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全面腐食進展による炭素鋼オーバーパックの寿命解析

Analysis of carbon-steel overpack degradation associated with general corrosion process

渡邊 正敏; 武田 聖司 ; 木村 英雄

Watanabe, Masatoshi; Takeda, Seiji; Kimura, Hideo

高レベル放射性廃棄物地層処分の際の廃棄物格納容器である炭素鋼オーバーパックは、処分後少なくとも1,000年間の核種閉じ込め性が要求されているが、局部腐食等の腐食形態によっては比較的早い時期にオーバーパックが破損し、核種移行時期に影響を及ぼすことが考えられるので、腐食進展によるオーバーパック破損時期の評価を行うことは極めて重要である。このようなことから、日本原子力研究開発機構では、腐食進展によるオーバーパック破損時期を評価するための「炭素鋼オーバーパック寿命評価コード」開発を行っている。本コードは、緩衝材間隙地下水中のpHが脱不動態化pHを下回り、炭素鋼が活性態の状態である場合に発生が考えられる全面腐食及び炭酸塩応力腐食割れによるオーバーパック破損時期評価を行うものであり、地下水中の溶存酸素濃度,腐食速度等のパラメータ不確かさの影響評価を可能とする確率論的評価コードとして整備を行っている。本講演においては、地層処分環境における炭素鋼オーバーパックに最も発生可能性が高いとされている全面腐食について、本コードを用いた確率論的評価の一例を報告する。

no abstracts in English

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