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過酷事故炉を対象とした迅速遠隔分析技術開発,6-1; レーザー誘起ブレークダウン発光分光のキャリブレーションフリーによる定量分析

Development of quick and remote analysis for severe accident reactor, 6-1; Calibration-free quantitative analysis of Laser-Induced Breakdown Spectroscopy (LIBS)

赤岡 克昭 ; 狩野 貴宏 ; 若井田 育夫  

Akaoka, Katsuaki; Karino, Takahiro; Wakaida, Ikuo

LIBSによる元素組成の定量分析は、通常、選定したスペクトルの強度比から得られた検量線が用いられるが、スペクトル選定等には専門的知識を必要とすることから、それらを要しない最小二乗法を用いたスペクトル解析による検量線作成の方法を提案してきた。しかし、東京電力HD福島第一原子力発電所の事故により生じた燃料デブリ等の炉内におけるその場分析等においては、実験室等で作成した検量線をそのまま用いて定量分析をすることが困難である場合が想定される。そこで、我々は、検量線を用いる必要のないキャリブレーションフリーによる定量分析について検討し、評価した。

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