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Reversible structure change in graphene/metal interface by intercalation and deintercalation

インターカレーション及びデインターカレーションによるグラフェン/金属界面の可逆的構造変化

深谷 有喜   ; 圓谷 志郎*; 境 誠司*

Fukaya, Yuki; Entani, Shiro*; Sakai, Seiji*

本研究では、全反射高速陽電子回折を用いて、Ag及びAu原子のインターカレーションによるCo(0001)表面上の単層グラフェンの界面構造変化について調べた。動力学的回折理論に基づく構造解析の結果、400$$^{circ}$$C以上のアニールによりAg及びAu原子はインターカレーションを起こし、グラフェンの高さが2.04${AA}$から3.24${AA}$ (Ag)および3.32${AA}$ (Au)に変位することがわかった。700$$^{circ}$$Cでのさらなるアニールにより、Ag原子はデインターカレーションを起こし、グラフェンの高さがインターカレーション前のものに戻る。一方、Au原子では900$$^{circ}$$C以上にアニールしてもデインターカレーションを起こさない。この違いは、Ag及びAu原子の熱脱離過程における活性化エネルギーの差によって説明できる。

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分野:Materials Science, Multidisciplinary

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