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報告書

超深地層研究所計画における地下水の地球化学に関する調査研究; 瑞浪層群・土岐花崗岩の地下水の地球化学特性データ集(2011年度)

大森 一秋; 新宮 信也; 萩原 大樹; 増田 薫*; 飯塚 正俊*; 乾 道春*; 岩月 輝希

JAEA-Data/Code 2013-001, 330 Pages, 2013/05

JAEA-Data-Code-2013-001.pdf:23.85MB

日本原子力研究開発機構は岐阜県瑞浪市で進めている超深地層研究所計画において、研究坑道の掘削が周辺の地下水の地球化学特性に与える影響を把握することを目的とした調査研究を行っている。本データ集は、超深地層研究所計画において、2011年度に実施した地下水の採水調査によって得られた地球化学データをとりまとめたものである。データのトレーサビリティーを確保するため、試料採取場所,試料採取時間,採取方法及び分析方法などを示し、あわせてデータの品質管理方法について示した。

報告書

広域地下水流動研究における地下水の水圧長期モニタリング(2011年度)

狩野 智之; 竹内 竜史

JAEA-Data/Code 2013-002, 45 Pages, 2013/05

JAEA-Data-Code-2013-002.pdf:7.73MB
JAEA-Data-Code-2013-002-appendix(CD-ROM).zip:173.68MB

広域地下水流動研究は、広域における地表から地下深部までの地質・地質構造、岩盤の水理や地下水の水質を明らかにするために必要な調査・解析技術などを開発することを目標として、1992年度より調査研究を開始し、2004年度末をもって主な現場調査を終了した。2005年度からは、土岐花崗岩における水理学的・地球化学的な基礎情報の取得及び地下水流動解析結果の妥当性確認のためのデータ取得を目的として、既存のボーリング孔を用いた地下水の水圧長期モニタリングを継続している。本報告書は、2011年度に実施した地下水の水圧長期モニタリングデータを取りまとめたものである。

報告書

広域地下水流動研究における表層水理観測データ集; 2010年度

佐藤 成二; 武田 匡樹; 竹内 竜史

JAEA-Data/Code 2013-003, 19 Pages, 2013/06

JAEA-Data-Code-2013-003.pdf:2.36MB
JAEA-Data-Code-2013-003-appendix(CD-ROM).zip:15.46MB

日本原子力研究開発機構東濃地科学研究ユニットでは、広域地下水流動研究の一環として、地下水流動解析における上部境界条件を与える岩盤浸透量を表層の水収支解析によって算出すること、及び水理地質構造モデルのキャリブレーションに必要なデータを取得することを目的として、表層水理観測を実施している。観測項目は降水量及び河川流量であり、柄石川及び日吉川を観測流域にしている。本報告では、2010年度の表層水理観測で得られた降水量,河川流量について、欠測や異常値を示すデータの補正・補完を行うとともに、補正・補完前後のデータを取りまとめた。また、観測で得られたデータを「観測データセット」、補正・補完後のデータを「補正・補完データセット」として、CD-ROMを添付した。

報告書

瑞浪超深地層研究所の深度300m研究アクセス坑道で実施したグラウト充填割れ目を含む岩石試料の採取と薄片作成・観察

湯口 貴史; 石橋 正祐紀; 森川 佳太; 國丸 貴紀

JAEA-Data/Code 2013-004, 38 Pages, 2013/06

JAEA-Data-Code-2013-004.pdf:15.49MB

日本原子力研究開発機構東濃地科学研究ユニットでは、「地層処分技術に関する研究開発」のうち深地層の科学的研究(地層科学研究)の一環として、結晶質岩(花崗岩)を対象とした超深地層研究所計画を進めている。超深地層研究所計画は、「第1段階;地表からの調査予測研究段階」、「第2段階;研究坑道の掘削を伴う研究段階」、「第3段階;研究坑道を利用した研究段階」の3段階からなる約20年の計画である。本計画は、「深部地質環境の調査・解析・評価技術の基盤の整備」及び「深地層における工学技術の基盤の整備」を第1段階から第3段階までを通した全体目標として定めている。2005年3月には第1段階の研究を終了し、現在は、第2段階及び第3段階における調査研究を進めている。本研究は第3段階における物質移動に関する調査研究の一環として、2011年度に深度300m研究アクセス坑道において、グラウト材が充填された割れ目(グラウト充填割れ目)を含む岩石試料を採取し、琢磨薄片の作成及び観察を実施した。グラウト材は、深度300m研究アクセス坑道の先行ボーリング時及び坑道掘削時の湧水抑制対策のために、水みちに充填された。このためグラウト充填割れ目は、地下水や物質の移動経路と捉えることが可能である。本報告書はグラウト充填割れ目を含む岩石試料の採取の手法及び琢磨薄片作成・観察結果を取りまとめたものである。

報告書

Light water reactor fuel analysis code FEMAXI-7; Model and structure

鈴木 元衛; 斎藤 裕明*; 宇田川 豊; 永瀬 文久

JAEA-Data/Code 2013-005, 382 Pages, 2013/07

JAEA-Data-Code-2013-005.pdf:6.4MB

FEMAXI-7は、軽水炉燃料の通常運転時及び過渡条件下のふるまい解析を目的とするコードとして、前バージョンFEMAXI-6に対して多くの機能の追加・改良を実施した高度化バージョンである。特に、ソースコードの整備及び解読の効率化を図るためにサブルーチンやファンクションのモジュール化とコメント記述の充実を図り、コードのさらなる拡張を容易にした。また、新しいモデルを追加するとともに、ユーザーの使いやすさにも考慮して多くのモデルのパラメータを整理した。これらによりFEMAXI-7は高燃焼度燃料の通常時のみならず過渡時ふるまいの解析に対する強力なツールとなった。本報告は、FEMAXI-7の設計、基本理論と構造、モデルと数値解法、改良と拡張、採用した物性値等を詳述したものである。

報告書

福島第一原子力発電所事故に係るJAEA大洗における環境放射線モニタリング; 空間$$gamma$$線線量率,大気中放射性物質,気象観測の結果

山田 純也; 瀬谷 夏美; 羽場 梨沙; 武藤 保信; 沼里 秀幸*; 佐藤 尚光*; 根本 浩司*; 高崎 浩一*; 清水 武彦; 高崎 浩司

JAEA-Data/Code 2013-006, 100 Pages, 2013/06

JAEA-Data-Code-2013-006.pdf:12.04MB

平成23年3月11日の東北地方太平洋沖地震を発端とした福島第一原子力発電所事故にかかわる原子力機構大洗研究開発センターにおける環境放射線モニタリングのうち、事故直後から平成23年5月31日までに実施した空間$$gamma$$線線量率、大気中放射性物質及び気象観測の結果について取りまとめた。また、主要な大気中放射性物質の吸入摂取による内部被ばく線量について試算した。原子力機構大洗研究開発センターは福島第一原子力発電所の南西130kmの地点に位置している。平成23年3月15日から21日に、放射性プルームによる空間$$gamma$$線線量率の上昇を確認し、大気中からはTe-129m, Te-132, I-131, I-133, Cs-134, Cs-136及びCs-137などの核種が検出された。

報告書

超深地層研究所計画における地下水の水圧長期モニタリング(2011年度)

狩野 智之; 竹内 竜史

JAEA-Data/Code 2013-007, 100 Pages, 2013/07

JAEA-Data-Code-2013-007.pdf:7.78MB
JAEA-Data-Code-2013-007-appendix(CD-ROM).zip:507.56MB

超深地層研究所計画は、「第1段階; 地表からの調査予測研究段階」、「第2段階; 研究坑道の掘削を伴う研究段階」、「第3段階;研究坑道を利用した研究段階」の3段階からなる約20年の計画であり、現在は、第2段階における調査研究を進めている。本研究では、「深部地質環境の調査・解析・評価技術の基盤整備」及び「深地層における工学技術の基盤整備」を第1段階から第3段階までを通した全体目標としている。そのうち第2段階では、「研究坑道の掘削を伴う調査研究による地質環境モデルの構築及び研究坑道の掘削による深部地質環境の変化の把握」を目標としており、その一環として、地下水の水圧長期モニタリングを実施している。本報告書は、2011年度に実施した地下水の水圧長期モニタリングデータを取りまとめたものである。

報告書

JPDR保管廃棄物試料に対する放射化学分析,2

田中 究; 安田 麻里; 渡辺 幸一; 星 亜紀子; 辻 智之; 樋口 秀和

JAEA-Data/Code 2013-008, 16 Pages, 2013/11

JAEA-Data-Code-2013-008.pdf:2.41MB

日本原子力研究開発機構の研究施設から発生する研究施設等廃棄物については、将来的に浅地中埋設処分の実施が予定されており、簡便に廃棄体の放射能濃度を評価する方法を構築する必要がある。そこで、原子炉施設から発生する放射性廃棄物を対象とする放射能濃度評価方法の検討に資するために、原子力科学研究所バックエンド技術部ではJPDR施設の解体に伴って発生し原子力科学研究所内で保管されている放射性廃棄物から分析用試料を採取し、放射化学分析を実施した。本報告は、平成21年度から平成23年度に実施した放射化学分析の結果について整理し、放射能濃度評価方法の検討のための基礎資料としてまとめたものである。

報告書

Input/output manual of light water reactor fuel performance code FEMAXI-7 and its related codes

鈴木 元衛; 斎藤 裕明*; 宇田川 豊; 永瀬 文久

JAEA-Data/Code 2013-009, 306 Pages, 2013/10

JAEA-Data-Code-2013-009.pdf:5.73MB

FEMAXI-7は、軽水炉燃料の通常運転時及び過渡条件下のふるまい解析を目的とするコードとして、前バージョンFEMAXI-6に対して多くの機能の追加・改良を実施した高度化バージョンである。このモデルと内部構造、機能の詳細に関する文書は別のJAEA-Data/Codeとして刊行される。本マニュアルは、これと対をなすもので、FEMAXI-7及び関連コードのファイルの内容、入出力の方法、サンプル入出力、ソースの修正方法、サブルーチン構造、内部変数などについて詳述し、FEMAXI-7による燃料解析の具体的方法を説明したものである。

報告書

超深地層研究所計画; 統合化データフローの構築(研究坑道の掘削を伴う研究段階; 第2段階)

濱 克宏; 佐藤 稔紀; 笹尾 英嗣; 岩月 輝希; 國丸 貴紀; 松岡 稔幸; 竹内 竜史; 尾上 博則; 見掛 信一郎

JAEA-Data/Code 2013-010, 58 Pages, 2013/10

JAEA-Data-Code-2013-010.pdf:14.94MB

日本原子力研究開発機構東濃地科学センターでは、地層処分技術に関する研究開発のうち深地層の科学的研究(地層科学研究)の一環として、結晶質岩(花崗岩)を対象とした超深地層研究所計画を進めている。本計画は、「第1段階;地表からの調査予測研究段階」、「第2段階;研究坑道の掘削を伴う研究段階」、「第3段階;研究坑道を利用した研究段階」の3段階からなる。現在は、第2段階及び第3段階の調査研究を進めている。第2段階の調査研究では、第1段階で適用した地質環境特性評価にかかわる調査計画立案や調査手法、モデル化手法などの個別要素技術の有効性などを評価する。また、設計・施工と安全評価の観点から、地質環境調査結果を安全評価や設計に反映するための合理的な調査項目の組合せ方や、調査から解析、評価までのデータの流れを整理した統合化データフローを更新する。統合化データフローとは、調査からモデル化・解析までの合理的な道すじを示したものである。本報告書では、第2段階の調査研究における研究成果をもとに、統合化データフローを更新した結果を取りまとめたものである。なお、統合化データフローは研究の進捗などを踏まえて適宜更新する。

報告書

廃ゼオライトの長期保管方策の検討; 水素拡散/燃焼影響評価解析システムの整備

寺田 敦彦; 竹上 弘彰; 上地 優; 日野 竜太郎

JAEA-Data/Code 2013-011, 53 Pages, 2014/03

JAEA-Data-Code-2013-011.pdf:4.29MB

福島第一原子力発電所の事故では、汚染滞留水を淡水化するため、放射能源であるセシウムをゼオライトで吸着し除去する汚染水処理システムが稼働している。ゼオライトは吸着塔に充填して使用され、使用済みの廃ゼオライトは吸着塔に充填したまま長期保管する。このとき、廃ゼオライトに吸着された水分や吸着塔内の残留水が放射線分解して水素と酸素を発生する。そこで、水素拡散挙動や、万が一の水素燃焼・爆発に対する安全対策の妥当性を確認するため、詳細な水素濃度/温度分布をもとに、水素燃焼・爆発事故時の事象推移とそれらの影響を解析する水素拡散/燃焼影響評価解析システムを整備した。本報告では、整備した解析システムの概要、機能確認のために実施した予備解析評価結果を紹介する。

報告書

広域地下水流動研究における地下水の水圧長期モニタリング(2012年度)

別府 伸治; 狩野 智之*; 竹内 竜史

JAEA-Data/Code 2013-012, 43 Pages, 2013/12

JAEA-Data-Code-2013-012.pdf:3.68MB
JAEA-Data-Code-2013-012-appendix(CD-ROM).zip:151.23MB

広域地下水流動研究は、広域における地表から地下深部までの地質・地質構造、岩盤の水理や地下水の水質を明らかにするために必要な調査・解析技術などを開発することを目標として、1992年度より調査研究を開始し、2004年度末をもって主な現場調査を終了した。2005年度からは、土岐花崗岩における水理学的・地球化学的な基礎情報の取得及び地下水流動解析結果の妥当性確認のためのデータ取得を目的として、既存の観測設備を用いた表層水理観測及び、既存のボーリング孔を用いた地下水の水圧長期モニタリングを継続している。本報告書は、2012年度に実施した地下水の水圧長期モニタリングデータを取りまとめたものである。

報告書

Ni基合金異材溶接部に対する確率論的破壊力学解析コードPASCAL-NPの使用手引き

宇田川 誠; 勝山 仁哉; 鬼沢 邦雄

JAEA-Data/Code 2013-013, 145 Pages, 2013/11

JAEA-Data-Code-2013-013.pdf:4.55MB

軽水炉機器の経年劣化を考慮した構造健全性評価に関する研究の一環として、Ni基合金異材溶接部に対するPFM解析コードPASCAL-NPを開発した。PASCAL-NPは、Ni基合金、ステンレス及び低合金鋼等から成る異材溶接部や、原子炉圧力上蓋貫通部及び原子炉圧力容器底部スタブチューブのような複雑形状部において、SCCに伴う漏えいや破断等の機器類の破損確率をモンテカルロ法に基づき評価するものである。経年劣化事象として、PWR一次系水質環境中応力腐食割れ(PWSCC)及びNi基合金のBWR水質環境中応力腐食割れ(NiSCC)を対象として、多様なき裂発生箇所、き裂方向を想定した解析機能を有するとともに、材料強度、き裂進展速度及び残留応力分布等のばらつきを考慮して、き裂発生及びき裂進展評価、並びに破損確率解析を実施することができる。本報告書は、解析の根拠となるデータをまとめるとともに、本解析コードの解析実行方法及び損傷事例解析結果についてまとめたものである。

報告書

軽水炉燃料解析コードFEMAXI-7のモデルと構造(改訂版)

鈴木 元衛; 斎藤 裕明*; 宇田川 豊; 天谷 政樹

JAEA-Data/Code 2013-014, 382 Pages, 2014/03

JAEA-Data-Code-2013-014.pdf:16.36MB

FEMAXI-7は、軽水炉燃料の通常運転時及び過渡条件下のふるまい解析を目的とするコードの最新バージョンとして、ソースコードの整備及び解読の効率化を図るためにサブルーチンやファンクションのモジュール化とコメント記述の充実を図り、コードのさらなる拡張を容易にした。また、新しいモデルを追加するとともに、ユーザーの使いやすさにも考慮して多くのモデルのパラメータを整理した。本報告は、FEMAXI-7の設計、基本理論と構造、モデルと数値解法、改良と拡張、採用した物性値等を詳述した最初の報告書JAEA-Data/Code 2010-035の改訂版である。その後3年を経て、モデルに関する説明の追加・整理を行い、改訂版とした。

報告書

GoldSimによる余裕深度処分を対象とした地下水シナリオ評価ツールの作成

酒谷 圭一; 菅谷 敏克; 中谷 隆良; 船橋 英之

JAEA-Data/Code 2013-015, 63 Pages, 2013/11

JAEA-Data-Code-2013-015.pdf:8.75MB

余裕深度処分の安全評価においては、処分施設閉鎖後、数十万年に渡る超長期的な時間軸での被ばく線量を評価し、現在のみならず、将来の公衆に対する安全性を確認することが必要である。日本原子力研究開発機構では、保有する原子力施設等の運転及び解体に伴い発生する放射性廃棄物のうち、余裕深度処分対象廃棄物の安全な処分の実現を目指し、平成20年度より一次元移流分散方程式をベースとした核種移行解析が可能な汎用シミュレーションソフトウェア「GoldSim」を用いて被ばく線量評価ツールを作成するとともに、対象廃棄物を処分した場合の被ばく線量評価を進めてきた。また、評価ツールについては、旧原子力安全委員会の安全審査指針など、最新の評価の考え方を反映しながら、随時改良を加えてきた。本報告書は現在までに作成した評価ツールのうち、"地下水シナリオ"(処分施設から漏出した核種が地下水を介して生活環境へ移行し、その地下水を利用する経路に関し評価するシナリオ)を対象に作成した評価ツールについて、想定する処分システムの機能、バリアの構成や性能に基づいた核種移行モデルの考え方、地下水による核種移行にかかわる評価式及び被ばく線量評価式、評価ツールの構成を解説したものである。

報告書

超深地層研究所計画における表層水理観測データ集; 2010$$sim$$2011年度

佐藤 成二; 尾方 伸久; 竹内 竜史; 武田 匡樹

JAEA-Data/Code 2013-016, 50 Pages, 2013/12

JAEA-Data-Code-2013-016.pdf:7.85MB
JAEA-Data-Code-2013-016-appendix(DVD-ROM).zip:514.1MB

日本原子力研究開発機構東濃地科学研究ユニットでは、超深地層研究所計画の一環として、地下水流動解析における上部境界条件を与える岩盤浸透量の水収支解析による算出、水理地質構造モデルのキャリブレーションに必要なデータの取得および研究坑道掘削に伴う浅層の地下水環境の変化の把握を目的として、表層水理観測を実施している。表層水理観測は、蒸発散量算出のための気象要素、降水量、河川流量、地下水位および土壌水分の観測を、正馬川流域、正馬川モデル流域および瑞浪超深地層研究所用地で実施している。本報告では、2010$$sim$$2011年度の上記流域等で得られた気象要素,降水量,河川流量,地下水位,土壌水分について、欠測や異常値を示すデータの補正・補完を行いデータセットとして取りまとめた。また、研究坑道掘削工事における周辺環境モニタリング調査の一環で取得されている狭間川の河川流量データを用いて、2003$$sim$$2011年度の本流域の岩盤浸透量を算出した。

報告書

広域地下水流動研究における表層水理観測データ集; 2011年度

佐藤 成二; 尾方 伸久; 竹内 竜史; 武田 匡樹

JAEA-Data/Code 2013-017, 24 Pages, 2013/12

JAEA-Data-Code-2013-017.pdf:2.73MB
JAEA-Data-Code-2013-017-appendix(CD-ROM).zip:28.79MB

日本原子力研究開発機構東濃地科学研究ユニットでは、広域地下水流動研究の一環として、地下水流動解析における上部境界条件を与える岩盤浸透量の水収支解析による算出、水理地質構造モデルのキャリブレーションに必要なデータの取得を目的として、表層水理観測を実施している。観測項目は降水量及び河川流量であり、柄石川及び日吉川を観測流域としている。本報告では、2011年度の表層水理観測で得られた降水量,河川流量について、データの欠測や異常値を示すデータの補正・補完を行いデータセットとして取りまとめた。

報告書

幌延深地層研究計画地下施設建設におけるプレグラウチングの注入実績データ集; 換気立坑のプレグラウチング結果

澤田 純之*; 中山 雅; 石川 誠

JAEA-Data/Code 2013-018, 25 Pages, 2013/12

JAEA-Data-Code-2013-018.pdf:3.18MB
JAEA-Data-Code-2013-018-appendix(CD-ROM).zip:105.32MB

幌延深地層研究計画は、原子力政策大綱に示された深地層の研究施設計画の一つであり、堆積岩を対象として、日本原子力研究開発機構が北海道幌延町で進めているプロジェクトである。幌延深地層研究計画 第II期工事の完成時には、3本の立坑(換気立坑、東立坑、西立坑)を3深度の水平坑道(140m水平坑道、250m水平坑道、350m水平坑道)で結んだ地下研究施設が建設される予定である。本研究施設の建設場所は、北海道幌延町の北進地区であり堆積軟岩が広がっている。また、地下施設の建設箇所は声問層と稚内層の地層境界部に位置している。地上からのボーリング調査結果より、建設箇所には湧水を伴う断層の存在が確認され、地下水から遊離するメタンガスの発生も確認されている。本施設の工事中における安全確保の観点、地下施設建設後の地下施設からの坑内湧水量を抑制する観点から、湧水抑制対策としてプレグラウチングを実施している。本データ集では、(1)グラウチングデータの共有化および散逸防止を図ること、(2)今後のプレグラウチングを実施するための基礎データとすることを目的として、本施設建設工事の中で湧水抑制対策として実施された、換気立坑のプレグラウチングに関するデータを取りまとめたものである。

報告書

軽水炉燃焼組成の核データ感度データベース

大泉 昭人; 神 智之*; 横山 賢治; 石川 眞; 久語 輝彦

JAEA-Data/Code 2013-019, 278 Pages, 2014/02

JAEA-Data-Code-2013-019.pdf:13.33MB
JAEA-Data-Code-2013-019-appendix-(CD-ROM).zip:114.27MB

過去の軽水炉燃料から将来想定される軽水炉燃料(PWR及びBWRにおけるUO$$_{2}$$燃料及びMOX燃料の代表的燃料ピン仕様)の燃焼後燃料組成について、一般化摂動論に基づいた燃焼感度解析を行った。この解析においては、我が国の最新の核データライブラリJENDL-4.0と汎用炉心解析システムMARBLEを用い、主要な核種である、35個の核分裂生成物と18個の重核種の燃焼後数密度について、多群(107群)断面積、半減期及び核分裂収率に対する感度係数を算出した。算出した感度係数については、データベースとして電子ファイルをCD-ROMに格納した。本報告書では、重要な結果を包括的に示すとともに、個々の燃焼感度係数について、物理的なメカニズムを詳細に考察した。本報告書にまとめた感度係数は、核データ共分散や照射後試験データを組み合わせることによって、verification & validation等への要求に応えることが可能となる。また、核データに起因した不確かさを要因別に評価できるため、設計合理化のための方策を検討する上で、物性データの精度向上を目指した、核データ測定への提案や炉物理実験のニーズの抽出を行うために有効なデータベースとなることが期待される。

報告書

超深地層研究所計画における研究坑道での湧水量計測(2004$$sim$$2011年度)データ集

佐藤 成二; 尾方 伸久; 竹内 竜史; 武田 匡樹

JAEA-Data/Code 2013-020, 38 Pages, 2014/01

JAEA-Data-Code-2013-020.pdf:12.13MB
JAEA-Data-Code-2013-020-appendix(CD-ROM).zip:1.41MB

日本原子力研究開発機構東濃地科学研究ユニットでは、「地層処分技術に関する研究開発」のうち深地層の科学的研究(地層科学研究)の一環として、岐阜県瑞浪市において結晶質岩(花崗岩)を対象とした超深地層研究所計画を進めている。本計画は、「地表からの調査予測研究段階(第1段階)」、「研究坑道の掘削を伴う研究段階(第2段階)」、「研究坑道を利用した研究段階(第3段階)」の3段階からなる。研究所用地における第1段階の調査研究は、2002年度から2004年度まで実施され、2004年度からは第2段階の調査研究が、2010年度から第3段階の調査研究が開始されている。第2段階の調査研究では、「研究坑道の掘削を伴う調査研究による地質環境モデルの構築および研究坑道の掘削による深部地質環境の変化の把握」を段階目標の一つとして調査研究を実施しており、その一環として、研究坑道内への湧水量計測を2005年2月から実施している。本データ集は、2004年度から2011年度までに実施した研究坑道内での湧水量計測で取得したデータを取りまとめたものである。

報告書

Heat transfer from fuel rod surface under reactivity-initiated accident conditions; NSRR experiments under varied cooling conditions

宇田川 豊; 杉山 智之; 天谷 政樹

JAEA-Data/Code 2013-021, 43 Pages, 2014/02

JAEA-Data-Code-2013-021.pdf:2.74MB
JAEA-Data-Code-2013-021-appendix(CD-ROM).zip:126.49MB

軽水炉の反応度事故において、燃料ペレット温度の上昇に伴って生じる被覆管温度の上昇は、燃料の変形及び破損挙動を決定づける因子の一つとなる。冷却水の沸騰を伴う被覆管表面の伝熱挙動は、冷却水の圧力、サブクール度、流速等の影響を受けることから、これらのパラメータが反応度事故条件下の被覆管表面伝熱挙動に及ぼす影響を調べるため、大気圧から約16MPaの圧力、約10から80Kのサブクール度、静止水から約3m/sまでの流動水等、広範な冷却水条件にわたる反応度事故模擬実験が、原子炉安全性研究炉(NSRR)において実施された。また室温大気圧条件については、試験炉で予備照射された燃料についてもNSRR実験が行われ、データが取得されている。本報告は、反応度事故条件下における被覆管の伝熱挙動に関するデータ及び知見の取得を目的として行われたNSRR実験のうち、有効な被覆管温度データの取得に成功した実験ケースについて、これまでに公開されていないケースを含め体系的にとりまとめ、冷却水の圧力,サブクール,流速,予備照射の有無等諸パラメータの効果について整理したものである。

報告書

幌延深地層研究計画; 平成24年度地下施設計測データ集

稲垣 大介

JAEA-Data/Code 2013-022, 116 Pages, 2014/03

JAEA-Data-Code-2013-022.pdf:8.83MB
JAEA-Data-Code-2013-022-appendix(DVD-ROM)-1.zip:4112.42MB
JAEA-Data-Code-2013-022-appendix(DVD-ROM)-2.zip:4186.23MB
JAEA-Data-Code-2013-022-appendix(DVD-ROM)-3.zip:3175.59MB
JAEA-Data-Code-2013-022-appendix(DVD-ROM)-4.zip:3945.48MB
JAEA-Data-Code-2013-022-appendix(DVD-ROM)-5.zip:1257.91MB

日本原子力研究開発機構は、幌延深地層研究計画に基づき、地下施設の建設とともに第2段階の調査研究を実施している。本調査研究では、計測データを当該切羽や後続施工箇所の設計・施工にフィードバックする情報化施工プログラムを適用しており、掘削ごとに岩相および割れ目などの壁面観察や、エコーチップ硬さ試験および点載荷試験等の原位置試験を行い、さらに特定断面では覆工コンクリート応力測定および地中変位測定等のデータを取得している。また、これらのデータを用い、第1段階で実施した地下施設の設計の妥当性評価を実施している。本報告書は、2012年度(平成24年度)に施工した東立坑と350m調査坑道で得られた調査・計測データをとりまとめたものである。

報告書

超深地層研究所計画における地下水の水圧長期モニタリング(2012年度)

別府 伸治; 狩野 智之*; 竹内 竜史; 尾方 伸久

JAEA-Data/Code 2013-023, 94 Pages, 2014/03

JAEA-Data-Code-2013-023.pdf:14.94MB
JAEA-Data-Code-2013-023-appendix(DVD-ROM).zip:554.56MB

超深地層研究所計画は、「第1段階; 地表からの調査予測研究段階」、「第2段階; 研究坑道の掘削を伴う研究段階」、「第3段階; 研究坑道を利用した研究段階」の3段階からなる約20年の計画であり、現在は、第2段階および第3段階における調査研究を進めている。本計画の第2段階では、「研究坑道の掘削を伴う調査研究による地質環境モデルの構築および研究坑道の掘削による深部地質環境の変化の把握」を目標としており、その一環として、地下水の水圧長期モニタリングを実施している。本報告書は、2012年度に実施した地下水の水圧長期モニタリングデータを取りまとめたものである。

報告書

超深地層研究所計画における地下水の地球化学に関する調査研究; 瑞浪層群・土岐花崗岩の地下水の地球化学特性データ集(2012年度)

大森 一秋; 新宮 信也*; 増田 薫*; 青才 大介*; 乾 道春*; 岩月 輝希

JAEA-Data/Code 2013-024, 284 Pages, 2014/03

JAEA-Data-Code-2013-024.pdf:34.27MB

日本原子力研究開発機構は岐阜県瑞浪市で進めている超深地層研究所計画において、研究坑道の掘削が周辺の地下水の地球化学特性に与える影響を把握することを目的とした調査研究を行っている。本データ集は、超深地層研究所計画において、2012年度に実施した地下水の採水調査によって得られた地球化学データを取りまとめたものである。

報告書

ピン・イン・ブロック型高温ガス炉の燃料棒からの核分裂生成物放出量計算コードFORNAX-A

相原 純; 植田 祥平; 中川 繁昭; 沢 和弘; 大橋 弘史; 橘 幸男

JAEA-Data/Code 2013-025, 64 Pages, 2014/03

JAEA-Data-Code-2013-025.pdf:2.54MB

FORNAX-Aは、ピン・イン・ブロック型の高温ガス炉燃料からの核分裂生成物(FP)放出量を計算するための計算コードである。本稿は、このFORNAX-Aの概要及び基礎式を説明するものである。FORNAX-Aはフィックの法則に基づいており、通常運転時及び、黒鉛スリーブ・燃料コンパクトの破損(酸化を含む)及び燃料核の溶融を伴わない事故時(核分裂停止,温度上昇等)におけるFP放出量の計算を行うことができる。

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