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報告書

雨水・河川水の採取・分析(平成13年度)

浅井 和見*; 加藤 勇治*

JNC TJ7420 2002-026, 156 Pages, 2002/03

JNC-TJ7420-2002-026.pdf:5.69MB

超深地層研究所用地内を対象に、地球科学的な上部境界条件とその条件幅を設定することを目的に、2001年8月$$sim$$2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄与の大きいことが明らかとなった。2)雨水の化学成分・同位体比は、経時変化が大きい。この変動は、気団や降雨強度などの気象条件に依存している。特に、$$delta$$18O・$$delta$$D値は、降水をもたらす気団によって大きく変化する。3)正馬川の水素組成は、Ca(HCO3)2型である。そして、河川水質の経時変化は小さく、雨水が地下で混同して流出していることが示唆された。4)正馬川の河川水は、還元状態にあった地下水(基底地下水)と酸化環境下にあった地下水(降雨表層地下水)とが混同して流出している可能性が示唆された。5)正馬川に顕著な人為的汚染は認められなかった。

報告書

雨水・河川水の採取・分析(平成12年度)

浅井 和見*

JNC TJ7440 2001-017, 633 Pages, 2001/03

広域地下水流動研究領域および超深地層研究所用地内を対象に、地球化学的な上部境界条件とその条件幅を設定し、地下水涵養量の設定について検討することを目的に、2000年7月$$sim$$2001年3月まで、雨水、河川水(正馬川、柄石川)の採取および分析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してph5.6以下の酸性雨であった。また、夏季は人工汚染、秋季から冬季には大陸起源の硫黄の寄与が大きくなる。2)雨水の同位対比・化学成分は、経時変化が大きい。この変動は、気団の種類や降雨強度および雲内での対流状況などの気象条件に依存している。3)正馬川と柄石川は、ともに天水起源である。そして、河川水の経時変化は小さく雨水が地下で十分に混同して流出していること、地下水涵養は夏季の降雨が支配的であること、および両河川では互いに領域外からの地下水涵養,流動は極めて少ない。4)河川水の水質組成は、正馬川では主にCa(HCO3)2型,柄石川ではNaHCO3型の傾向を示し、異なる水質形成機構を有していることが推察された。5)正馬川のイオン成分は、還元環境下にあった地下水(基底地下水)と酸化環境下にあった地下水(降雨表層地下水)とが混合していると推察された。一方、柄石川の化学成分は雨水に依存しているものと推察された。6)正馬川・柄石川ともに顕著な人為的汚染は認められなかった。7)以上の結果を用いて、地下水の涵養,流出モデルを提案し、瑞浪層群への地下水の涵養に関する考察の可能性を明らかにした。

論文

沿岸海底下での地下水採取技術の開発とその適用 -黒部川扇状地沖合での例-

三枝 博光; 浅井 和見*; 中田 智浩*; 谷口 真人*; 嶋田 純*

地下水学会誌, 43(4), p.279 - 287, 2001/00

沿岸海底下からの地下水採取技術の開発を行なった。ここでは、ダイバーによる潜水によって調査が可能な水深(約30$$sim$$40m)程度までの領域において、海水との混合を防ぎ、かつ大量の地下水採取を可能にすることを目的とした。具体的には、海底下に長さ60cm程度の採水用針を刺し、複数の三方コックとプラスチックシリンジ、マイラーバッグを組み合わせることにより、1回の作業で1リットル以上の採水を行なうことを可能にした。この手法を黒部川扇状地沖合の淡水湧水地点において適用した。その結果、本手法では、海水との混合をすることなく淡水の地下水を採取することが可能であることを確認した。また、今回の採水では、採水地点(2箇所)から各々約1リットルの地下水を採水することができた。採取された地下水の主成分組成および安定同位体の値は、今までに黒部川扇状地の陸域で報

論文

沿岸海底からの淡水性湧水の採水 -黒部川扇状地沖合での例-

三枝 博光; 徳永 朋祥*; 浅井 和見*

月刊地球, 23(12), p.857 - 862, 2001/00

現在、黒部川扇状地沖合で、これまでの陸域の地下水調査の成果を踏まえ、海域における地下水湧水の実態をとらえるとともに、新しい沿岸域の水循環に関する考え方を提案することを目的とした調査・検討を行っている。本報告では、沿岸域における淡水性湧水の調査方法とその結果についてまとめた。

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