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福島県産バーミキュライトによるCs吸着と化学脱離について

Cs adsorption and chemical desorption with Fukushima vermiculite

鈴木 伸一; 矢板 毅; 門馬 利行 ; 中山 真一 ; 横山 信吾*; 八田 珠郎*; 山田 裕久*

Suzuki, Shinichi; Yaita, Tsuyoshi; Momma, Toshiyuki; Nakayama, Shinichi; Yokoyama, Shingo*; Hatta, Tamao*; Yamada, Hirohisa*

東京電力福島第一原子力発電所の事故により、大量の放射性物質(放射性セシウム: Cs)が大気中に放出され福島県を中心に広範囲に拡散し既に2年以上が経過した。これらの放射性Csの挙動には粘土鉱物が大きく関与しているが、粘土鉱物へのCsの吸着・脱着挙動の詳細は十分には解明されておらず、福島県内にはギガトンの汚染土壌が仮置き状態にあり現在も増え続けている。そこで、日本原子力研究開発機構では、物質・材料研究機構を含む12機関(8大学, 3独法, 1財団)とともに「セシウム吸脱着機構解明と減容化方法の開発」研究を平成24年度より開始した。原子力機構では、量子ビーム等の最先端の分析手法と計算科学を用いるとともに化学除染を駆使し、理論的に吸脱着機構を解明し、新しい脱離法の開発とその利用による放射性廃棄物の減容化を目指して研究を実施している。本発表においては、特に福島県小野町で産出されるバーミキュライトを用い、Csの吸着及び化学試薬を用いた脱離研究(化学除染)を行ったのでその結果について報告する。

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