過酷事故炉を対象とした迅速遠隔分析技術開発,7-1; レーザー誘起ブレークダウン分光法(LIBS)における照射角度変化及び焦点位置からの偏差による定量分析への影響

Development of quick and remote analysis for severe accident reactor, 7-1; Effect of angle dependence and deviation from focal position on quantitative analysis in Laser-Induced Breakdown Spectroscopy (LIBS)

狩野 貴宏 ; 赤岡 克昭 ; 若井田 育夫  

Karino, Takahiro; Akaoka, Katsuaki; Wakaida, Ikuo

レーザー誘起ブレークダウン発光分析法(LIBS)は、試料の前処理をすることなく遠隔から分析を行うことが出来るため、我々は福島第一原子力発電所炉内における燃料デブリのその場分析に用いることを提案している。燃料デブリを分析するにあたり、デブリ表面の凹凸やレーザーが焦点位置からずれて照射された際の影響を調べる必要がある。本研究では、これらの影響が発光スペクトルにどのような変化を与えるか調べ、検量線を用いた定量分析への影響を検証した。

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