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論文

Cosmic-ray muon radiography for reactor core observation

高松 邦吉; 竹上 弘彰; 伊藤 主税; 鈴木 敬一*; 大沼 寛*; 日野 竜太郎; 奥村 忠彦*

Annals of Nuclear Energy, 78, p.166 - 175, 2015/04

 被引用回数:10 パーセンタイル:64.63(Nuclear Science & Technology)

福島第一原子力発電所の燃料デブリの状況把握に向けた炉内可視化の技術開発として、原子炉内可視化に宇宙線ミューオンの適用性を検証するため、原子力機構のHTTRを対象とした炉内可視化予備試験を実施した。その結果、原子炉圧力容器(RPV)および原子炉格納容器(CV)の外側から、同時計数法を用いた宇宙線ミューオン可視化技術により、炉心および炉内構造物を可視化できた。

論文

宇宙線ミューオンによるHTTR内部構造の可視化予備試験

竹上 弘彰; 高松 邦吉; 伊藤 主税; 日野 竜太郎; 鈴木 敬一*; 大沼 寛*; 奥村 忠彦*

日本原子力学会和文論文誌, 13(1), p.7 - 16, 2014/03

東京電力福島第一原子力発電所(福島第一原発)の事故では、溶融・固化した燃料がデブリとなり、その一部は圧力容器を貫通し格納容器内に落下していると推定されており、燃料デブリの状況把握が重要な課題となっている。本研究では、原子炉の外側から燃料デブリの位置情報を取得するための一方策として、ミューオンを用いた原子炉内部構造の可視化の可能性を探るため、既存のミューオン測定装置を用いて日本原子力研究開発機構の高温工学試験研究炉(HTTR)内部構造の可視化予備試験を行った。さらに、予備試験の結果を基に、福島第一原発の可視化に適用する場合の課題を抽出し、対策を検討した。その結果、同時計数法を用いた宇宙線ミューオン可視化技術により、原子炉内の炉心、コンクリート壁といった特徴的な構造を可視化できることを示した。また、福島第一原発敷地内での測定における課題と対策を検討した結果、既存技術による装置の改造等で、新たな技術開発を行うことなく対応可能であることを示した。

報告書

オンサイト非破壊検査技術の開発; HTTRの内部構造可視化予備試験

竹上 弘彰; 寺田 敦彦; 野口 弘喜; 上地 優; 小野 正人; 高松 邦吉; 伊藤 主税; 日野 竜太郎; 鈴木 敬一*; 大沼 寛*; et al.

JAEA-Research 2013-032, 25 Pages, 2013/12

JAEA-Research-2013-032.pdf:3.56MB

本研究では、原子炉建屋外から非破壊で燃料デブリの位置情報を取得可能な技術の候補として、宇宙線ミューオンを用いた非破壊検査技術に着目した。この技術は地盤探査を目的として開発された技術であることから、原子炉内部調査への適用性を検証するため、既存のミューオン受光システムを用いて、大洗研究開発センターに設置されている高温工学試験研究炉(HTTR)の内部構造可視化予備試験を実施した。可視化予備試験の結果、同時計数法を用いたミューオン非破壊検査技術により、HTTR内部の炉心、コンクリートのような高密度の構造物が判別可能であることを示した。また、オンサイト測定における課題を検討した結果、既存装置の改良により対応可能であることを示した。

論文

宇宙線ミュー粒子による原子炉内部構造可視化試験

鈴木 敬一*; 大沼 寛*; 竹上 弘彰; 高松 邦吉; 日野 竜太郎; 奥村 忠彦*

社団法人物理探査学会第129回(平成25年度秋季)学術講演会講演論文集, p.131 - 134, 2013/10

福島第一原子力発電所では、事故により核燃料が冷却できず溶融したため、燃料デブリが原子炉格納容器の下部に溜まっていると推定される。廃炉のためには、この燃料デブリを取り出す必要があるが、現時点でその大きさや場所は不明である。しかし、燃料デブリに含まれるウランやプルトニウムは密度が大きく、宇宙線ミュー粒子の吸収が大きくなることから、高密度の物質を容易に透過する宇宙線ミュー粒子を用いることで、非接触かつ非破壊状態で原子炉内部の可視化ができると考えられる。そこで、高温工学試験研究炉(HTTR)の原子炉格納容器の外側に5つの測定点を設け、1測定点あたり5方向の扇形測線を設定し、HTTRを透過した宇宙線ミュー粒子を計測した。その結果、原子炉格納容器内にある原子炉圧力容器に相当する位置で高密度領域が確認され、宇宙線ミュー粒子による非破壊検査技術の可能性を示すことができた。今後も、福島第一原子力発電所での実用化に向けて研究開発を進める予定である。

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