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報告書

海外ウラン資源探査 -探査技術とりまとめ-

飯田 義正; 伊藤 洋昭; 笹尾 英嗣; 鶴田 忠彦; 永島 礼二; 三谷 稔; 小林 孝男

JNC TN7410 2001-007, 330 Pages, 2001/03

JNC-TN7410-2001-007.pdf:30.03MB

1998(平成10)年10月、動燃事業団からサイクル機構への改組に伴い、海外ウラン探鉱の業務は整理事業となり、2002(平成14)年9月30日までに、その業務を終了することとなった。本書は動燃事業団のウラン探鉱活動によって得られた成果の集大成として作成したものである。現在、低迷するウラン市況を反映して、ウラン探鉱を専門とする技術者は、我が国にはほとんど残されていない。しかし、2010年代以降には、各種調査の必要性が再認識されると予想される。本書は、10$$sim$$20年後にウラン探鉱を始めるであろう技術者に役に立つタイムカプセルとなることを意図して編集したものである。ウラン資源探査とそれに関係する諸情勢は、30年程の短い期間に大きく変化してきた。このため、例えば20年前あるいは10年前に書かれたウラン資源探査に関する知識や見解は、現在では故事となっている場合が少なくない。ある時代には重要であった技術も、現在では利用されなくなっていることも多い。本書の作成にあたっては、今後20年間は利用価値を見失わないことを最終目標に、可能な限り最新の情報を収録した。また、なるべく歴史的な概念と今後の見通しが得られるような内容とすることに努めた。第II章では、ウラン資源探査に関連する情報及びその歴史や特性について、様々な角度から概観する。第IIIでは、今後とも探査対象として重要と考えられる地域について、それぞれの地域ごとに異なる地質や鉱床の特質及びこれらが反映された各地域特有のウラン探査手法に概要を取りまとめた。なお、他社との共同調査及び移転、売却したプロジェクトのデータ等についてはそれぞれの契約書の規定や守秘義務等から掲載することができないため、本章の内容は既に公表されている文献や資料に基づいている。第IVでは、カナダとオーストラリアを対象として、探査に係わる政策・法規あるいは探査を行う上での実務的な内容を取りまとめた。最後に付録として、動燃事業団として行ってきた海外(調査)探鉱活動の位置づけ、変遷、年表、並びに関係文献リストを付した。本書は、動燃事業団の海外探鉱活動の記録として最終のものとなる。

論文

記載シートを用いた組織的な岩芯の記載 -ウラン探鉱を例として-

笹尾 英嗣; 鶴田 忠彦; 飯田 義正

サイクル機構技報, (7), p.39 - 46, 2000/06

不整合関連型鉱床を対象としたウラン探鉱活動において、組織的な岩芯記載を行うためにサイクル機構が使用している記載シートの紹介を行った。記載シートは観察すべき項目の統一、データの品質の確保、そして作業効率の向上を目的としており、砂岩記載シート、基盤岩記載シート、計測データ記録シートの3種類からなる。これらのシートは、世界最大のウラン鉱床地帯であるカナダ・アサバスカ地域へ進出した際に、サイクル機構が独自に作成したものであり、ウラン鉱化に関連する様々な特徴を把握できるよう、改良を加えてきた。その結果、記載すべき項目とその精度、そして作業効率の3点において、非常にバランスの取れた記載シートを考案できた。

論文

カナダ、アサバスカ地域クリスティーレイク地区の探査経緯と鉱床概況

飯田 義正

資源地質, 49(2), p.147 - 150, 2000/00

クリスティーレイク地区は、カナダ・サスカチュワン州北部のアサバスカ盆地東部のYalowegaLake付近に位置する。鉱区の中心は北緯57°50'、西経104°52'付近にある。当地区の近隣には、アサバスカ盆地の代表的なウラン鉱床であるMcArthurRiver鉱床(当地区の南西約15km)およびCigarLake鉱床(北東約30km)がある。サイクル機構の現地子会社であるPNC Exploration(Canada)Co.Ltd.が不整合関連型ウラン鉱床を探査対象として、1985年に鉱区を取得し、1986年より物理探査をそれぞれ開始した。その後、1989年にポールベイ鉱床を発見し、1993年にはその近傍でケンペン鉱体を捕捉した。これまでの調査から、合計約9,000トンU3O8(平均品位3.2%U3O8)の地質埋蔵鉱量が推定されている。

論文

ウラン資源開発の特質と動燃事業団の探査活動

飯田 義正

資源と素材, 115(12), p.903 - 908, 1999/00

動燃事業団は、資源の乏しい我が国の安定的ウラン供給源確保のために、日本の民間企業の活動の及ばないリスクの高い段階の探査業務を担当してきた。 ウラン価格は1970年代に高騰したが、1970年代の終わりには供給過剰となって1980年に価格が下落し、さらに1990年以降、東西冷戦構造の崩壊に伴って旧ソ連圏の在庫が大量に西側市場に流入したことから、ウラン価格は非常に低い水準で推移するに至った。 価格低迷に伴う民間企業の探査事業からの撤退を踏まえ、動燃はグラスルートの探査から主要鉱床地帯での調査へと重点を移行させるとともに潜頭鉱床を対象とした探査技術等の向上を図った結果、獲得鉱量は大幅に増加した。しかし、1998年2月の原子力委員会決定により、1998年10月、動燃からサイクル機構への改組に伴って、ウラン資源事業から撤退する

論文

高品位ウラン鉱石の密度推定方法

飯田 義正

動燃技報, (104), p.135 - 140, 1997/12

カナダ、アサバスカ地域のウラン鉱石は、密度の変化が非常に大きい。これは、密度の高いウラン鉱物と随伴金属鉱物の品位変動が大きいことと、間隙率の変化が大きいことによる。多数の鉱石試料の乾燥密度を正確に測定することは実際上困難なので、このように密度変化の幅が大きいと、資源量を計算する際の問題となる。実際の鉱石について検討した結果、化学分析値から粒子密度を計算で求め、これと湿潤密度の実測値から乾燥密度を求めるのが実際的であることが分かった。

論文

アサバスカ層群マニトーフォールズ累層の地質層序と対比

飯田 義正; 池田 幸喜; 鶴田 忠彦; 山田 康夫; 伊藤 洋昭; 後藤 淳一

動燃技報, (99), p.73 - 80, 1996/09

マニトーフォールズ累層は、カナダ,サスカイワン州北部のウラン鉱床地帯(アサバスカ盆地)に広く分布する原生代の厚い地層である。試錐により地下の地質構造を詳しく調べるためには、地層を出来るだけ細かい単位に区分して、それらを識別/対比する必要がある。しかし、マニトーフォールズ累層は、砂岩および礫岩だけから構成され、凝灰岩層や炭層のような簡単に識別できて連続性のよい地層(鍵層)を挟まない。このため、アサバスカ盆地東部に位置するクリスティーレイクB地区において、礫層の量比と最大礫径の変化や自然放射能検層のデータを利用して、注意深い試錐孔間の対比を基に地層区分を行った。その結果、同累層を9層のユニットに区分した。また、各ユニットの識別のための方法の一つとして、自然放射能検層データのパワースペクトルの比較を試みた。これにより、地層堆積の周期性の特徴が地層の識別に有効なことが分かった。

論文

検層深度誤差の原因と補正

飯田 義正; 池田 幸喜; 伊藤 洋昭; 後藤 淳一

動燃技報, (98), p.54 - 58, 1996/06

地質構造の詳細な解析に試錐孔内検層の情報が利用できる.しかし,通常,携帯用検層器の深度は,400$$sim$$500Mレベルで,数メートル程度ずれる.したがって,深度誤差の原因を知るとともに,できるだけ正確な検層深度補正を行う必要がある.カナダ アサバスカ盆地で実施した試錐について,試錐孔の全深度にわたるロッド内放射能検層の深度と試錐岩芯深度との詳細な対比を行った.その結果,検層深度のズレに共通する傾向のある事が分かりこれに関する経験式(2次の多項式)を求め,更生曲線とした.また,この式の物理的な意味づけを行い,深度誤差の原因を考察した.

論文

アサバスカ層群マニトーフォールズ累層の地球科学的特性と試錐孔評価,1; 統計的データ解析によるしきい値の設定と変質度指数の導出

飯田 義正

動燃技報, (97), p.29 - 45, 1996/03

カナダ,サスカチワン州北部の不整合関連型ウラン鉱床地帯に位置し,動燃事業団の単独鉱区であるクリスィーレイクB地区において,鉱床を覆う砂岩層(アサバスカ層群マニトーフォールズ累層)の地球化学的特性を調査中である.これまでの調査の結果,鉱床を取り巻く鉱物,元素ハローの特徴を把握するとともに,各変量に対する敷居値(異常と識別する下限の値)を定めた.また,主成分分析により,各探査試錐孔ごとの,砂岩層に関する地球化学的な総合的指標を求めた.今後,これらの結果を実際の探査に適用することにより,鉱床の発見効率が向上するものと期待される.

論文

物理探査法を活用した潜頭鉱床の発見; カナダ北西準州アンドリューレイク鉱床の発見

飯田 義正; 長谷川 健; 茂田 直孝

動燃技報, (87), p.34 - 44, 1993/09

カナダ北西準州シーロン盆地北東部での不整合関連ウラン鉱床を対象とした物理探査の最近の進歩について、アンドリューレイク鉱床の発見などの実例を使ってとりまとめた。鉱化帯に伴う変質帯はエアボーン比抵抗調査,VLF比抵抗調査および重力探査によって低比抵抗異常および低重力異常として検出され得られることが実証された。これらの探査法を活用することによって、効率的な潜頭鉱床の探索が可能となった。変質岩の岩石学的分帯とそれらの物性との関係から、変質帯の物理モデルが構築された。このモデルは物理探査異常の評価に利用できる。

論文

Alteration and ore-forming processes of unconformity-related uranium deposit

飯田 義正

Resource Geology Special Issue No.15; Proceedings of the 29th International Geological Congress 1992, p.299 - 308, 1993/00

鉱物溶液平衡論に基づいた鉱化、変質帯の形成プロセスを、不整合関連型ウラン鉱床について考察した鉱床に伴う変質岩の鉱物共生関係を明確にし、その結果を用いて変質帯の鉱物分帯を行った。鉱物分帯のパターンから、カオリナイト-カリ雲母-スドーアイトの鉱物組み合わせが鉱化溶液と平衡関係にあったことが推論された。不整合関連型ウラン鉱床の鉱石は、ラフィトに密接に関連し硫砒鉱物に富む還元鉱と、グラファイトに伴わず赤鉄鉱に富む酸化鉱の2種類に大別される。このうち、酸化鉱については、鉱化溶液が変質帯を横切るにつれて構成鉱物組み合わせの変化に伴いPHが上昇することがその生成機構であると推論した。還元鉱はグラファイトまたはCH4によりウラニル錯体が還元されて生成したと考えられる。

論文

Alteration and ore-forming processes of unconformity-related uranium deposits

飯田 義正

29th International Geological Congress, 0 Pages, 1992/00

不整合関連型ウラン鉱床の変質鉱物の生成条件と平衡関係を詳細に検討した結果、推定される鉱床形成プロセスについて発表する。

論文

カナダ北西準州シーロン盆地北東部での不整合開連型ウラン鉱床を対象とした物理探査

長谷川 健; Davidoson, G. I.*; Wollenberg, P.*; 飯田 義正

鉱山, 44(4), 27- Pages, 1990/00

None

論文

論文

Changes of Uranium Exploration Technology and Long-Term Market Economy-a Field Geologist Point of View-

飯田 義正

The Uranium Institute Mid-Term Meeting,Bisiness Affairts Form, , 

ウラン探査の特徴と歴史を概観し、長期的な市場に関する問題を指摘する。探査対象は、すでに潜頭鉱床へと移行し、長期的な成功確率は低下している。従って、需給バランスを保ための基本的な機能は以前に比べて弱くなったと言える。一方、生産のちゅうしん(探査におくれ)ようやく露頭鉱床から潜頭鉱床へと変わりつつある。(市場は、探査の必要性を感じていないのが現状だが)長期的な市場の安定のためには、探査努力を継続する必要がある。

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