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報告書

マルチオフセットハイドロフォンVSP調査法の亀裂性岩盤への適用試験(その2)

伊藤 久男*; 中尾 信典*; 青木 和弘; 大湊 隆雄*; 宮崎 光旗*; 大澤 英昭; 木口 努*; 長谷川 健; 桑原 保人*; 三戸 嘉之

PNC TY7651 97-001, 131 Pages, 1997/07

PNC-TY7651-97-001.pdf:7.03MB

正馬様洞に掘削されている試錐孔(AN-1号孔)を用いて、マルチオフセットハイドロフォンVSP調査法の適用試験を実施した。本実験の目的は、VSPで観測されるチューブ波を解析することにより得られる透水性亀裂に関する情報と既存情報を対比することにより、マルチオフセットハイドロフォンVSP調査法の透水性亀裂の検出法としての適用性を検討することにある。発破震源と重錘落下震源の2種類の震源を用いて適用試験を実施したところ、重錘落下震源によるVSP記録は、発破震源の記録に比べてS/Nが低く低周波数であった。しかし、適切なデータ処理を行うことにより、深度20m$$sim$$559mの範囲の内、19深度でチューブ波の発生が確認でき、発破震源と同様に重錘落下震源を用いたハイドロフォンVSP調査から透水性亀裂を検出できることを示した。発破震源によるマルチオフセットハイドロフォンVSPデータを用いて、深度20m$$sim$$609mの範囲で15のチューブ波発生深度について解析を実施し、透水性亀裂の走向、傾斜角、透水係数を求めた。透水係数の多くは100mdのオーダーで求められた。BTV記録を用いて、全てのチューブ波発生深度に亀裂が存在することを確認した。チューブ波解析から求めた亀裂の走向と傾斜角の値を、BTV記録から得られた値と比較した結果、単一の亀裂が確認された深度などいくつかの深度で両者の値は良く一致したが、複数の亀裂が確認された深度などで両者の値が一致しない場合があった。両者の値が一致しないことについて検討したが、決定的なことはまだ明らかではない。本報告書は、ハイドロフォンVSP調査における重錘落下震源の適用性ならびにチューブ波解析結果(走向、傾斜角)とBTVデータとの比較検討を中心にまとめたものであり、チューブ波解析による透水係数に関する検討は「その3」として報告書にまとめる予定である。

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