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報告書

高速実験炉「常陽」運転経験報告書 : 補機冷却系統設備の運転経験

磯崎 和則*; 永山 哲也*; 伊東 秀明*; 星野 勝明*; 原 邦夫*; 黒沢 瀧一*; 村上 幸義*

PNC TN941 85-164, 73 Pages, 1985/11

PNC-TN941-85-164.pdf:2.55MB

高速実験炉「常陽」の補機冷却系は「補機系」,「空調系」,「ディーゼル系」の3つの系統から構成されている。各系統はプラント補機全般の熱除去,格納容器床下雰囲気を含む空調関係の冷却,非常用ディーゼル発電機の冷却を行っており,いずれも地味ではあるがプラントの運転・保全上欠かせない重要な系統である。▲補機冷却系統設備は,昭和51年1月の総合機能試験から昭和60年3月の100MWt第7サイクル運転終了までに約79000時間の運転実績を得た。この間,水質の一時的な悪化による冷却系統機器の腐食の進行,補機系揚水ポンプと空調系循環ポンプの外部電源喪失後の自動起動失敗,ディーゼル系冷却塔ストレーナーの目詰りによる一時的なディーゼル発電機冷却水断(一般系電源設備の点検のためディーゼル発電機を長時間運転中)等の不具合が発生したが,いずれも運転操作管理上の適切な対応によってプラント全体に影響を及ぼす事態は回避された。▲上記の不具合に対する設備上の対応として,水質の問題については,薬品注入設備や水ろ過設備の設置,ポンプ類の自動起動の信頼性については自動起動回路の改造を実施しており,運転管理上の対応とあいまって最近は安定した運転が継続されている。▲さらに,60年度は冷却塔の交換工事を行うことによって,冷却水温度の安定制御が可能となる他,ストレーナーの目詰りの問題も解決して,冷却水の安定供給の面でも,一層の信頼性の向上が計れた。▲

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