。本報告書は、これらの結果をまとめたものである。実施した調査項目は、ミニバイブ振源(小型バイブレータ)を用いたP波反射法探査およびMIU-1号孔を対象としたマルチオフセットVSP探査である。本調査の結果、以下のことが明らかにされた。・反射法探査断面で土岐夾炭累層上面に対応する反射波は、測点No.50以 北では深度4050mで地表面にほぼ平行している。・基盤上面に対応すると推定される強反射波は、測線中央の測点No.6070間で深度約160mと最も深く、全体に両側に向かって浅くなる。本反射波の測点No.50付近には断層の存在の可能性が指摘される。・強反射波以深においては、測点No.50付近より北側では断片的な南緩傾 斜する反射波が、南側では北急傾斜の反射波が100350ms(標高約 150-550m)間に把握された。・MIU-1号孔付近では、VSP記録でも反射法探査断面とほぼ同区間で反射波が把握された。ただし、個々の反射波については反射法探査断面のものと一致するものは少ないが、これはMIU-1号孔と反射法探査測線(重合測線)とが離れているためと推定される。・ゼロオフセットVSP記録の比較的振幅の大きい反射波群は、一部を除いて 割れ目密度が大きいゾーンに概ね対応する。・透水性亀裂の存在を示唆するチューブ波は、200,386,542,56 0,752mの5深度に発生し、全体に各検層記録の異常部あるいは変化部に対応する。特に542mを除くチューブ波発生深度は、音波速度の変化部および割れ目密度が15本/m以上の個