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長期水圧モニタリング結果を用いた水理地質構造モデルの検討,2

Study of the hydrogeological conceptual model by long-term hydraulic pressure monitoring data, 2

毛屋 博道; 武田 匡樹 ; 竹内 竜史  

Keya, Hiromichi; Takeda, Masaki; Takeuchi, Ryuji

超深地層研究所計画の岩盤水理に関する調査研究では、研究坑道の掘削に伴う地下水位や地下水圧といった地下水流動場の変化に関するデータに基づく地下水流動解析を通じて、岩盤中の透水性分布の推定結果を表現した水理地質構造モデルを更新している。この地下水流動場の変化に関するデータを取得するため、地下水長期モニタリングを実施している。本研究では、研究坑道深度約400mまでの掘削の期間に得られた長期水圧モニタリング結果を用いて、研究坑道掘削時のイベントに伴う全水頭の変化から水理学的連続性や水理地質構造に関する検討を行った。その結果、地下水長期モニタリングの継続的な実施と研究坑道掘削時の作業イベントに関する情報を整理することで、水理学的連続性の把握や水理地質構造の区分の推定が可能であることを示すことができた。これらのことから、研究坑道掘削時の長期水圧モニタリングは、水理地質構造モデルの妥当性確認や更新に必要な情報を取得する有効な方法であることが確認できた。

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