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松岡 清幸*
JNC TJ7420 2005-114, 59 Pages, 2000/03
東濃鉱山北延NATM坑道において、孔径の異なる水平孔5本(76, 86, 116, 146, 200mm)を掘削し、孔壁の破壊状況の調査が核燃料サイクル開発機構により進められている。その結果、大孔径水平孔(116, 146, 200mm)では天盤および底部で孔壁の破壊が確認された。それに対して小孔径水平孔(76mm, 86mm)では孔壁の崩壊は確認されていない。土被りが小さい(約130m)堆積軟岩において、このような破壊現象が生じていることから、核燃料サイクル開発機構が幌延で計画中の深地層研究所においても同様の現象が発生することが予想される。このため、この現象の要因を解明することは、幌延深地層研究所の設計・施工や安定性評価ならびに掘削影響調査の計画立案の上で非常に重要であると考えられる。そこで、この破壊現象の解明を一環として、劣化状況調査中の99SI-0105孔及び北延NATM坑道の既存の水平ボーリング孔(MA-3孔、98SI-0405号孔)について、崩壊形状の計測を行う。